4月10日は 一般社団法人 三陸ひとつなぎ自然学校 代表伊藤聡さんがゲストです:阿部亮のNGO世界一周! | 毎週月曜日 21:30~21:50 | ラジオFM93+AM1242 ニッポン放送

阿部亮のNGO世界一周!

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阿部亮

阿部 亮

北海道札幌西高等学校卒業。19歳で陸路を世界一周したことをきっかけに、2010年からニッポン放送「阿部亮のNGO世界一周!」のパーソナリティを務める。夕刊フジに毎週コラムを連載中。

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番組紹介

番組では、日本国内や世界各国で活躍するNGO(国際協力に携わる民間組織)を紹介。
NGOの代表や現地スタッフの方々をゲストに迎え、「なぜNGOに入ったのか?」
「現地はどんな悲惨な状況なのか?」
「どんな支援活動をしているのか?その成果は?」
「NGO活動の現場で目撃した現実とは?」「NGOは世界をどう変えたいのか?」
などの疑問に迫りつつ、世界を舞台に頑張っている日本人の姿を、
パーソナリティ阿部亮が紹介していきます。

インフォメーション

2017.Apr.04

4月10日は 一般社団法人 三陸ひとつなぎ自然学校 代表伊藤聡さんがゲストです


前回は 岩手県釜石市の釜石girlsの寺崎幸季さんにインタビューした模様をお送りしました。


10日の放送も引き続き 釜石市で活動する30代の男性を紹介します!

それは 三陸ひとつなぎ自然学校の代表 伊藤聡さんです。


三陸ひとつなぎ伊藤さん阿部さん収録写真2.jpg

(都内のスタジオで。左 阿部亮さん 右 三陸ひとつなぎ自然学校 伊藤さん)


三陸ひとつなぎ自然学校 (通称 さんつな)は 釜石の復興を長期にわたってサポートする活動をしています。

震災から6年。ご自身の自宅も津波で流された伊藤さんですが

当時は 宝来館という旅館で働いていました。

目の前ですべてが流されていく景色を目の当たりにした伊藤さん。

すぐさま、宝来館のまだ大丈夫だった上の階の部屋を避難所として開放しました。

ですが また襲ってくるかもしれない津波のことを考え

全員 別の場所へ避難させます。

そんな誰もいなくなった旅館で一人残った 伊藤さんは「釜石の未来」を考えてしまったそう。

「このままでは釜石から人がいなくなってしまうんじゃないか」という危機意識が生まれ

 「自分がなんとかしなくては!!」と 心にスイッチがはいったそうです。「それが3月26日だった、鮮明に覚えている」とおっしゃっていました。

それから積極的に 釜石にやってくるボランティアの振り分けや交通整理をはじめた伊藤さん。

三陸ひとつなぎ伊藤さん阿部さん収録写真1.jpg

(収録も和やかな雰囲気。阿部さんも何度も釜石に行ってるので、話もはずみます)


そこでいろんな発見をしていきます。

沢山のボランティアの人達と関わり 釜石の住民が元気を取り戻す姿。

釜石に沢山来るボランティアでにぎわう町。

「この大勢の人達に釜石を大好きになってもらえば 町は大丈夫」という気持ちも生まれます。

そして かねてから興味のあった「観光業」と何か結びつけることは出来ないかと考え

「観光とセットにしたボランティアツーリズム」を始めたのです。

それがなんと震災後1か月後からはじめたとか・・・

「とにかく 動いてると 変わるんです」と。

そしてついに震災から1年後に 三陸ひとつなぎ自然学校が設立されます。


三陸ひとつなぎ伊藤さん阿部さん収録写真3.jpg

放送では 現在 さんつなが行っている活動や伊藤さんの原動力も伺います。

3月26日心のスイッチが入った日を忘れず、日々 釜石の町のために頑張る伊藤さんは素敵でした!


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