子供の頃からよく食べていて、親しみやすいお菓子の1

『飴』について。

 

■今週(11/1111/15)のテーマ:『飴』

 

11/11(月)  『飴とは』

 

飴はもち米やサツマイモなどのデンプンを、

甘みのある糖類に変化させて作った、甘くて粘り気のある食品のことです。

 

飴の歴史はとても古くて、8世紀の奈良時代の歴史の本

『日本書紀』にも飴と思われるモノが載っているそうです。

 

古くから日本では飴といえば『水あめ』のことでした。

麦が発芽した状態のことを麦芽といいます。

麦芽には『ジアスターゼ』という酵素がたくさん含まれています。

もち米やサツマイモのデンプンにこの『ジアスターゼ』を加えると、

甘い糖分の液が出来ます。

これを絞って煮詰めたものが『水あめ』です。

 

古くから人々は、デンプンと麦芽による化学反応を発見して

水あめを作っていたそうです。

当時の水あめは甘味料として使われていて、

甘味料としての歴史は砂糖やハチミツよりも古いとされています。

 

水あめがお菓子として本格的に広まるようになったのは

江戸時代になってからです。

さらに水あめに砂糖を加えて、加熱したものを冷やすと、

固い状態のアメになります。

その後、歌いながら飴を売り歩く『飴売り』や、

飴が固まる前に曲げたり形をつけたり色を付けたりする

『飴細工職人』が登場するようになりました。

こうした歴史を経て、飴は現在も私たちの生活に根付いています。

 

 

11/12(火)  『飴の種類』

 

飴のことを英語で『キャンディ(Candy)』といいます。

飴の種類は、大きく『ハード系キャンディ』と

『ソフト系キャンディ』の2つに分けられます。

 

『ハード系キャンディ』は水あめと砂糖に味や香りの成分を加えたもので、

その名のとおり固いアメです。

ザラメを加熱して溶かして型に入れて薄く伸ばして固めた『べっこうあめ』や、

黒糖を使った『黒糖飴』、一般的な" 飴玉"がこの『ハード系キャンディ』に

分類されます。

『ドロップ』もこの『ハード系キャンディ』の仲間です。

    

『ソフト系キャンディ』は水あめと砂糖に、きな粉や練乳、バターなどを

練り込んだものです。

その名のとおり、クチあたりがソフトなアメです。

キャラメルやマシュマロ、ヌガーも『ソフト系キャンディ』に分類されます。

 

キャラメルは水あめと砂糖に牛乳やバター、小麦粉、

バニラなどの香料を加えて、煮て固めたものです。

 

マシュマロは水あめと砂糖に卵白やゼラチンを加えて、泡立てて、

着色料や香料などを加えたものです。

 

ヌガーは水あめと砂糖に泡立てた卵白、またはゼラチンを

加えて作ったものです。

ナッツなどを加えることが多いです。

    

飴はお菓子として気軽に食べられるものから、のど飴のように

のどの炎症をやわらげてくれるもの、塩飴や梅飴のように

熱中症対策に食べるものまで、たくさんの種類があります。

 

 

11/13(水)  『飴の雑学』

 

この番組は大阪でも放送されていますが、大阪では飴のことを

『アメちゃん』と呼ぶ方がいらっしゃいます。

大阪を始め、関西では食べ物に親しみを込めて、

『おうどん』や『お豆さん』、『おかいさん』といったような

呼び方をする方が多いですが、その中でも大阪の方は『アメちゃん』と

"ちゃん"付けで呼んでいます。

それだけ大阪の方は、飴に対して親しみを持っているそうです。

 

大阪は早くから飴作りが盛んだったといわれています。

その理由ですが、大阪は古くから"天下の台所"と呼ばれていて、

各地から飴の原料が集まりやすかったこと、

ポルトガルやスペインといった南蛮との貿易で、

砂糖が手に入れやすかったことが大きく影響しているそうです。

 

そうした経緯もあって、大阪には飴の会社の本社がいくつもあります。

例えば『ぷっちょ』などでおなじみの『UHA味覚糖(ユーハみかくとう)』、

『のど黒飴』や『はちみつきんかんのど飴』などでおなじみの『ノーベル製菓』、

『パイン飴』などでおなじみの『パイン』は

いずれも大阪市内に本社があります。

 

" 飴文化"が大阪で根付いた理由として、飴は値段がお手頃で、

その割には量が多くて、さらに日持ちも良くて、

いろいろな味が楽しめます。

そういった"お得感"が大阪で支持を得たのだそうです。

そして"アメちゃん、食べる?"と飴を勧めることで

コミュニケーションが取りやすい・・・という意見があります。

 

 

11/14(木)  『千歳飴』

 

1115日は『七五三』ですが、

『七五三』のお参りの際、縁起物のお菓子が千歳飴です。

千歳飴の袋には"松竹梅"や"鶴亀"などの絵柄が描かれています。

これは"健康"や"長寿"を願った、おめでたい絵柄です。

 

千歳飴は長いのが特徴ですが、一般的なサイズは

直径1.5cm以内、長さ1m以内と決められています。

長い飴には子どもの長寿を願い、"粘り強く""細く長く"という意味が

込められています。

食べる時に折ったり割ったりしても、マナー違反ではないそうです。

 

他にも、千歳飴の"千歳"という漢字は、

"千歳(せんさい)"とも読めますが、

"お子さんが千歳まで元気で長生きして欲しい"という

願いが込められている・・・ともいわれています。

色が紅白なのも、古くから紅白が"お祝いごとのしるし"であるため、

縁起を担いでのことです。

 

千歳飴の由来には2つの説があります。

1つは江戸時代の初め、大阪で商売をしていた

平野甚左衛門(ひらの・じんざえもん)さんが江戸に上京して、

紅白の細長い飴を、浅草・浅草寺で売り始めたことが由来となった説です。

 

もう1つは、同じく江戸時代の初めの頃、七兵衛さんという方が

同じように紅白の細長い飴を、浅草で売り歩いていたことが

由来となった説です。

 

 

11/15(金)  『のど飴の日』

 

1115日を『のど飴の日』と定めたのは、

食品メーカーの『カンロ』です。

『カンロ』は1981年(昭和56年)、日本で初めて商品の名前に

『のど飴』と付く『カンロ健康のど飴』を発売しました。

 

そのキッカケですが、当時の『カンロ』の社長さんが、

軽い風邪をひいて病院に行ったところ、お医者さんから

"お宅の『カンロ飴』や『黒飴』をなめておけば大丈夫だから"と

言われたからだそうです。

そのひとことが頭から離れなかった社長さんは、ある時、

"のどにやさしい飴"というアイデアが浮かびました。

 

そこから開発に乗り出しましたが、のどに良い機能性をキープさせながらも、

美味しさを表現するのはとても大変で、苦労の連続だったそうです。

それでも最終的に、これまでにない大人向けの味わいの飴

『カンロ健康のど飴』が誕生しました。

    

そして2011年(平成23年)、『カンロ健康のど飴』の発売30年を記念して、

1115日を『のど飴の日』としました。

    

1115日を『のど飴の日』とした理由ですが、    

『カンロ健康のど飴』が発売されたのが11月だったこと。

11月中旬から、最低気温がひとケタになって、

のど飴の需要が増えること。

そして数字の『11』を『いい』、『1』を『ひと』、

5』を『こ』、そして『え』で『いいひとこえ』という

語呂合わせからです。

 

 

■今週の感想 

 

飴といえば思い出すのは子どもの頃、

母が水あめを買ってくれたことです。

母が水あめが好きだったこともあって、

それで私にも食べさせたのだと思います。

 

今でも飴と聞くと、水あめを思い出します。

私の場合、飴には思い出が寄り添っています。

 

 

【お知らせ① 次週(11/18~)からのテーマ】

 

最近、ときめくことってありますか?

『ときめきの心理』について・・・

 

【お知らせ② 番組で使用しているBGM

 

◆オープニング 

SIMPLE THING(シンプル・シング) / ミニー・リバートン

 

◆エンディング

LARRY'S WORLD(ラリーズ・ワールド) / ラス・フリーマン

子供の頃からよく食べていて、親しみやすいお菓子の1

『飴』について。