全3回にわたって NPO法人「ハート・オブ・ゴールド」の代表 有森裕子さんにお話を伺ってきましたが、
9月22日はその最後。
今回は「ハート・オブ・ゴールド」の東北被災地における活動を伺います。
震災直後 もともと予定していた大阪・淀川マラソン、全国では そのころ大きなイベント、マラソン大会のほとんどが
中止になるなか、 「ハート・オブ・ゴールド」の代表 有森さんは
「何かやる意味があるのなら、中止にすることはないんじゃないか」と考え、マラソン大会を決行。
参加者に提供するはずだった参加Tシャツも
「新品で返してほしい、被災地では きっと着るものもなくて困っているだろうから」と参加ランナーに伝えます。
いわゆるリターンTシャツ。
そして、「ハート・オブ・ゴールド」は
参加者からのメッセージを書かれたそのTシャツを被災地へ届けます。
その活動を発端に、
「できることを、現地がのぞんでいることをやる」という方針で活動してきました。
このモットーも 「ハート・オブ・ゴールド」がカンボジアを支援してきた経験から生まれたもの。
「外の人は外の人なんです・・・」そう語る有森さん。
そこを十分 わかったうえで、 現地の望むことを支援してきました。
太陽光の街路灯を学校の近辺にたてる活動もそのひとつ。
そして今後 東北・石巻でやってみたいことも伺っています。
有森さんと阿部さん 収録前の打ち合わせで話が盛り上がっています。