阿部亮のNGO世界一周!
番組では、日本国内や世界各国で活躍するNGO(国際協力に携わる民間組織)を紹介。
NGOの代表や現地スタッフの方々をゲストに迎え、「なぜNGOに入ったのか?」
「現地はどんな悲惨な状況なのか?」
「どんな支援活動をしているのか?その成果は?」
「NGO活動の現場で目撃した現実とは?」「NGOは世界をどう変えたいのか?」
などの疑問に迫りつつ、世界を舞台に頑張っている日本人の姿を、
パーソナリティ阿部亮が紹介していきます。
先週、先々週と 跡見学園女子大学教授で、立教大学名誉教授の笠原清志さんに
バングラディシュの最大級のNGO「BRAC」について伺いました。
21日は BRACとともに バングラディシュで国の経済発展、貧困層の自立、女性の社会進出、
そして一連のソーシャルビジネスを成功させている「グラミン銀行」について伺います。
2006年に「グラミン銀行」はユヌス総裁とともに「ノーベル平和賞」を受賞しています。
1983年にムハマド・ユヌス氏がグラミン(農村)銀行を設立。貧困層自立のために
マイクロクレジットという制度を普及し、バングラディシュの6000近い農村に銀行を開設。
2000以上の支店を持ち、700万人以上の貧困層の生活を向上させていると言われています。
日本のように政府がしっかりしてないバングラディシュでは
BRACやグラミン銀行のような組織が そこに暮らす人々の生活を保障し、改善し、
国の成長も促しています。
21日の放送では、立教大学名誉教授の笠原清志さんからみる
グラミン銀行の成功、ユヌス総裁を伺います。
↓ 笠原先生の著。右は バングラディシュの「BRAC」について笠原先生が監訳しました。「貧困からの自由」/明石書店
↓ 昨年行われた芝・増上寺での「ミャンマー祭り」
ミャンマーの寺子屋教育について語り合うシンポジウム。
パーソナリティーの阿部亮さん、笠原清志さんが、安倍昭恵夫人とともに参加しました。
この時のご縁で、今回の収録が実現しました。