阿部亮のNGO世界一周!
番組では、日本国内や世界各国で活躍するNGO(国際協力に携わる民間組織)を紹介。
NGOの代表や現地スタッフの方々をゲストに迎え、「なぜNGOに入ったのか?」
「現地はどんな悲惨な状況なのか?」
「どんな支援活動をしているのか?その成果は?」
「NGO活動の現場で目撃した現実とは?」「NGOは世界をどう変えたいのか?」
などの疑問に迫りつつ、世界を舞台に頑張っている日本人の姿を、
パーソナリティ阿部亮が紹介していきます。
↑ 見てみて~~~ピカピカのツルツルの「泳ぐホタテ」さんだよ。
もうほんとに このままツルッと食べたら
うまい!のひとことしか出てこないぐらい うまいんです(笑)
おいしい~というより「うまい」んです(笑)漁師さんありがとう!
さて・・・今回の「阿部亮のNGO世界1周」は??
11月21日は 三陸取材第4弾!です。
11月も後半に入り、東北~三陸・岩手も寒くて
「しばれる~」季節になってきてることでしょう。
冬の到来の前に、東北には素晴らしいニュースが
ありました。「楽天・日本一」です!
私も毎晩「日本シリーズ」を見ては、(仙台育ちなので)
楽天を応援していました!(巨人ファンの方ごめんなさい)。
その楽天の選手で、岩手出身の「銀次」選手も活躍しました
岩手の方は本当に盛り上がったのではないでしょうか?
そして、その銀次選手の出身地にも比較的近い場所
釜石市に
改めてわかったことがありました。
それは熱き人間がいっぱい住む町!
そんな熱き男の1人が、君ヶ洞剛一さん、35歳。創業25年
ご両親と弟さんと一緒にホタテ、ウニ、アワビなどの
問屋を営む「ヤマキイチ商店」の二代目にして専務の青年です。
生きたホタテがいる水槽いっぱいの作業場で
三陸の水産業のお話を伺ってきました。
↓ こちらが 震災後 再開された作業場。
生きてるホタテさんがいっぱいいます。
↑ 剛一さんがすぐに作業場でさばいてくれました。
↑ 剛一さんは 「銀次」選手と同じように高校野球少年。
(最初は野球をやってるとは誰も知りませんでしたが、
インタビューをしているうちに高校野球をやっていたこと、
実はピッチャーだったことを知る・その熱き性格は
高校野球のせいもあると納得の一同・笑)
↓ 作業場を見る阿部亮さん。水の音がずっと・・
剛一さんは 三陸の漁業・いわゆる第一次産業をどう盛り上げていくか を真剣に考えています。
確かに 私たちの生活でとても大事な「食」。私たちは
その食のおおもとを提供してくださってる漁師のかたがたの存在を
忘れがちになってます。東京に住む我々は特にそうかもしれません。
三陸産の海のものが非常に評価されながら、
東京での市場では
きちんとした評価を受けずに売買されているケースも
少なくありません。そういったあしき慣習のせいで、
第一次産業に携わる方にプライドを持ってというのもおかしい話。
でも、本当にいいものだからこそ、その評価を受けてしかるべきだ、
剛一さんは そんな歪んだ状況から、三陸を「あるべき姿」に
するべく日々 知恵を振り絞り、活動しています。
東北ひいては日本そして世界で「あるべき姿」になることが
今まで以上に食」に携わるひとも享受される側もよくなる話してくれました。
↑生きたホタテがいる水槽いっぱいの作業場で三陸の水産業のお話を
伺ってきました。
震災では「顧客リスト」だけを持って逃げた。
この「顧客リスト」は本当に「泳ぐホタテ」「ヤマキイチ商店」を
応援してくださっているお客様=大切な友人たちなんだそう。
震災後もたくさんの方に支えられ、流された作業場も
「無償の愛を頂いたからこそ、生かされた命をこの三陸の漁業のために
使っていきたい」
ストレートに語ってくださった剛一さんの思いをぜひ聞いてください。
↑ほぼ同じ年齢の二人。頑張る30代青年たち?!
取り組みは違えど気持ちは同じ熱きお二人。
「ヤマキイチ商店」「泳ぐホタテ」で検索すると剛一さんの
熱きブログ「あるべき姿に」もご覧になれます。
http://www.yamakiichi.com/aisatsu-ceo.html
ぜひ、あなたも 「食」と真剣に向き合う姿を感じて下さい。