6月6日は認定NPO法人 チャイルドファーストジャパンの活動を紹介します。:阿部亮のNGO世界一周! | 毎週月曜日 21:30~21:50 | ラジオFM93+AM1242 ニッポン放送

阿部亮のNGO世界一周!

aberyo@1242.com

阿部亮

阿部 亮

北海道札幌西高等学校卒業。19歳で陸路を世界一周したことをきっかけに、2010年からニッポン放送「阿部亮のNGO世界一周!」のパーソナリティを務める。夕刊フジに毎週コラムを連載中。

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番組紹介

番組では、日本国内や世界各国で活躍するNGO(国際協力に携わる民間組織)を紹介。
NGOの代表や現地スタッフの方々をゲストに迎え、「なぜNGOに入ったのか?」
「現地はどんな悲惨な状況なのか?」
「どんな支援活動をしているのか?その成果は?」
「NGO活動の現場で目撃した現実とは?」「NGOは世界をどう変えたいのか?」
などの疑問に迫りつつ、世界を舞台に頑張っている日本人の姿を、
パーソナリティ阿部亮が紹介していきます。

インフォメーション

2016.May.31

6月6日は認定NPO法人 チャイルドファーストジャパンの活動を紹介します。

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左:パーソナリティ 阿部亮さん  右:チャイルドファーストジャパン 理事 山田不二子さん


先日の報道でもありましたが、児童相談所の体制強化などを盛り込んだ改正児童福祉法と

改正児童虐待防止法などが27日、参院本会議で全会一致で可決し、成立しました。

児童相談所は、

都道府県と政令指定都市に設置が義務付けられていて、全国47の中核都市も設置できますが、

費用がかかるため、その数は少ないです。

改正法には施行後5年後をめどに、中核都市や23区が児相を設置出来るように、

国が財政支援することが盛り込まれました。

他にもベテランの児童福祉士や弁護士、医師の設置を義務付けたり、

家庭へ出向いて立ち入り検査するのを、迅速に行う手続きの簡略化もあります。その他にも

これまで一時保護中に18歳になった場合は、児童養護施設などへの入所措置がとれなかったが、

20歳未満までの入所可能となりました。

年々、全国の児相が 虐待の相談を受ける件数が増えて、今や9万件に近い状態です。

児童福祉士や保健師など、児相で虐待に対応する専門職を増やし、5400人以上とする目標を

国は掲げています。


これまで全2回、長きにわたって児童虐待問題に取り組んでいる認定NPO法人

「チャイルドファーストジャパン」の理事長・山田不二子さんのお話によりますと、

日本の児童虐待問題への対応が、海外の30年 遅れているという衝撃の事実でした。

少子高齢化の 高齢化問題に対策を手厚くするあまりに、子供の、そしてその中でも「虐待」にさらされている

子供への対応は、後まわしになっていたという現状。

虐待からは何も生まれず、不安定で、離職率も高く、家庭が持てない、自殺につながるケースも。

ただでさえ、子供が少ない時代、今いる子供達を守り、大事に育てることが

負の連鎖をたちきり、虐待を減らし、よりよい社会へと変わっていくのだろうと思います。

6月6日の放送では

認定NPO法人・チャイルドファーストジャパンが取り組む

電話相談について伺います。

あなたがもし、虐待を疑う子供を見かけたら?どうしますか?

また、長きにわたって、この活動の第一線で戦い続けている

山田不二子さんの伝えたい思いをぜひ、お聞きください。


IMG_1535.jpg収録中の風景
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