今回は「この4月に育休が明け職場復帰したワーキングマザーの方」と電話をつないで仕事のホンネを伺います。
上原:もしもしー!
オレンジさん:もしもし?
上原:オレンジさん!こんばんはー。
オレンジさん:よろしくお願いします。
上原:今回、ワーキングマザーということですが、お子さんは何歳ですか?
オレンジさん:1歳4ヶ月になります。
上原:1歳4ヶ月か。じゃ、まだ小さいですね。保育園とかに行かれてるんですか?
オレンジさん:はい、この4月から保育園に通っています。
上原:これ、全力で応援したいテーマで、実は私も今、育児中なんです。絶賛、2歳の子育て中でございまして、共感できる部分がすごくあります。寝られてますか?
オレンジさん:なかなか・・(笑)
上原:そうですよね。大変なんじゃないかなと思います。今回、「仕事と家庭の両立」ということなので、まずは家庭から。
家庭の方でお困りとかお悩みとかありますか?
オレンジさん:4月から復帰して、私が仕事、家事、育児などやらなきゃいけないことに追われて余裕がなくなってしまって、余裕がある旦那が羨ましいというか・・それが苛立ちとかに変わってしまう・・
上原:ご主人がどういう時に苛立ちがあるんですか?
オレンジさん:例えば、夜に外でゆっくり食事をしてくるとか飲みに行ってくるとか・・
上原:ここを溜め込むと疲れてしまうので、ぜひ発散させる場が必要だと思うんですよね。ただ、発散が喧嘩で発散させるとか感情的になると元も子もないので、お互いに冷静な時に、「ちょっと今、こういう状況なんだ」ってことを話す必要があるんじゃないかと。
お子さんの送り迎えは時間の都合とかもあると思いますが、休日に子どもを散歩や公園に連れて行くとか・・最近、うちの近所の公園も土日はお父さんだらけで(笑)、平日できない代わりに役割としてやっているのかな。そういう分担はされていますか?
オレンジさん:いやー、できていないかもしれないですね。
上原:そうですか。個人的な話ですけど、僕もオムツ替えたりお風呂入れたり皿洗ったりとかしてるんです。男性的な視点としてちょっとアドバイスすると、「ちょっと手伝ってよ!」とか「私、大変なんだから」などと言った時に男の人ってどうしたらいいかわからないんです。どう動いて欲しいか具体的な指示をした方がいいような気がして。男の人って意味を汲み取らない傾向があります。
例えば、「洗濯物干すのを3分手伝って」とか「皿洗い、2分でできるからやってくれる?」のように目標があると「よーし、1分半で洗うぞ!」とアドレナリンが出たり。具体的にお尻を叩いてもらうといいかもしれないです。
そうは言っても、ご主人もお仕事が大変でしょうから、くれぐれも喧嘩ではなく建設的に相互理解を深める時間をぜひとってみてください。
上原:仕事については、1年4ヶ月ぶりに仕事に復帰されていかがですか?
オレンジさん:以前と仕事内容が変わって・・以前と比べてなかなか結果に繋がらない焦りみたいなのがあります。
上原:お仕事が変わったということは一緒に働いていらっしゃる方々も変わったということですか?
オレンジさん:そうですね。
上原:あー!それまた気を遣いますね。時短勤務ですよね、もちろん。
オレンジさん:そうです。
上原:ラジオを聴いている方でわからない方もいらっしゃるかもしれないですけど、お子さんを保育園に預けながら働いていらっしゃるので、時短勤務と言って、通常の時間よりも早く帰らなきゃいけない、保育園に迎えに行かなきゃいけないわけですね。また、突発的な「熱が出た」とかあります?
オレンジさん:そうですね。
上原:これも先ほどのご主人との話し合いと一緒で、時間が限られているので質を上げて行かなきゃいけないと思うんですけど、そのためにやはり周囲の皆さんとの協働が絶対に必要だと思うんです。組織ぐるみで協力していかなきゃいけない部分があると思うんですよ。なので、上司や同僚の方の協力が不可欠なので、そこの部分って話せてますか?
オレンジさん:早く帰るので、仕事に集中しなきゃいけなく、なかなか会話をする時間も取れていないかもしれないです。
上原:やっぱり仕事を集中してやらなきゃいけないからということですかね?
オレンジさん:そうですね、やっぱり時間が限られているので。ちょっと話す時間も惜しんでしまうというか・・だったら仕事を進めなきゃという焦りみたいなのが常にあるかもしれない。
上原:そうですよね。限られているからテキパキやらなきゃいけないですもんね。ただ、話すのはランチとか朝、来た時とか1分で構わないと思うんですよ。1分でもそういう今の状況とかを理解していただくことって大事かと。
…
その他にもお母さんとして子供と自分の二人分を生きている今の状況で、以前のように働けないのも仕方のないこと。だから以前の自分や理想の自分と比較して、苦しまず、周りの力を借りて欲しい、とにかく抱え込んで自分を追い詰めないで欲しいというお話がありました。また、周りの力を借りるときは、依頼や指示を具体的に伝えて、小さいことから自己開示をしてくださいとのことでした。
上原さんからみのまんさんへの一言アドバイス:
遠慮は無用!一人で抱え込まず、具体的に依頼しよう!
この番組では、自分ひとりひとりがはたらき方について考える、そんな番組として、これからいろんな方の「はたらくあなたの本音」をお聞きしつつお話させていただきます。
例えば4月から新入社員になったあなた!新入社員の上司になったあなた!管理職でメンバーマネジメントを結構頑張っているけど苦しんでます、というあなた!就職活動をしているあなた!是非番組に対してメールをお送りください。
メールはこちら:uehara@1242.com
(匿名・ラジオネームでOK、お電話が可能な方はお電話番号もお願いいたします)
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