新しい歌舞伎座の内覧会に行きました。以前の雰囲気をできるだけ残しつつ、観やすさ、エレベーターエスカレーターの充実、免震、音響効果など最新の技術が駆使されているそうです。

 

客席の壁面の模様も前とまったく同じなのですが、この凹凸が音の反響に大きな影響を与えています。試験的に舞台で声や楽器を鳴らしたところ、同じ音に聞えたそうです。

 

また、敷地内の裏に鎮座していた小さな祠は、建物の表の右側に移動していました。

 

などと、建物、建築好きなもんでこれをツイッターで実況しようと考えたわけです。オープンしたら私たちが入れないエリアもありますからね。

 

で、次々に写真を撮って短い文章を添えていったのです。最後は亡くなられた歌舞伎役者の遺影が飾られているコーナーがあり、勘三郎さんと團十郎さんの写真もあり、「新しくなった歌舞伎座を、どこかで見ていますか」という文章をお二人の写真とともにツィートしました。

 

次の日までも「歌舞伎座の写真ありがとう」「実況ありがとう」というつぶやきをたくさんいただきました。が!

 

「歌舞伎興味ない。つぶやき多すぎ」「やめてくれ」とか「こんなに大量につぶやいたのはあなたですか!迷惑」的ツィートも2件ありました。

 

で、改めて自分のツィートを見返したのですが、確かに2時間の間にこれは多いと言われてもしかたがないという量でした。

 

自分では面白がってやっていたのですが、日頃ポツポツ程度のつぶやきしかしない私がこんなにザクザク、しかも歌舞伎座や歌舞伎に関心のない人の画面に登場したら面喰ってしまいますよね。

 

大変に失礼いたしました。以後ほどよき量というものを考えながらツィートいたします。

 

しかしながら人に対して発信するツイッターってメモ代わりになることに気が付いてしまったので、またの機会に適量で・・・

 

上柳 昌彦