原因や対処の仕方まで、『イライラ』についてです。

 

■今週(4/164/20)のテーマ:『イライラ』

 

4/16(月) 『イライラの原因』  

 

1日の始まりである朝、今日1日がイイ日でありますように・・・と思うのは、

自然のことですよネ。ところがなかなか思うようにならないのが、現実です。

 

その日1日が"イイ日"になるのか?

それとも"残念な日"になってしまうのか? 

その差を作ってしまう大きな要因に『イライラ』があります。

朝からイライラしてしまったら、その日1日が

残念な1日になってしまっても、仕方がないかも知れません。

    

イライラの根本的な原因は『怒り』という感情です。

日頃の生活で起こる、様々な出来事に対して、

どうしようもない怒りを感じているそうです。

その怒りですが、なかなか思うようにいかない自分に対してや

家族や友人、仕事関係の人、あるいは全く知らない人など

"人"に対しての場合もあります。

 

"人"以外のこと、例えば道路が渋滞していて、クルマがなかなか

進まないことに対して、怒りを感じることがあります。

こうした様々な怒りが、イライラへと繋がっていきます。

イライラしている人の場合、常に何かしら怒っているともいえます。

この"怒りのスイッチ"は人によって違いますので、

周りの人から見ると"何でその程度のことで怒るの?"とか

"そんなことでイライラするんだ"と思う時があります。

他にも『過剰なストレス』も、イライラの大きな原因の1つです。

 

様々な研究の結果、『性格は感染する』ことが分かっているそうです。

例えば、怒りっぽい人と一緒にいると、いつの間にか自分も

怒りっぽくなってしまう・・・というものです。

 

同様に、常にイライラしている人が周りにいると、

やがて自分もイライラしてしまいます。

逆に、おだやかな人に囲まれていると、

自分もおだやかになれるそうです。

 

 

4/17(火)  『イライラへの対処法①』

 

イライラからは、決してプラスは生まれません。

ましてやイライラは、人に感染します。

自分がイライラすることで、その場の雰囲気を悪くしたり、

周りの人までイライラさせてしまいます。

 

イライラしないための方法の1つに『アンガーマネジメント』という 

心理トレーニングがあります。

これは1970年代にアメリカで誕生したもので、『認知行動療法』という

"心のストレスを軽くしていく治療法"に基づいたものです。

 

『アンガーマネジメント』を簡単に言いますと、

『怒りの感情と上手く付き合うための方法』です。

『怒り』はイライラの最大の原因の1つですが、

その『怒り』に支配されないように、

感情をコントロールする・・・というものです。

 

イラッとした瞬間、カッとなった瞬間、反射的に相手に言い返したり

手を出したり、何かモノに当たったりしてしまうことがあります。

その結果、ケンカになったり、取り返しのつかない事態に

なってしまうこともあります。

    

そうした事態を避けるための『アンガーマネジメント』ですが、

大事なポイントの1つが『6秒ルール』です。

実は"怒りのピーク"は、長くて6秒と言われていて、

この6秒間は冷静な判断が出来ないそうです。

逆に言えば、この6秒をやり過ごすことで、ケンカなど

最悪の事態を避けることが出来るそうです。

 

但し6秒経ったからといっても、怒りが収まるわけではなく、

あくまでも"怒りに感情が支配されないための時間"です。

イライラした時、まずは原因となる"怒りのピーク"をやり過ごすためにも、

6つ数えるだけでも効果的だそうです。

 

 

4/18(水)  『イライラへの対処法②』

 

イライラの最大の原因の1つに『怒り』があります。

そんな怒りの感情と、上手く付き合うための心理トレーニングに

『アンガーマネジメント』があります。

『アンガーマネジメント』では怒らないことではなく、

"怒りで後悔しないようになること"を目指します。

 

まずは"最近1週間で怒りを感じたこと"を紙に書き出します。

これを『アンガーログ(怒りの記録)』と言うそうです。

書き出すことで、自分がどんなことで怒りを感じるのか、

客観的に分かるそうです。

そして自分の怒りの原因を分析してみると、

自分の"こうあるべき"という価値観が思い通りにならなかった時に、

怒りを感じることが多いそうです。

 

例えばメールやLINEに対して、"すぐに返信すべき"という価値観を

お持ちの方、いらっしゃるかも知れませんが、

他の人もそうとは限りません。

なかなか返信が来ない、既読にならないからって    

イライラするのは違う・・・ということです。

 

怒りは"二次感情"とも言われていて、その裏側には不安やとまどい、

心配といった"一次的な感情"が潜んでいるそうです。

先程のメールやLINEの件でも、返信が遅いことに怒ったり、

イライラするのは"二次感情"で、本当は"何かあったの?"という

"心配"や"不安"といった"一次的な感情"があるそうです。

それに気づかず、言葉で上手く伝えられなかったことで怒ったり、

イライラしてしまうそうです。

 

その他、価値観の違いでイライラしてしまうことは誰にもありますが

自分と違う考え方の人がいても、"この人はそういう価値観なんだ"と

受けとめられる"心の器"を広げる努力も大切だそうです。

 

 

4/19(木) 『イライラした時に思い浮かべて欲しい言葉』

 

仏教の教えのひとつに『和顔愛語(わげんあいご・わがんあいご)』という    

言葉があります。

 

『和顔』には『おだやかな表情』、

『愛語』には『心やさしい言葉』という意味があります。

つまり"和やかな笑顔と、思いやりのある話し方で人に接すること"です。

 

この『和顔愛語』を心掛けることが、

"心を乱さず、平常心を保つコツ"でもあるそうです。

イライラした時、嫌なことがあった時、辛い時こそ、まず自分から

笑顔と優しい言葉で、周りの人に接する姿勢が『和顔愛語』だそうです。

 

この『和顔愛語』には続きがありまして

『先意承問(せんい・じょうもん)』という言葉です。

意味は"相手の気持ちを先に察して、その望みを受け取って、

自分が満たしてあげること"です。

 

つまり『和顔愛語 先意承問』とは

"和やかな顔と、思いやりの言葉で人に接することで、

相手の気持ちをいたわって、先に相手の気持ちを察して、

相手のために何が出来るか?を考えて、

自ら進んで、手を差し伸べていく"という意味です。

 

イライラは周りに伝染します。

ひとりのイライラのせいで、それまで良かった雰囲気が悪くなることもあります。

そんな時こそ『和顔愛語』だそうです。

 

 

4/20(金) 『イライラしている人との接し方』 

 

自分ではイライラしないように、平常心でいるように・・・と

心掛けていても、イライラしている人と一緒だと

こちらもイライラしてしまうことがあります。

そうならないように『イライラしている人』とは、

どう接していけばイイのでしょうか?

 

常にイライラしている人、すぐにイライラする人は自分自身で

イライラしていることに、気づいていないケースもあるそうです。

また怒りっぽい人は、精神的に弱いからこそ、

イライラしていることもあるそうです。

そこで"クチではいろいろ言っているけど、本当は弱い人なんだ"

"こういう人もいるよな・・・"と考えることによって、気持ちも軽くなるそうです。

必要最低限以外は、コミュニケーションを取らない・・・というのも

1つの方法だそうです。

 

イライラしている人は、決してあなたの思う通りにはなりません。 

これがイライラする最大の原因の1つでもあります。

他人を変えようとするから、腹が立ってイライラするそうです。

逆に言えば、変えようとしなければイライラしないということです。

 

心理学に『ミラーリング』という言葉があります。

"相手は鏡で、いつも自分の心を人に映し出している"という意味です。

これに当てはめると、誰かの言動にイラ立つ時は、

自分を相手に映し出してイライラしている・・・ということになります。

自分が認めたくない、自分にとっては嫌だと感じることを

他人がしている姿を見て、イライラしてしまうそうです。

 

 

■今週の感想 

 

今週はイライラの心理や、イライラした時の対処法などについて

お話しました。

イライラはストレスをためることにもなります。

平常心を保ったり、自己コントロールをすることは

とても難しいことですが、イライラの芽を摘むことは大切ですよネ。

 

火曜日にお話したように、誰かに対してイライラした時やカッとなった時は、

まずは6つ数える・・・これを私も実践したいと思います。

 

何か心理について、リクエストがありましたら、

番組宛にメール等でお寄せください。

 

 

【お知らせ① 次週(4/23~)からのテーマ】

 

人気のスイーツのひとつ、『パイ』について・・・

 

【お知らせ② 番組で使用しているBGM

 

◆オープニング 

SIMPLE THING(シンプル・シング) / ミニー・リバートン

 

◆エンディング

LARRY'S WORLD(ラリーズ・ワールド) / ラス・フリーマン