今週は、前回に引き続き、

『リコリス･リコイル』の監督！　足立慎吾さんにご登場いただきました！

前回放送では、『リコリス･リコイル』の”コンシェルジュ”として、

時間の許す限り「リコリス･リコイル」の魅力を熱烈提案してくれましたが、、、。

今週は、ゲストの方の魅力を深掘りし、リスナーに提案していく、

『アナタにゲストをコンシェルジュ！』のコーナー！

★足立監督の子供時代

「昔から絵だけを描いていたかと言われると、そうでもなかった」と口を開く監督。

ただ、「ドラえもんを描くことに関しては自分が一番うまい」と思っていたのに、

同じクラスの男の子に、自分よりドラえもんを描くのが上手い子がいて、

おまけにドラえもんだけでなく、他のキャラクターも描けていたのが悔しくて、

負けじと必死に絵を練習していたような子供時代だったそうです。

その「周りに負けたくない」という精神でここまでやってきた気がする、と語る監督。

なので他のアニメ作品もチェックしたり、自分にはないものを持っている人を見ると、

「なんで自分にはあれができないんだろう」と考えてしまうらしいです。

自分の世界を突き詰めて、他の作品には興味がないクリエイターさんもいますから、

本当に人それぞれのやり方があるんだなと感じますね…！

★アニメーターになろうと思ったきっかけ

芸大生の時に初めて、「アニメは絵を描いて動かしているんだ」ということを初めて知り、

アニメを中心に大学４年間を過ごしていたそう。

そこから大学３〜４年生の時に、ゲーム業界やテレビ局などで就職活動をしていたものの、

あまりうまくいかず、路頭に迷っていた時に、

芸大OBの先輩に声をかけてもらい、アニメーターになることを決意したんだとか。

元々アニメーターを強く志していたわけではなく、

”就活失敗からの運命の出会い”で、アニメーターになったというわけですね。。

あの時、ゲーム業界やテレビ局に受かっていたら、

リコリコ は生まれなかったのかもしれませんね…。。

★静止画と動画の楽しさの違い

アニメーターの中でも、「とにかく美しい絵を描きたい」という人と、

「かっこいいアクションの動きが描きたい」という人、

静と動のどちらを描きたいのかハッキリ分かれるんだそう。

足立監督は、元々アクションものの動きを研究したりしていたのもあって、

とにかく”動かし屋”になりたいと思っていたんだとか。

キャラクターデザインのお仕事をする時も、綺麗な絵を描かなくちゃという

義務感のようなものから描いていたそうなのですが、

パラパラ漫画を描くときはとにかく楽しい、こっちの方が好きだなと感じるそうです。

華麗なアクションが魅力のリコリコを観ていると、

足立監督のお話が納得だなと感じますね！

今回の「リコリス･リコイル」に関わってから、

アニメ制作の見方がだいぶ変わったと仰っていた足立監督。

初監督作品となった「リコリス･リコイル」が最後、どんな結末を迎えるのか、

そして、足立監督の次回作に期待が高まりますね！

★オリジナルTVアニメーション「リコリス・リコイル」公式サイト

https://lycoris-recoil.com/

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★次回の放送は、２０２２年９月２７日（火）２１：３０〜