阿部亮のNGO世界一周!
番組では、日本国内や世界各国で活躍するNGO(国際協力に携わる民間組織)を紹介。
NGOの代表や現地スタッフの方々をゲストに迎え、「なぜNGOに入ったのか?」
「現地はどんな悲惨な状況なのか?」
「どんな支援活動をしているのか?その成果は?」
「NGO活動の現場で目撃した現実とは?」「NGOは世界をどう変えたいのか?」
などの疑問に迫りつつ、世界を舞台に頑張っている日本人の姿を、
パーソナリティ阿部亮が紹介していきます。
ミャンマーの国旗です。
今年1月末から2月頭に パーソナリティ阿部亮さんは 安倍昭恵夫人のミャンマー寺子屋学校視察の旅に同行させて頂きました。
阿部さんがミャンマーに寺子屋学校を建設することになったのも、数年前、昭恵夫人が番組のゲストにお越しになったから。
ご縁は本当にあるのですね。
途上国で学校建設を続ける中で、阿部さんはもう少し 継続的に行きやすい場所を探していたのです。
(当時の阿部さんは 何百人の社員を束ねる司法書士法人 新宿事務所の経営者でした。)
昭恵夫人から「ミャンマーで学校を建てている」お話を伺い、ミャンマーが直行便で行けること、時差が2時間半など
また 僧侶や尼さんが運営しているので、教育する環境はあるが 丈夫な学校建物がない、ということで
すぐさま 阿部さんは視察に行きます。そこで目にしたのは 茅葺屋根、柱がふたつほどの とても教室とは言えない環境で
200人ぐらいの生徒たちが肩を寄せ合って勉強する姿。
そしてそんな環境の中でも 訪れた阿部さん一行を温かく迎えてくれて、とてもシャイで素直な子供達の姿に心をうたれたそうです。
また校長先生である僧侶や尼さんも 貧困ゆえ 学校に通えない子供達を教育する機会が必要と強く感じ
自分たちの住む場所をあけて、そこに茅葺屋根と柱の簡素な教室を作って教えているのです。
その寺子屋の存在のおかげで(正しくは僧院学校と言いますが) ミャンマーの識字率は90%を誇っています。
寺子屋視察の際、近くの村にもよりました。
そんなミャンマー寺子屋視察の旅の途中、今回 阿部さんに新たな出会いがありました。
それが 認定NPO法人「ミャンマーファミリークリニックと菜園の会」代表で医師の名知仁子先生です。
ミャンマーのミャウンミャという地域で 医療活動をしています。
MFCGのミッションとは・・・
ミャンマーの人たちが、自分たちの手で生活環境の課題を解決し、命を育む未来を描ける社会。この実現がミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会(MFCG)が目指すもの。
そのために、
(1)ミャンマーの無医村に医療を届け、
(2)保健衛生や栄養を学ぶ機会を提供し、
(3)栄養をまかなうための家庭菜園作りを支援する。
名知先生、前は日本の大学病院で医師をしておりました。その地位を捨てて
なぜ、ミャンマーの医療活動に関わったのでしょうか?
この日は ミャンマー最大の都市 ヤンゴンにある名知先生の宿泊するマンションを訪れました。
ミャンマーの衣装が華やかですね。
名知先生は 国境なき医師団の初期メンバーでもありました。
また生死をさまよう大病も患います。壮絶な人生から見えたことは?
初体面のおふたりなのに話がつきません(笑)