阿部亮のNGO世界一周!
番組では、日本国内や世界各国で活躍するNGO(国際協力に携わる民間組織)を紹介。
NGOの代表や現地スタッフの方々をゲストに迎え、「なぜNGOに入ったのか?」
「現地はどんな悲惨な状況なのか?」
「どんな支援活動をしているのか?その成果は?」
「NGO活動の現場で目撃した現実とは?」「NGOは世界をどう変えたいのか?」
などの疑問に迫りつつ、世界を舞台に頑張っている日本人の姿を、
パーソナリティ阿部亮が紹介していきます。
「ラストマイルの支援を」
発展途上国の人々の「生活の向上」と「自立」を目指して、
政府を介さずに,途上国の貧しい人たちに、本当に役立つ技術製品を届ける
活動をされているのがコペルニク。
3回目の今日は代表の中村俊裕さんの人となりに迫ります。
中村さんは、京都大学を卒業後、国連で仕事をされていました。
国連職員ってどうやってなるのか?ちょっと興味ありますよね。
今週はそんなお話も、そして国連のお仕事を経験されるうちに
なぜ、コペルニクを立ち上げ~ラストマイルの支援を考えたのか?
国連職員をされている時の
西アフリカのシエラレオネ共和国での忘れられない経験が関係しているそう。
そして 現在、コペルニクがやっていること、さらに拡大させることも・・・。
例えば・・・ 途上国や海外のちょっとはずれの町に行くと、
その町や村でちょっとしたものを売ってるような屋台店ってあるでしょう?
そこは現地のひとには、ちょっとしたコンビニ。
コペルニク、中村さんはここに着目しました。
「コペルニクの便利な商品がここに置かれたら、どんなにこの地に住む方の
生活に役立つだろう・・・」と。
というわけで、現在 東南アジアを中心に、
現地にもともとある屋台のような?お店をちょっとアレンジして
途上国の人に便利な技術商品を売ってるんですよ。
↑ 浄水器。バケツを2枚重ねたような作りですね。
最先端の技術を誇る日本では、↑のような簡素な作りの製品を作るのは苦手なこと。
しかし
最近では、日本の企業もようやくこの市場に関心をもつようになったそう。
日本の技術製品が 途上国の屋台で売られる時がくるかも!