この製品の誕生によって、食生活が大きく変わりましたネ。

『冷凍食品』についてです。

 

■今週(2/112/15)のテーマ:『冷凍食品』

 

2/11(月) 『冷凍食品の定義』  

 

『冷凍食品』とは"冷凍庫に冷凍保存して、

調理出来るように加工した食品類"のことです。

『日本(にほん)冷凍食品協会』によりますと、

『冷凍食品』と呼ばれるためには、下記の4つの条件が必要だそうです。

 

条件① 『事前に処理されている』。

これは新鮮な材料をキレイに洗って、

調理しやすい状態になっていることです。

 

条件② 『急速で凍結されている』。

凍結、つまり凍らせる時に、食品の組織が壊れて

品質が損なわれないように、家庭用の冷蔵庫では出来ない

マイナス30℃からマイナス40℃の低温で、急速に凍結しています。

 

条件③ 『適切に包装されている』。

これは私達、消費者の手元まで届く際に、

汚れたり型崩れしたりしないように、専用のパッケージなどで

食品が適切に包装されている・・・という意味です。

パッケージには調理方法や原材料など、様々な情報が書いてあります。

 

条件④ 『マイナス18℃以下の温度で保管されている』。

マイナス18℃以下ですと、賞味期限まで品質が保たれるそうです。

さらに腐敗や食中毒の原因になる菌も、

この温度だと活動が出来ず、増える心配もないそうです。

 

このように冷凍食品は、生産から販売まで

ずっとマイナス18℃以下で管理されているため、とても衛生的だそうです。

この4つの条件を全て満たさないと、冷凍食品とは呼べないそうです。

 

 

2/12(火)  『冷凍食品の豆知識』

 

冷凍食品としての条件の1つに

『マイナス18℃以下の温度で保管されている』があります。

冷凍食品の売り場のショーケースには、必ず温度計が付いています。

冷凍食品を購入する時は、ショーケースの温度が、

マイナス18℃以下に保たれているか?確認すると良いそうです。

 

ショーケースによっては『ロードライン』と呼ばれる線が

書かれてあります。

これは商品を重ねて並べる時の、いわゆる境界線のことで、

『商品は、このラインより下に陳列しましょう』といったように

注意書きがあります。

『商品がロードラインよりも下に並べてある』、

『温度がマイナス18℃以下に保たれている』、

この2つが満たされていると、良い冷凍食品の証だそうです。

 

冷凍食品の中には『認定証マーク』がついているモノがあります。

これは『日本(にほん)冷凍食品協会』の『冷凍食品認定制度』に基づいて、

認定された工場で製造された商品のことです。

このマークがついているモノは、信頼の証だそうです。

 

冷凍食品の"賞味期限"は、食品の種類や商品によっても違いがありますが、

1年前後から1年半前後が多いそうです。

食品メーカーでは実際に商品を保存して、

品質を評価する試験をした上で、賞味期限を決めているそうです。

 

冷凍食品を購入する時は、出来ればひと袋よりも、

まとめ買いすると良いそうです。

これはお互いの冷気の働きで、解けにくくなるからだそうです。

 

 

2/13(水)  『冷凍食品の歴史』

 

1900年代、アメリカでジャム用のイチゴがあまり日持ちしないことから、

冷凍して運んだのが、冷凍食品の始まりとされています。

それでも当時はまだ技術的な問題もあって、

品質を保つのが難しかったそうです。

 

そんな中、アメリカの実業家、クラレンス・バーズアイさんが

1925年に"急速に冷凍する技術"を開発しました。

キッカケはバーズアイさんが、毛皮の買い付けのために

カナダを訪れた時のことです。

 

現地ではイヌイット達が、釣ったばかりの魚や鴨肉を雪に埋めて、

急速に凍らせていました。

そうすることで、風味や食感を保っていたそうです。

またキャベツのように同じ凍らせるにしても、

寒さが最も厳しい時期に凍らせた方が、

他の時期よりも味が良いことに気づきました。

そして"味の違い"は"凍るスピード"と関係しているのでは?と

考えたそうです。

 

こうして『イヌイットの生活の知恵』と『凍るスピード』を活用して

バーズアイさんは『急速冷凍』の特許を取りました。

そんなところからバーズアイさんは"冷凍食品の生みの親"とか

"冷凍食品の父"と呼ばれているそうです。

    

ちょうどこの頃、アメリカの一般家庭に『冷凍冷蔵庫』が

普及していったこともあり、そんなところからアメリカでは

冷凍食品が"未来の食品"として話題となったそうです。

当時、冷凍食品を使った、専門のレストランまであったそうです。

 

 

2/14(木) 『日本の冷凍食品の歴史』

 

1931年(昭和6年)、日本初の一般向けの冷凍食品が

大阪の百貨店で販売されました。

『イチゴシャーベー』という商品で、冷凍したイチゴです。

 

その後、冷凍食品に注目が集まるようになったのは、

1964年(昭和39年)のことです。

この年、東京オリンピックが開催されましたが、この時、

頭を悩ませたのが、選手村の食事に使う食材の確保でした。

7000人もの選手の食事ですから、膨大な量です。

それだけの食材を大会期間中に、一度に購入してしまうと、

庶民の生活を直撃してしまう恐れがありました。

 

そこで思いついたのが"冷凍された食材を使う"。

様々な食材を冷凍することで、長期の保存が可能になりました。

ところが、自然解凍させた食材を使った料理は食感が失われたり、

水っぽくなったりして、とても満足出来る水準ではなかったそうです。

 

再び頭を悩ませていると、

"自然解凍ではなく、熱湯で解凍してみてはどうか?"という意見が出されました。    

そして実際にやってみたところ、満足出来る料理が作れたそうです。

 

こうして選手村の食事に、様々な冷凍食品が利用されましたが、

選手の皆さんからはとても好評だったそうです。

これをキッカケに、ホテルやレストランでも冷凍食品が利用されるようになって、

急速に広まっていきました。

    

その後、冷凍食品はどんどん進化していき、

1999年には自然解凍で食べることが出来る

"調理冷凍食品"が発売されました。

 

 

2/15(金) 『冷凍食品の雑学』

 

料理される時、冷凍の野菜を使われる方、いらっしゃるかと思いますが、

"冷凍野菜は凍ったまま調理する"のが基本だそうです。

冷凍野菜は、一番美味しい旬の時期の採れたてを

冷凍していますが、ほとんどの冷凍野菜は急速に冷凍する前に

90℃から100℃の熱湯に浸けたり、

蒸気にあてたりしているそうです。

そのためその時点で、7割から8割は加熱された状態ですので、

調理する時は凍ったまま使うと、ちょうど良いそうです。

 

お弁当に入れる冷凍食品のおかずなどを、電子レンジで温める時、

『あたため』ボタンのように、オート調理機能を使われる方、

いらっしゃるかも知れませんが、これは良くないそうです。

その理由ですが、『あたため』ボタンではセンサーが上手く

感知出来ないことがあって、いわゆる"加熱ムラ"が

起きてしまうことがあるからだそうです。

 

冷凍食品のパッケージには、電子レンジの出力や加熱する時間が

書いてありますので、それに合わせて温めると良いそうです。

それでもまだ温め足りない・・・と感じた時は、様子を見ながら

10秒単位で少しずつ温めると良いそうです。

また、ご家庭でお使いの電子レンジによって、同じ出力や時間でも

温まり方の違いがありますので、注意が必要です。 

 

 

 

■今週の感想 

 

私たちの食生活に、とても身近な冷凍食品ですが、

あまりに身近過ぎて、逆に知らないことばかりで

勉強になりました。

これからは買う時から、いろいろ気にしたいと思います

 

冷凍食品は今もどんどん進化しているとか・・・

この先、冷凍食品がどんな風になっていくのか楽しみですよネ。

もしかしたら、私たちの想像を超えた、

すごい冷凍食品が登場するかも知れませんネ。

 

 

 

【お知らせ① 次週(2/18~)からのテーマ】

 

イヌと並んで人気の動物、『ネコ』について・・・

 

 

【お知らせ② 番組で使用しているBGM

 

◆オープニング 

SIMPLE THING(シンプル・シング) / ミニー・リバートン

 

◆エンディング

LARRY'S WORLD(ラリーズ・ワールド) / ラス・フリーマン