上原隆 はたらくラジオ

2019.01.17

昨今の若者を取り巻く就職活動事情を考える

リスナーのみなさんから届いた「はたらく」についてのお悩みにお答えしているこの番組。成人の日でもある今回は、昨今の若者の就職活動事情についてお話ししました。

上原さんが見るリアルな就職活動の現状とは?

年末のニュースで今春卒業予定の高校生の就職希望者の内定率が前年の同じ時期より1.0%増の78.2%。9年連続上昇となりました。これは、高校生だけでなく、大学生も同様で、11月に発表された大学生の就職内定率も77%と過去最高。若者や学生にとっては今はいわゆる「売り手市場」と言われる時代です。つまり、会社側は採用が難しく、学生側は「ラク」とは言えないまでも戦いやすい状況にあります。

しかし、数字的には学生有利でも内定が早いか遅いかとかではなく、最後まで一生懸命に頑張り抜くことが大事です。つまり、これらの情報に踊らされないようにして欲しいのです。

40代50代の方の頃の就職活動と今の就職活動では同じ就職活動でも大きく様変わりしています。そこで、今回は実際に上原さんがリアルにみた現在の就職活動の様子をお伝えします。

上原:バブルの頃は、1人の学生に対して何社も内定が出て、面接に行かないのに内定が出たり、鹿児島にいる私の先輩たちの中には東京に会社説明会を受けに上京してくるたびに6万円くらい飛行機の交通費をもらう強者もいて、バイトをしに東京に行く感覚で会社説明会に来ていたくらい学生が強い時代でした。その後、就職氷河期に入り、バブルがはじけて地方の学生や男女間で情報の差があって、学生が苦しい思いをする時代がありました。
そして現在は、ネットで就職活動をおこなう時代が到来となります。学生は当たり前のようにパソコンやスマホで色々な会社の情報を検索したり、いろんな掲示板で情報を仕入れるわけです…

上原:今はいろんな情報が簡単に取れるようになって、最近では「インターンシップ」で入社前に実際に社内の仕事を体験したり、それぞれの業界・職種をまだ入社していないから全くわからないという学生に対して、細かくそれを体感させるようなプログラムが出てきています。完全に主流になってきていますね。

他にも、「インターンシップの良いところと問題点」、上原さんが見る「就職活動がうまくいく学生といかない学生」についてもポイントを絞ってお話ししました。

続きは下記のradikoで視聴いただけます!
http://radiko.jp/#!/ts/LFR/20190114203000

※2019年1月20日 23:59まで


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    一人ひとりの「働き方改革」に情熱を燃やす人材育成のプロフェッショナル。企業研修や大学講演などの登壇は3000回を超える。ニッポン放送でも「上原隆のオールナイトニッポンサポーターズ」始め多数の番組に出演。