"赤い色をしていて、見た目にも可愛くて、食べると甘酸っぱいもの"

子供から大人まで大好きな果物の1つ、『イチゴ』のお話です。

 

■今週(1/161/20)のテーマ:『イチゴ

 

1/16(月) 『イチゴとは?』

 

115日は『いちごの日』。

『全国いちご消費拡大協議会』さんが定めたもので

この時期はイチゴの収穫や出荷が、本格的になることから

記念日になったそうです。

"イチゴの語呂合わせなら、15日じゃないの?"と思われた方、

いらっしゃるかと思いますが、数字の『115』を

『いい(1)いち(1)ご(5)』としたことから

115日を『いちごの日』としたのだそうです。

    

イチゴは『バラ科』の植物です。

桜や梅、モモ、アンズ、リンゴ、ビワなども同じ『バラ科』です。

分類上は"果物"ではなく、"野菜"に分類されます。

その理由ですが、農林水産省によりますと

"1年生や多年生の草本になる実は『野菜』、

永年生の樹木になる実は『果物』"と決められているからだそうです。

"草本"とは"植物の茎が柔らかくて、

木の状態にならないもの"のことです。

この定義にあてはめると、スイカやメロンもイチゴと同じ

『野菜』の分類になるそうです。

 

但し、お野菜や果物を扱う青果市場では

イチゴもスイカもメロンも、『果物』として扱われているそうです。

そのため、デパートやスーパーでは果物の売り場に並んでいます

 

 

1/17(火) 『イチゴの表面に付いている"ツブツブ"について』

 

イチゴの表面には、たくさんのツブツブがあります。

実はこのツブツブの11つが、"イチゴの果実"です。

名前を『痩果(そうか)』といいます。

この小さなツブツブ11つを割ってみると、その中に種が入っています。

 

それでは普段、私達が"実"だと思って頂いている

あの赤い部分は何なのか?と言いますと、お花の中心にある

『花托(かたく)』、または『花床(かしょう)』と呼ばれるものです。

"おしべ"や"めしべ"などを乗せる土台のようなもので、

イチゴの場合、この『花托』がふくらんだものです。

 

イチゴのお花には"めしべ"がたくさんあります。

"めしべ"は"おしべ"から花粉を受ける"受粉"によって

この『花托』が、大きくふくらんでいきます。

それがクッションのような役割をしながら、

ツブツブの果実の部分を育てていきます。

 

このようにイチゴの実は、ふくらんだ『花托』の周りに

ツブツブの小さな果実が、たくさん付いたものです。

このイチゴのツブツブの数と、この『花托』の成長の具合は関係が深く、

ツブツブの数が多いほど、『花托』も大きくなるそうです。

大きいイチゴほど、ツブツブの数が多い・・ということです。

イチゴのように、本当の果実以外の部分が大きくふくらんで、

それが果実のように見えるものを、『偽果(ぎか)』と呼ぶそうです。

 

 

1/18(水) 『イチゴの歴史』

 

イチゴの歴史はとても古く、紀元前の石器時代に

野生のイチゴが、ヨーロッパからアジアにかけて生えていたそうです。

その後、14世紀頃からフランスやベルギーで栽培が始まって、

18世紀頃に、現在のイチゴの原型が誕生したそうです。

現在『イチゴ』と呼ばれているものは、オランダで誕生した品種で、

"南米原産のもの"と"北米原産のもの"の2つを

掛け合わしたものだそうです。

 

イチゴが日本に伝わって来たのは、江戸時代の終わり頃で

オランダの船で長崎に運び込まれていたことから

『オランダイチゴ』と呼ばれていたそうです。

当時、イチゴは主に観賞用で、なかなか普及しなかったそうです。

その後、明治時代になると、アメリカやヨーロッパから

様々な品種が日本に入って来ました。

 

この当時、東京の『新宿御苑』に農作物や園芸植物の

栽培試験場があったそうです。

『新宿御苑』さんのホームページによりますと、

1898年(明治31年)、この『新宿御苑』の栽培試験場で

農学博士・福羽逸人(ふくば・はやと)さんがフランスの品種から、

国産第1号のイチゴを作り出すことに成功しました。

そのイチゴは福羽さんのお名前から

『福羽苺(ふくばいちご)』と名付けられました。

この『福羽苺』の子孫が『とちおとめ』や『あまおう』

『とよのか』『さちのか』といった人気の品種です。

日本で生まれたイチゴのほとんどが『福羽苺』から

生まれたことになります。

 

日本でイチゴが一般的になったのは、戦後にアメリカから輸入された

『ダナー』という品種の影響が大きいそうです。

 

※福羽苺は現在、一般的には流通はしていないそうで、

 主にイチゴ農園の方が独自に栽培しているそうです。

 

 

1/19(木) 『イチゴの雑学①』

 

イチゴは赤い色をしていますが、これはポリフェノールの一種

『アントシアニン』という色素によるものです。

『アントシアニン』は、植物の中に含まれていることが多くて、

お花の赤い色や、秋に紅葉した時に赤くなる葉っぱの色、

リンゴの赤い色も、この『アントシアニン』によるものです。

イチゴは最初、緑色をしていますが、

これは葉緑素と呼ばれる色素によるもので、

それが太陽の光によって『アントシアニン』が発生して

赤くなっていくそうです。

 

『アントシアニン』は、活性酸素の働きを取り除いてくれる

"抗酸化作用"の他、視力や眼の疲れにも効果があると言われています。

『アントシアニン』は酸性の状態で、鮮やかな赤い色になるので

例えばイチゴジャムを作る時、レモン汁を加えると、

赤い色がさらに鮮やかになるそうです。

 

さらにイチゴには、ビタミンCが豊富に含まれています。

大粒のイチゴでしたら、5粒から6粒程度食べるだけで

1日のビタミンCの必要な量を満たすことが出来るそうです。

ビタミンCは風邪の予防や疲労回復、肌荒れなどに

効果的といわれています。

    

さらにイチゴには『葉酸(ようさん)』も多く含まれています。

赤血球を作り出すビタミンで、特に妊婦さんには欠かせないとされています。

新しい赤血球を作り出すために必要なことから

"造血のビタミン"とも言われています。

他にも、整腸作用があるとされる『ペクチン』や

体の中の余分な塩分を外に出す『カリウム』などを含んでいます。

 

 

1/20(金) 『イチゴの雑学②』

 

"イチゴのヘタの部分を持って、先端の細いほうから食べます!"という方

多いかと思いますが、これは違うそうです。

イチゴは成長するにしたがって、糖分を下の部分、

"細くなっている方"に集中させるそうです。

そうなると"ヘタの部分を持って、先端の細い方から食べる"と

"甘い"が最初に来て、最後に"甘酸っぱい"になります。

これを逆にして"ヘタの部分から先に頂く"と

"甘酸っぱい"が最初に来て、最後は"甘い"で終わるそうです。

 

そんなイチゴですが、"ヘタの部分"がキレイな緑色をしていて

それこそ反り返るほど、ピン!と張ったものが

美味しいイチゴの見分け方の1つだそうです。

 

イチゴを頂く時、水で洗われると思いますが、

注意点がいくつかあるそうです。まず『洗う時はヘタを取らない』。

ヘタを取ることで、そこからお水が入って水っぽくなってしまい

味が悪くなってしまうからだそうです。

洗う時は食べる直前、それも"流水で手早く"が基本です。

お水を張ったボールなどに入れておくと、イチゴに含まれる

ビタミンCが溶け出してしまうからです。

さらに"一度洗ったイチゴ"は、保存してはいけないそうです。

水っぽくなってしまうのと、カビが生えやすくなるからだそうです。

"食べる分だけ直前に、ヘタの付いた状態で手早く流水で洗う"

これがポイントだそうです。

 

保存する時はヘタが付いた状態で、洗わずにラップをかけて

野菜室に入れるのが良いそうです。

 

■杏樹さんの感想 

 

イチゴは凄く身近な存在で、私もよく頂きますが、

知らないことが結構ありまして、勉強になりました。

 

特にイチゴの正しい食べ方、ヘタの部分から先に頂く・・というのは

他のお仕事先のスタッフさんにも"知ってます?"と

プチ自慢しながら、説明しています(笑)

 

イチゴは栄養も豊富ですから、寒いこの時期は

イチゴを食べて、健康管理に務めて下さいネ。

 

 

【お知らせ① 次週(1/23~)からのテーマ】

 

"指にはめるアクセサリー" 『指輪』について・・。

 

【お知らせ② 番組で使用しているBGM

 

◆オープニング 

SIMPLE THING(シンプル・シング) / ミニー・リバートン

 

◆エンディング

LARRY'S WORLD(ラリーズ・ワールド) / ラス・フリーマン