今日のテーマは「桜に魅せられた人たち」!
開花予想も発表されていますが、
このままいけば3月下旬頃から東京では見頃を迎えます。
4月上旬に満開予想、となってます。
一体、桜の魅力とは。お花見のコツとは。
いま改めてそこを知りたい!ということで、桜マニアをお呼びしました!
「あんまり騒がしくない場所でお花見したい!」
「花見をより楽しむコツって何?」
お得な情報もありましたよ~。
■16時台ゲスト:「ピート小林」さん
桜前線とともにニッポンを縦断するカメラマン、別名"桜ストーカー"
▼なぜここまで桜にハマってしまった?
私は昔が好きな「ノスタルジジイ」。
バブルがはじける前までは"必殺仕事人"だったが、少し時間ができたときに
桜の3大名所とされる「美晴の滝桜」「山高甚大桜」「薄墨の桜」を見て以来。
▼桜前線を追いかける旅には予算どれぐらいかかる?
計算するのがもういやで...というピートさん。
現在はバーで働いて資金を稼いでいる。
▼食事は?
行き当たりばったり。駅の立ち食いそばや、コンビニのおにぎりなど。
ゆっくりしたいが、桜前線がものすごく早いのでそんな時間は取れない。
自分の花見の時間も取ることができず、ファインダー越しの花見になっている。
▼交通ルートは?
アシとなるのは地方の交通機関。
市バス、100円バス、循環バス、なんでも利用。
公共交通機関で最安値で行って撮りまくる。
だいたい、1シーズントータルで10万円ほど!安!
▼宿泊場所は?
格安なステーションホテルを主に利用。駅で寝ることもある。
しかし、最近の駅はシャッターを閉めるので、追い出されることも多い。
車椅子の方用の公衆電話に身を丸めて寝たりしたこともある。
▼ピートさんおススメ!東京から日帰りで行ける大人の桜スポットベスト3
静かに大人が楽しめるスポットということでご紹介いただいたのは、、、
★長野県小諸市「懐古園」
『江戸時代にタイムスリップしたかのよう!』
セットで、上田城の千本桜もオススメ!
★山梨県「河口湖」
『富士山と桜のコラボレーション』。
湖畔から見る桜はものすごく綺麗!
富士山周辺は広いのでお花見客が散り散りになり意外と空いている。
★宮城県「松島」
『東北の被災地に咲く桜』。日本三景の一つ。
セットで、「日和山」にもオススメ!
■17時台ゲスト:「宮村ヤスヲ」さん
24時間耐久花見を行う花見の達人(変人)
▼なぜここまでお花見にハマってしまった?
大学生のとき、井之頭公園の桜に魅了されたのがそもそも。
その後、社会人1年目のとき、上司に相談すると「うちには花見はない」と言われた。
しかし翌年、やっぱり花見がしたいということで「花見しませんか?」と掛け合い、
「オマエが幹事やるんだったらやろうから」と、井の頭公園で幹事として花見を開催。
喜んでもらえたことで、以来、毎年花見の幹事役をつとめる。
▼なんで24時間やるの?
良い場所でお花見がしたいので夜から場所取りをスタート。
例えば、土曜日にやるとしたら、金曜のお客さんが帰った後にすぐ場所取りへ。
午前中は家族連れの人がきはじめ、15時くらいから本格的に人が増える。
朝しかこれない人、夜だったらという人、
そんな人たちのために24時間開催している。
最初の場所取りの段階では有志数名でスタート、
やることもないのでそこで"小花見"がスタート。
6時くらいに解散、9時までは残った1人、仮眠を取る。
実はこの時間が一番寂しい。
その理由は... 近所の人たちが散歩をしたりする時間、
「お借りさせていただいております」という申し訳ない気持ちになるから。
宮村さんは、マナーや礼儀、ルールを守って、大人のお花見をされています。
▼今現在24時間耐久花見ができる場所は?
年々規制とともに減ってきているのは事実。
「なので、24時間耐久でやる必要もないかなとは思いますけどね」。
ここでテリーさん爆笑!
▼宮村さんは幹事として何をするの?
会費制でもないので、食事や飲み物は基本各自持ち寄ってもらう。
食事で盛り上がるのはちらし寿司など。
また、宮村さんは幹事として、シートや各種設備類を用意するんだそうですが、
ビール1ケース、照明、テーブル、などなど、あると便利なグッズを準備していると
総額4万円ぐらいは自腹なんだとか。偉い!
▼何を話す?出会いのきっかけに?
恋愛の出会いにはなっていないが、
この花見でしか会わない人もいるので、お互いの近況を確認したり、
仕事のつながりに発展するケースもある。
すると、東島アナが宮村さんの左手にはめられた指輪を発見。
宮村「お花見で出会ったわけではないです。でも...」
と、実は、過去のお花見の時、参加していた人が、
宮村さん夫婦と他の新婚夫婦2組、計3組の夫婦の披露宴を企画し実施!
近所のお好み焼き屋でこしらえてもらったウェディングケーキ風お好み焼きに入刀!
そんなこともあったそうです。
▼宮村さんにとって花見とは?
飲み会と違って、解放感が心地よい。
受け皿の広い交流の場。ルールにのっとっておけば許してもらえる、暖かい場所。
いかがだったでしょうか。
1年のなかで限られた時間でしか楽しめない桜、
だからこそ、日本人はその諸行無常なところに惹かれるのかもしれませんね。
素敵なお花見をぜひ!
2014年03月07日