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上柳ごごばん日記

2014.09.01

デング熱とテング熱

 

先週、「ニッポン放送ショーアップナイター」で深澤弘、高嶋秀武両大先輩の実況を聴きました。堪能させていただきました。年齢のことをあれこれ申し上げると怒られそうですが78歳と72歳でいらっしゃいます。

 

深澤さんの実況の声を聴いていると、新人の頃、ナイターのスタジオで緊張しながらニュースを読んでいた頃にあっという間に引き戻され、背筋が自然と伸びました。ナイター中継、夕暮れ、旧有楽町時代のスタジオ、おっかないスポーツ部のディレクター、そして深澤さんの声・・・

 

さてテング熱。

 

代々木公園と言えば、私の学生時代のデートコースでありました。こんなに汚れきった私にも、ただ公園を歩くだけでも胸が高まるなんてことがあった訳です。歩きながら少しでも人目につかない木陰はないものかと探していたのも懐かしい思い出であります。

 

その代々木公園で蚊に刺されてデング熱に感染したと思われる人が10人以上もいるというニュースは驚きました。

 

恥を忍んで申し上げますが、「テング熱」だと思い込んでいて「デング」が正しいと初めて知りました。なにか「天狗」的なものが悪さをしているイメージを勝手に膨らませておりました。嗚呼!本当に私はカタカナに弱い。(例フーリガン→フリーガン。レミオロメン→レミオメロン。まだまだありますが後は増山アナウンサーに聞いてください。何回も呆れられたものですから)

 

それではデングとはいったい何なのかと調べてみると、デングウィルスという恐ろしげなウィルスがありました。こやつがネッタイシマカとかヒトスジシマカを媒介して伝染し、発熱、頭痛、筋肉痛、皮膚発疹という症状があり、中には重症化する人もいるそうです。

 

またデング(dengue)の語源に関してはスペイン語で引きつりこわばりという意味など諸説があるとネットにありました。

 

とここまで書いていてふと思うのが媒介する蚊もデング熱に感染して「なんか今日は熱っぽいなぁ、おまけに頭も痛いしなぁ節々も痛くなってきたぞぉ、今日は休んじゃおうかなぁ・・・」となっているのかという事です。蚊が。

 

デング熱に感染した人の血を吸った蚊が、別の人の血を吸う際に感染しますが、血を吸う蚊の管の表面にウィルスが付着するだけでなく感染した血液も体内に取り込むのですから蚊だって感染するのではないでしょうか。

 

確かに蚊の腸が感染してそれが他の部位にも広まって唾液腺にも及ぶそうです。蚊の唾液中には皮膚を刺していることに気付かれないような麻酔成分や血を吸いやすいように血液を固まらせない成分も含まれています。その中にデングウィルスが紛れ込んでいる訳です。

 

この感染した唾液が人間の体内に注入されそしてデングウィルスに感染する訳ですね。

 

しかしながら蚊はウィルスの影響は受けないらしい・・・恐るべし蚊!ということはこの蚊のウィルスへの強さを徹底的に調べればテング熱の根本的治療法や予防法が解明できるということでしょうか。

 

確かにゴキブリやハエなど、人間にとっては不衛生と思われるところに生息する生き物はたくさんいますし、それらの持つ免疫力の研究は昆虫を中心にすでに行われていると読んだこともあります。

 

さすが人類よりも前から地球に暮らしているだけのことはあります。

そして様々な環境の変化に対応して生き残ってきただけのことはあります。恐らくはデング熱などのウィルスにも弱かった蚊もいるのでしょうが、対応しつつ生きてきたのがネッタイシマカとヒトスジシマカだったのです。

 

そう思うとなんだか愛おしい・・・とはなりませんねぇ。

 

しかし最初のデングウィルスはどこから来たのでしょうか。動物が先か蚊

2014.08.22

ALSについて

 

ALSアイスバケツチャレンジ」のご指名を受けました。氷水をかぶるか寄付をするか両方を選択するかということですので私は寄付をさせていただく選択をしました。

 

ALSとは筋萎縮性側索硬化症という筋肉の委縮と筋力低下が起こる神経性疾患で、今でも根本的な治療方法が発見されていない難病です。

 

私の世代ですと理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士の車いす姿で、世の中にはこのような大変な病気と闘っている方々がいらっしゃることを知ったという人も多いと思います。

 

食事をすることや話すことや呼吸という運動機能も低下してしまうものの意識ははっきりしている場合が多いと聞くと、そのご苦労は私の想像をはるかに超えたものと思いますが、ホーキング博士は合成音声などを利用し、難しい宇宙物理学をわかりやすく解説もされています。

 

TVでおなじみだった学習院大学の篠沢秀夫教授、また最近では徳田虎雄元衆議院議員もこの病と闘っている姿を拝見いたしました。

 

1年簡に人口10万人当たり1人から2人程度が発症し発症年齢は40代から60代、男性が女性の2倍とも言われています。個々の患者さんの症状は様々なのでしょうが、ご家族の皆さんは介護という現実と毎日直面していらっしゃることでしょう。

 

この病気が初めて報告されたのは19世紀ですが、今はもう21世紀です。にもかかわらず未だに治療方法が発見されない訳です。人間は何もかもを解明したわけではないことを痛感させられます。

 

細胞学などを駆使して若き医学者たちがALSの根本的な治療方法を発見することと、いままさにALSに立ち向かっていらっしゃる患者の方々とその関係者の皆様のご苦労が少しでも軽減されることを心から願ってやみません。

 

そのような気持ちをこめて一般財団法人日本ALS協会様に寄付をさせていただきます。

 

 

 

2014.08.18

富士山と家族の反応について

 

夏休みを頂きました。富士山の麓に滞在し家族と富士山周辺を歩いて、家人と子供たちもトレッキングの虜にしてしまおうという密かな計画を練っておりました。

 

計画では十里木高原展望台からちょいと足を延ばして越前岳に登るか、青木ヶ原樹海の散策コースを歩こうと休み前から家族にはそれとなく伝えてはいましたが反応は・・・いまいちでしたねぇ。

 

ご存知のように今年の旧盆は日本列島に前線が居座り、大気の状態が不安定になり各地で豪雨の被害が出ました。富士山の周辺も連日雨が降りました。御殿場市内は曇っていても富士山の周辺にはずっと雨雲が居座っています。

 

朝起きるたびに私は雨模様にがっかりするのですが、家族からはなんだか「やったね!今日も雨だ!山登りは無理だねぇ!」という嬉々とした雰囲気が伝わってきます。嗚呼!

 

雨となるとゆっくりと朝寝坊をして、あとは部屋でゴロゴロと寝っ転がってスマホやDSでゲームをやっています。私を除く3人が!

そして遅い午後から温泉が併設された室内プールに出かけ、プールと温泉を堪能した後に夕飯となります。

 

いいんです。夏休みですから。だらだらまったり過ごすのも。

 

しかし私は根っからの貧乏性でありまして、休みとなればなるほど一日のスケジュールをきっちりと決めてそれをこなし、できれば身体を動かしていいを汗かいて最後においしく生ビールをいただくという流れが理想なのであります!

 

今回の夏休みはこの理想からかけ離れたところにありましたが、家族にとっては理想の休みであったようです。このように少人数であっても思いを同じにすることは非常に難しいわけであります。

 

休み中に火山学者小山真人先生の「富士山 大自然への道案内」(岩波新書)を読みました。富士山の生い立ちから現状を様々な登山ルートととともに解説した富士好きにはたまらない本でありました。頂上に登ることもいいのですが、富士山の周辺にこそ山の歴史が今でも残された魅力的な場所がたくさんあることがわかります。

 

また、富士サファリパークの近くにある「富士山資料館」にこの本を読んでから足を運べば「なるほど、そういうことかぁ!」という発見もありました。私は何回もここには訪れているのでそろそろ「富士山資料館」の学芸員になれるのではないかと自負しております。

 

ここまで読んで、多くの方が「で?だからなんなの?」という顔をされていることは知っています。そういうの家族の反応で慣れていますから・・・

 

しかし本と資料館のおかげで次回の富士山周辺トレッキングのテーマが決まりましたぁ!古くからの登山道「須山口登山道を歩く!」です。あれ?相変わらず無反応ですなぁ。

 

この須山口登山道はとても古い登山道なのですが、宝永山の噴火で道が絶たれたり、東海道線の御殿場駅が開場して廃れてしまったり、旧陸軍の演習場に組み込まれ入れなくなったりという歴史を持つ頂上への登山道です。

 

近年、地域の方々が廃れた登山道を整備して一部が素敵なハイキングコースになっていますが、次回はこの登山道の始まりの須山浅間神社から宝永火口を通って宝永山に登ってみたいと思います。

 

ちなみに須山浅間神社や須山口登山道は世界文化遺産に認定されているところですよ。ほら、ちょっと興味が出てきましたか?あぁそうでもないですか。大丈夫です。家族も同じような反応でしたから。

 

という訳で今回の結論であります。噴火を繰り返し大量の溶岩を流出し続けている富士山ですが、それでも周辺に豊富な緑があるのはまさに今回のようによく雨が降るからであることですねぇ・・・

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