阿部亮のNGO世界一周!
番組では、日本国内や世界各国で活躍するNGO(国際協力に携わる民間組織)を紹介。
NGOの代表や現地スタッフの方々をゲストに迎え、「なぜNGOに入ったのか?」
「現地はどんな悲惨な状況なのか?」
「どんな支援活動をしているのか?その成果は?」
「NGO活動の現場で目撃した現実とは?」「NGOは世界をどう変えたいのか?」
などの疑問に迫りつつ、世界を舞台に頑張っている日本人の姿を、
パーソナリティ阿部亮が紹介していきます。
(収録後の吉岡先生と阿部亮さん)
22年前に単身ミャンマーへ医療活動をはじめたジャパンハートの最高顧問になられた吉岡秀人先生。
ジャパンハートは途上国で無償で医療支援をしている国際医療団体です。
先週の放送では
吉岡先生は 途上国の医療のない地域で
これまでに、1万人以上の子どもたちの命を救ってきました。
もちろん劣悪な環境下で、手を尽くしても、助けられなかった命もありました。
時には現地の看護師の判断ミスも。
そんな時
『僕が殺してしまった』と
【自分がここで医療をはじめた責任】からそう思うことがあるそうです。
そして吉岡先生率いるジャパンハートの医療従事者は無給で途上国、僻地医療に参加しています。参加者は
参加費を払ってでもジャパンハートの一員として途上国で医療活動をします。
お金ではない報酬「やりがい」「自分のため」に人が集まるジャパンハート、素晴らしい経営手腕ですよね。
吉岡先生は
『AIが人間の脳を超える時代がもうすぐきます。そうしたら人は今みたいに働かなくてよくなります。そうするとどこにお金を使いますか。』
自分にとってのやり甲斐あるものへの投資に使うようになると。それが当たり前の世の中になるということ。
「だから今ジャパンハートに集まるスタッフはずっと先の生き方をしているんです」
と吉岡先生。確かにこれからの日本、世界を担う10代、20代、30代は これまでの価値観とは全く働き方を求めるのかもしれません。
吉岡先生は人にとって一番大事なのは「時間」とおっしゃいます。みなさんはどうですか。
もちろん、目の前にいる家族、友人、も大事ですが
自分の人生を大事に出来る人こそ
他人の人生も大切にできると 吉岡先生がおっしゃいます。そしてその理由は・・・
10日の放送では
吉岡秀人節が冴えわたる内容です。
先生の考え方に学び実践すれば
社会はもっともっと良くなると感じます。
左)収録後 お食事をする 阿部さんと吉岡先生 ジャパンハートがカンボジアで運営する病院の拡張建設について 話が盛り上がっています。
右)阿部亮さんがジャパンハートの運営するドリームトレインの子どもたちを招待。吉岡先生とアルビレックス新潟ミャンマーの村中コーチも一緒に!