眠る時の必需品『布団』についてです。

 

■今週(6/196/23)のテーマ:『布団

 

6/19(月) 『布団』

 

『布団』を辞書で調べると"布地を縫い合わせて、

中に綿(わた)や羽毛などを入れた寝具"とあります。

 

『ふとん』には2つの漢字があります。

1つは『蒲団』で、もう1つは『布団』です。

パソコンやスマートフォンなどで『ふとん』と入力して変換すると、

どちらの漢字も出て来ます。

 

最初に出来たのは『蒲団』です。

この"蒲"という字は『ガマ』という植物を表しています。

この『ガマ』の葉は、『むしろ』という敷物の材料に使われていました。

そして"団"という字は"丸いもの"を表しています。

このことから『蒲団』は"『ガマ』の葉を編んで作った、丸い敷物・座蒲団"を

指しています。

 

江戸時代以降になると、綿作りが広がっていって、

同時に綿入りの寝具としての『蒲団』が作られるようになりました。

その時、綿を包むのに布が使われたことから、

"蒲"という字に代わって、"布"という字が当てられるようになって

『布団』という漢字が誕生したそうです。

また『座蒲団』の表記もそれに合わせて、『座布団』になりました。

 

綿入りのモノが作られるようになったことで、

植物の『ガマ』を表す『蒲』という字の意味が薄れてしまったことから、

『蒲』に代わって、『布』という字が当てられるようになったそうです。

 

 

6/20(火) 『布団の種類』

 

『日本ふとん協会』さんによりますと、

布団の詰め物(素材)として、掛け布団の場合は

『綿(わた・コットン)』や『ポリエステル』、『羊毛(ウール)』、

『羽毛・羽根』、『真綿』が主に使われています。

 

『綿』と『真綿』の違いですが、

『綿』は"『アオイ科』の植物『ワタ』から採れる繊維"で、

『真綿』は"昆虫の蚕(かいこ)の繭から作る繊維"です。

 

『綿』の場合、弾力性や保温性が良くて、吸湿性も優れています。

綿は古くなると固くなってしまいますが、

それを再びふんわりさせる"打ち直し"が可能です。

 

『ポリエステル』の場合、軽くて弾力性があって、保温性が良いです。

ホコリが出ないため衛生的なので、

ホコリに敏感な方に向いているそうです。

 

『羊毛)』の場合、保温性が良くて、湿気を吸い取ったり

逆に湿気を放出する性質が優れています。

さらに弾力性が良くて、燃えにくい性質でもあるそうです。

 

『羽毛・羽根』の場合、軽くて保温性に優れています。

湿気を吸い取ったり、逆に湿気を放出する性質にも優れていて、

さわやかな使い心地です。

 

『真綿』の場合、繊維が細くて軽くて柔らかく、

保温性に優れています。

 

そして、敷き布団には『綿』と『羊毛』が使われています。

『綿』の敷き布団は"安定感"、『羊毛』の敷き布団は薄いので

"収納性"に優れています。

 

 

6/21(水) 『布団のサイズ』

 

"快適な睡眠"のためには、自分に合ったお布団が必要です。

例えば"掛けた時に圧迫感がない"ですとか、

"寝返りが打ちやすい"といったお布団が求められます。

 

"理想的な布団の条件"ですが、

『日本ふとん協会』さんによりますと、

標準とする布団のサイズがあるそうです。

例えば『縦のサイズ』ですが、掛け布団・敷き布団ともに

『身長プラス35cm程度』だそうです。

身長が160cmの方の場合、35cmを足すと195cmですから

2m弱の布団が良いということになります。

 

続いて『横のサイズ』ですが、掛け布団の場合、150cmから160cmです。

但し、この布団の『横のサイズ』ですが、

『シングルサイズ』から『キングサイズ』まで、様々だそうです。

 

敷き布団は、身体全体の体重を支えます。

寝ている時、正しい姿勢を保つには

"身体が部分的に、大きく沈み込んだりしない"

そして"しっかりと身体を支えてくれて、寝返りも打ちやすい

適度な弾力性と硬さ"が必要だそうです。

寝た時に肩やお尻が沈み込まずに、真っすぐな姿勢を保てるのが

良い敷き布団だそうです。

 

『枕の標準サイズ』というのもありまして、"頭が沈んだ状態"で

布団から頭の部分までの高さが、6cmから9cm

最もリラックス出来るそうです。

『枕の広さ』ですが、大きめのものが良くて、

横幅が56cmから59cmが最適だそうです。

 

 

6/22(木) 『羽毛布団と羽根布団の違い』

 

『羽毛布団』と『羽根布団』ですが、同じものでは?と思われている方、

いらっしゃるかも知れませんが、実は違うものです。

『羽毛布団』は中の詰め物・中綿(なかわた)に、

『ダウン』を50%以上使用したお布団のことです。

『ダウン』とは、グース(ガチョウ)やダック(鴨)といった

"水鳥の胸の部分から採れる羽毛"のことで、フワフワしています。

イメージとしては、タンポポの種の綿毛のような形です。

空気をたくさん含んでいて、軽いのに保温性にとても優れていて、

さらに湿度も調節してくれます。

 

一般的に『羽毛布団』には『ダウン』の他に、水鳥のお腹の辺りの

小さな羽根『スモールフェザー』をミックスしたものが使われます。

この『フェザー(羽根)』には"固い軸"の部分がありますが、

『ダウン』にはありません。

 

"『ダウン』を50%以上使用した布団"が『羽毛布団』であるのに対して

"『スモールフェザー』を50%以上使用した布団"が『羽根布団』です。

このように『ダウン』と『スモールフェザー』が含まれる割合の

違いによって、『羽毛布団』と『羽根布団』に分けられます。

 

この『ダウン』ですが、1羽の水鳥から10gから20gしか採れないそうです。

そのため1枚の羽毛布団を作るのに、50羽から80羽の水鳥が

必要だと言われています。それだけの量が必要になるので、

羽根布団よりも羽毛布団のほうが、お値段は高くなります。

 

 

6/23(金) 『布団の豆知識』

 

布団を長く快適に使うためには、日頃のお手入れが大切です。

"布団を敷きっ放しの状態"のことを『万年床』と言いますが、

『万年床』の場合、布団に含まれた湿気が乾燥されずに

そのまま残ってしまって、カビなどを発生する原因になるそうです。

そうならないために、布団は定期的に干すことが必要です。

 

布団を干す時のポイントですが、

『日本ふとん協会』さんによりますと、月に12回の割合で、

午前10時頃から午後3時頃の間に、片面1時間から2時間ほど

干すのが良いそうです。

布団の種類によって、干す時間や間隔が違うのと、

『真綿』や『絹』の布団の場合、直射日光は避けて

陰干しが良いそうです。

取り込む時に強く叩くと、布団の生地や詰め物を

傷める可能性がありますので、やさしく取り扱って下さいネ。

 

お日様に干すのが一番ですが、難しい場合は

『布団乾燥機』を使うのが良いそうです。

 

そんな布団ですが、使い方や収納の仕方によって違いますが、

5年』を目安に、布団の生地の傷みですとか、

ふっくらしているかどうかの具合とか、チェックすると良いそうです。

そして必要な場合は、仕立て直しやクリーニングがお勧めだそうです。

 

『羊毛(ウール)』や『羽毛・羽根』、『綿(コットン)』の布団は

ドライクリーニングや丸洗いが可能だそうですので、

クリーニング屋さんなどにご相談下さい。

その他の布団は品質表示などで、確認してみて下さいネ。

 

 

■杏樹さんの感想 

 

眠る時に欠かせないお布団ですが、

『羽毛布団』と『羽根布団』の違いですとか、

知らないことが多くて、勉強になりました。

 

睡眠は健康のために、とても大切なものですから

ご自分に合ったお布団を選んで下さいネ。

 

私の今の課題は"自分に合った枕探し"と

"布団乾燥機を買うかどうか?"です(笑)

 

 

 

【お知らせ① 次週(6/26~)からのテーマ】

 

誕生日のケーキや仏壇などに使われる『ロウソク』について・・・

 

 

【お知らせ② 番組で使用しているBGM

 

◆オープニング 

SIMPLE THING(シンプル・シング) / ミニー・リバートン

 

◆エンディング

LARRY'S WORLD(ラリーズ・ワールド) / ラス・フリーマン