AMラジオ1242 ニッポン放送
 
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2006年5月16日(火)開催
第2回 ニッポン放送番組審議会 議事概要
場所  ニッポン放送本社 役員会議室
出席者
(委員)長沼健副委員長、大内順子委員、福田宏之委員、石井幹子委員、米長邦雄委員、久石譲委員
(放送局)磯原裕社長、大沼渉常務、宮本幸一常務、近衛正通常務、甲田秀臣技術局長、森谷和郎編成局長、戸田修一制作部長、上村貢聖報道部長、加藤久雄スポーツ部長、田中厳美編成部長(事務局長)
議題 「亀渕昭信のオールナイトニッポン 35年目のリクエスト 青春のかけら届けます」 
 審議会の冒頭、まず、4月に実施された「首都圏ラジオ聴取率調査」の結果が報告された。ニッポン放送の平均聴取率は前回より0.1ポイント・アップの1.4%で今回も第2位だったが、春の番組改編から2週間足らずにもかかわらず、改編の狙いがリスナーに受け入れられつつあることが分かり、次のステップへのいい励みとなったことなどが説明された。また前回過去最低を記録したラジオ・リスナーの総数であるセッツ・イン・ユースが0.3ポイント・アップし、これは主にAMラジオの貢献の結果であり、今後もラジオ界全体のパワー・アップのため頑張って行くという決意が、ニッポン放送から表明された。
 続いて、「亀渕昭信のオールナイトニッポン 35年目のリクエスト 青春のかけら届けます」について審議が行われた。1969年から約4年、「オールナイトニッポン」のDJとして、当時の若者たちから圧倒的な支持を受けていた亀渕昭信が33年ぶりにパーソナリティを務めたこの番組は、偶然発見した35年前のオールナイトニッポン・リスナーからの手紙を元に、そのリスナーたちを訪ね、彼らに「青春のかけら」を届け、メ今モを生きる彼らの姿を描いた番組。約200通の手紙から元リスナーに連絡を取り、紆余曲折を経て、3人の元リスナーを訪ねることが出来た。この番組を通して、パーソナリティはリスナーとリスナーをつなぐもので、時代を超えて普遍的な存在であること、リスナーとの近距離感がパーソナリティやラジオに対する信頼感や絆を生み出し、それが今も生きていることが、あらためて確認されたことなどが説明された。また放送後、様々な年代の男女のリスナーから200通を超える感想のメールが届き、その一部も紹介された。
 それに対し委員から、「やっぱりラジオには他のメディアではできない力があると感じた」、「番組そのものが愛にあふれている」、「イマジネーションをかきたてるラジオの可能性を追求する必要がある」などの意見が出され、ニッポン放送から、今回の番組を通して再確認したオールナイトニッポンが作り出したものを、今後の番組に活かしてゆくことを誓って、第2回ニッポン放送番組審議会を終了した。
 次回は6月20日(火)に開催予定。
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