阿部亮のNGO世界一周!
番組では、日本国内や世界各国で活躍するNGO(国際協力に携わる民間組織)を紹介。
NGOの代表や現地スタッフの方々をゲストに迎え、「なぜNGOに入ったのか?」
「現地はどんな悲惨な状況なのか?」
「どんな支援活動をしているのか?その成果は?」
「NGO活動の現場で目撃した現実とは?」「NGOは世界をどう変えたいのか?」
などの疑問に迫りつつ、世界を舞台に頑張っている日本人の姿を、
パーソナリティ阿部亮が紹介していきます。
岩手県釜石市 情報交流センターで収録 左:寺崎幸季さん 右:阿部亮さん
番組開始から今年の春で 丸6年半を迎えました。
人に例えると
小学一年生が学校を卒業して中学生になっている・・・ってことですよね(笑)
改めて番組を聞いてくださったリスナーの方々には御礼を申し上げます。
また4月からも宜しくお願い致します。そして、初めてこのHPをご覧になって「お、興味あるな」って方も
ぜひ4月からお聴きください。NGO世界一周!のファミリーになってくださいね。
そして 4月から番組は20分に拡大します。
今まで8分ほどの番組でしたので、今後はより広く、より深く 話を掘り下げて放送していきます。
初回のゲストは 岩手県釜石市で釜石girlsという団体で活動していた当時高校生だった寺崎幸季さんです。
(取材したのが1月で当時は高校三年生でした)
幸季さんは 震災当時6年生でした。当時 彼女は 友達と釣りに出かけていました。
幸いにして命が助かった幸季さんですが
その後 震災によるPTSDの影響で、髪の毛を抜いてしまう行為を繰り返すという状態になり、とてもつらい日々を送ります。
そんな幸季さんを救ってくれたのがお笑い芸人 ノンスタイルの石田さんのブログでした。
「石田さんのお笑いをみて 笑っている時だけが幸せだった」と語る幸季さん。
そして偶然にも そんななか、 釜石市に震災復興のために吉本興業のお笑い芸人さんが何人かやってきました。
その日、そのお笑いを見て感動して泣いてしまった幸季さんですが、
釜石に来ていた桂文枝さんが「あの子はなぜ泣いているのだろう・・・」と 後日吉本興業のスタッフから
泣いた理由を聞かれた幸季さん。そんな吉本興業との出会いがきっかけで 幸季さんの中で 何かがかわりはじめていきます。
4月3日の放送では
つらい体験をした幸季さんの心を救った「お笑い芸人 ノンスタイル石田さん」との出会いから じょじょに立ち上がって
自ら行動を起こし、「仮設住宅にマグネットアート」を生み出したり、様々な活動を釜石で起こした幸季さんの
「勇気」をぜひ聞いてください。