どんな行動にも、何かしらの心理が働いていますが、

私達の日頃の何気ない行動にも、その裏で心理が働いています。

そんな中、人には無意識に、〇〇の方向へと傾く習性があるそうです。

そこで『無意識の行動の心理』についてです。

 

■今週(10/1510/19)のテーマ:『無意識の行動の心理』

 

10/15(月) 『左回りの法則①』  

 

風水の世界では、時計とは反対回りの『左回り』は

自然界のエネルギーを吸収して、

逆に『右回り』はエネルギーを放出するといわれています。

これを地球の法則にあてはめて考えていきますと、

地球自身が回転する『自転』も、

地球が太陽の周りを回転する『公転』も『左回り』です。

このように"『左回り』=自然の法則"なので、

人は『左回り』の方が活力を得られる・・・と考えられています。

 

風水はそもそも

"全ての人のために良い、自然環境を求めるための思想や環境学"なので、

地球の法則に合わせることによって

自然の力を得ることが出来るというものです。

 

そのため私達の生活環境をよく見てみると、

その多くが実は『左回り』に作られています。

例えば野球でベースを回る時も、陸上競技のトラックや

スケートのリンクも『左回り』です。

これは『左回り』に動くことで、より最高のパワーを

発揮出来るように考えられたのでは・・・といわれています。

 

知らない道を真っ直ぐ歩いていて、突き当たりにぶつかりました。

右か左のどちらかに曲がるしかありませんが、この時、

70%の人が、無意識に左に曲がるそうです。

どうして左の方向を選ぶのか?といいますと、

人は右足が利き足の場合が多いため、

左の方が進みやすいと考えられています。

これを心理学では『左回りの法則』と呼んでいるそうです。

 

 

10/16(火)  『左回りの法則②』

 

人には"無意識に左へ左へと傾く習性"があるとされています。

これを『左回りの法則』といいますが、

道が右と左に分かれている時、多くの人が無意識に

左の道を選ぶことが多い・・・といわれています。

 

また、考えごとをしながらウロウロしている時も、

無意識に左回りに歩いていることが多いそうです。

さらに何も目印がない所を歩くと、真っ直ぐ歩いているつもりでも

左回りに回っていることが多いそうです。

樹海や深い森に入った時、迷ってしまうのも、

これが原因だと考えられています。

 

この『左回りの法則』は、野球のベースや陸上競技のトラック、

スケートリンク、コンビニ、スーパーマーケット、

ホームセンターにも活用されています。

いずれも共通しているのは、基本どのお店も同じように商品が

並べられています。

例えばコンビニの場合、多くは入口から左側に雑誌や飲み物、

お弁当といった"よく売れる商品"を並べています。

 

これは"利き手が右"、つまり右利きの人が圧倒的に多いことが

関係しています。

右利きの人が多いのは、心臓が左にあるため、負担のかからない

右側を主に使う傾向が強いため・・・といわれています。

 

そんな右利きの人の場合、左手にカゴを持って右手で商品を取るので

左回りの方が取りやすい・・・と言われています。

そのためいわゆる"売れ筋商品"を"左回りの右側"に並べるのが

鉄則だそうです。

実際、お客さんの動きを右回りから左回りに変えただけで、

売り上げがアップした店もあるそうです。

 

 

10/17(水)  『右回りの法則①』

 

"無意識に左へ左へと傾く習性"『左回りの法則』ですが、

『右回りの法則』というのもあります。

人は子供の頃から自然と左回りに慣れている分、

右回りに対して違和感を覚えたり、

不安や不快な気持ちに感じることが多いそうです。

 

逆にこれを利用しているのが、お化け屋敷やジェットコースターです。

より不安な感情をあおるために、わざと右回りに作られていることが

多いそうです。

それに対して、メリーゴーランドのように、お子さんが楽しむアトラクションは

左回りに設計されていることが多いそうです。

 

他にも『回転寿司』も、右回りの所が多いそうです。

その理由ですが、右利きの人の場合、基本は右手でずっと

お箸を持っていますので、流れて来たお皿は空いている左手で

取ることになります。

左手で物を取る時、右から来る物の方が取りやすいですよネ。

 

他にも"お皿を取るか、取らないか"を判断する時間を

長くする・・・という目的もあるそうです。

左手でお皿を取る場合、右回りの方が流れて来たお寿司が

自分の好みのものかどうか、取るか、取らないかを判断する時間が

長くなるそうです。

その結果、悩んでいるうちにお皿が左に通り過ぎてしまっても、

左手なら何とか取ることが出来るそうです。

 

それでも最近では、お店のレイアウトによって、

お寿司のお皿が左回りに流れて来るお店も増えているそうです。

 

他にも緊急の時に使う非常階段も、

『右回り』に設計されているものが多いそうです。

これは降りる時に『左回り』になるようにしているからだそうです。

そもそも非常階段は、上るためには作られていない・・・というわけです。

 

 

10/18(木) 『右回りの法則②』

 

美術館や展覧会に行くと、"この矢印に従ってご覧下さい"という

順路が指定されていることが多いです。

その方向ですが、一般的には展示されている作品が欧米の場合、

壁に沿って右へと進んで行く『右回り』になっています。

それに対して、日本の特に古い作品の場合、

壁に沿って左へと進んで行く『左回り』になっています。

この違いですが、"文字の読み方の方向の違い"だそうです。

 

欧米の作品の場合、アルファベットで書かれているものに対して

左から右へと読んでいきます。

それに対して日本の作品の場合、縦書きに文字が書かれている時は

右から左へと読んでいきます。

 

また"文字が書かれていない作品"でも"視線が移動する方向"は、

文字を読む時と同じ・・・という説があるそうです。

欧米では"視線を左から右へと動かして作品を見る"のに対して、

日本では"視線を右から左へと動かして見る"というものです。

こうした違いもあって、日本の美術館などが基本は『左回り』で

外国の美術館は『右回り』なのだそうです。

 

アナログ時計の針が『右回り』なのも、ちゃんと理由があります。

人類が最初に作った時計は、太陽の動きによって変わる影を利用した

『日時計』です。

北半球では太陽は東から昇って、南を通って西へ沈むので、

『日時計』の針は『右回り』になります。

逆に南半球では太陽は東から昇って、北を通って西へ移動するので

『日時計』は『左回り』になりますが、世界の主要国の多くが

北半球に位置するため、時計には『右回り』が採用されたそうです。

 

 

10/19(金) 『並んだ時の位置』 

 

男性が女性と並んで座る時、右・左のどちら側に座るのでしょうか?

ある調査によりますと、80%以上の男性が女性の右側に座ったそうです。

またカップルで歩いている場合、男性が女性の右側を

歩いていることが多いそうです。

 

実際、多くの男性が

"女性の左側よりも、右側にいる時の方が落ち着きます"と

答えているそうです。

その理由ですが、男性は体の右側の方が、

警戒心が圧倒的に少ないそうです。

 

また女性の右側に立つことで、利き腕である右手が自由になります。

利き腕が自由になることで"隣の女性を守ってあげたい!"という

心理が働くそうです。

常に女性の右側にいることで、無意識のうちに自然にその女性を

守ろうとしているそうです。

 

さらに心理学的には"大事な心臓側"、

つまり自分の左側にいる人は、自分にとって信用出来る人や、

心からリラックス出来る人だとも言われているそうです。

そういうところから、男性をリラックスさせる意味でも、

女性は男性の左側にいると良い・・・とも言われています。

 

 

■今週の感想 

 

この番組ではこれまで何度も『心理』をテーマに

お送りしていますが、今回は『無意識の行動心理』でした。

『行動心理』と聞くと、難しいイメージがありますが、

今週ご紹介した『左回り』や『右回り』の法則のように、

人間の心理を、上手く日々の生活に取り入れていることが

よ~く分かりました。

 

モチロン、こうした法則が全ての人やビジネスに

あてはまるということではありませんが、

私自身、言われてみれば確かにそうだなぁ~と思うことが

たくさんありました。

 

日頃の何気ない心理について、疑問や質問がありましたら、

ぜひ番組宛にお送り下さいネ。

 

 

【お知らせ① 次週(10/22~)からのテーマ】

 

歴史から種類まで、『ハガキ』について・・・

 

 

【お知らせ② 番組で使用しているBGM

 

◆オープニング 

SIMPLE THING(シンプル・シング) / ミニー・リバートン

 

◆エンディング

LARRY'S WORLD(ラリーズ・ワールド) / ラス・フリーマン