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ごごばんからのお知らせ

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ニッポン放送
「上柳昌彦・山瀬まみ
ごごばんフライデースペシャル」宛て

上柳ごごばん日記

2015.03.20

米朝師匠が語ったこと

 

19日に桂米朝さんが亡くなられました。89歳でした。翌日の新聞には訃報を伝える特集記事が多く組まれましたが、毎日新聞に米朝さんのこんな言葉が掲載されました。

 

「落語とはおしゃべりによって、お客さんを"違う世界"へご案内する芸であって、メーキャップも、大道具も、小道具も、衣装も、全部、お客様の想像力にたよって、頭の中に聞き手が作り出してもらう、ドラマである」(3月20日金曜日毎日新聞朝刊より)

 

不肖上柳、私はラジオの面白さを聴かれるたびに、米朝師匠がおっしゃたような趣旨のことを常に語っていたのです。ホントです。

 

私は「ラジオなんで見えなくすいません」的CMを作る人の気がしれない訳です。絵がないから面白いじゃんかよぉってなものです。

 

ラジオを聴いてくださっている方々の頭の中には、個々それぞれのスクリーンがあって、そこにはこれまたそれぞれの映像と音楽そしてカット割りなどもあって、つまりは聞き手お一人お1人が映画監督のようなものですと言ってきたのです。

 

ね。趣旨は似てません?

 

しゃべり手と聞き手の共同作業で初めてラジオは完成するのかもしれません。しかしこれには多少の訓練も必要です。CGを駆使した映像を観なれた人には、何を眠たいことを!と言われてしまうかもしれません。

 

特にラジオは日常の生活の様々をこなしながらお聴きいただいています。携帯に電話がかかって来ることはもちろん、さてこの仕事の段取りはどうしようなどと一瞬でも考えれば、頭の中のスクリーンはあっという間に消え去ってしまうという弱い弱い存在です。

 

その弱さすら愛しく、それでも絵を思い浮かべてもらおうと様々悪戦苦闘しているうちに30数年が過ぎ去って、気が付けばお相手も場所もめまぐるしく変わりながらマイクの前に座っている私であります。

 

という事で27日金曜日の放送で「ごごばん!フライデースペシャル」はその短い歴史に幕を下ろします。ご愛聴に感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

2015.03.13

さまざまな状況

 

今年も一週目に南相馬、翌週に大船渡そして陸前高田を巡ってきました。それぞれ土曜日に日帰りでの取材でした。

 

東北の海岸線は長いという事を毎回痛感いたします。本当は気仙沼大島や仙台でもお話を伺おうと考えていたのですが、時間が足りませんでした。

 

個々の話は「ごごばん!」と「オトパラ!」でかなりさせていただきましたが、4年という歳月が皆さんの置かれた状況を様々に変えていることが印象的でした。

 

帰還か移住か。仮設か復興住宅か。高台に住むか海岸部に戻るか。

山間部に平地があるか平地がないか。原発がある不安となくなる不安。常磐道が開通して喜ぶ人とそうでない人。

 

どの立場の方に話を伺うかで受ける印象は全く異なります。東日本大震災追悼の式典で天皇陛下の被災者の方々に寄り添ったお言葉と安倍首相の復興が進んでいることを強調した挨拶がまさにそうでした。

 

しかし多くの場所で共通した問題は、若い人々が被災地を出てしまったということでした。飲食、スーパー、介護などいくら求人をしてもまったく人が集まらない現実がありました。県外からは防潮堤やかさ上げの工事、また除染作業や廃炉に従事する人は入ってきているのですが、何十年もかかる廃炉作業以外はいつかは去って行く人々です。

 

2年前に北海道南西沖地震で津波の被害をうけた奥尻島に行きました。立派な港と津波を避けるコンクリートの巨大な建造物、そしてかさ上げされて再建された町並みを見ました。

 

残念ながら若い人々は島を出てしまい、人けのない静かな光景がそこに広がっていましたが、それでも島に頃ワイン作りを初めて島に雇用をと頑張っている方々にも会いました。

 

20年後の東北、そして20年後の日本。英知を出して考えなければならないことだらけです。少なくとも国会の場で「路チュー」がどうのと責めたり責められたりしている場合ではないと本当に思うのです

2015.03.06

5つの段階

 

アメリカのキューブラー・ロスという医師が、1960年代半ばに死が避けられない患者さんとの対話の中で、多くの場合死を受け入れるまでに5つのプロセスがあることを発見しました。

 

第一段階は「否認」です。大きな衝撃を受けそんなはずはないと否認する段階です。

第2段階は「怒り」。なぜ自分がこんな目に遭うのかという怒りを『周囲にぶつける段階。

第3段階は「取引」で、なんでもするからなんとか命は助けて欲しいと取引を試みます。

第4段階の「抑うつ」は取引は無駄と知り運命に無力さを感じ失望感で何もできなくなる段階です。

そして第5段階は自分が死にゆくことを受け入れる「受容」という段階です。

 

これらの段階は、自分の死だけではなく肉親の死にも当てはまることがあると父を亡くした際に感じました。また死だけではなく人生に起こる様々に対しても程度の差はあるものの、この5段階を経て気持ちが徐々に整理されることも経験しました。

 

さて6日金曜日の放送で「ごごばん!フライデースペシャル」が3月27日の放送で終了することを突然お伝えしました。

 

ツイッターやメールでそれこそ「否認」や「「怒り」の言葉を多々いただきました。私自身もその後はどうするのかという大変にデリケートな問題も抱えているため、自分の気持ちが様々な段階を行きつ戻りつしている状況です。

 

とにもかくにも残された少ない回数を精一杯務めさせていただきます!

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