阿部亮のNGO世界一周!
番組では、日本国内や世界各国で活躍するNGO(国際協力に携わる民間組織)を紹介。
NGOの代表や現地スタッフの方々をゲストに迎え、「なぜNGOに入ったのか?」
「現地はどんな悲惨な状況なのか?」
「どんな支援活動をしているのか?その成果は?」
「NGO活動の現場で目撃した現実とは?」「NGOは世界をどう変えたいのか?」
などの疑問に迫りつつ、世界を舞台に頑張っている日本人の姿を、
パーソナリティ阿部亮が紹介していきます。
ホッとされてる方も多いかもしれないですね
さて、今週も 先週に引き続き シドニーオリンピック女子マラソン 金メダリスト
高橋尚子さんがゲストに登場。この方もどれだけ日々 汗を流していることでしょうか!
9日の放送は 高橋尚子さんが5年 続けている
「スマイルアフリカプロジェクト」で行ってる
マラソンイベント「ソトコトサファリマラソン」です。
そもそも「スマイルアフリカプロジェクト」とは、日本の子供たちが履かなくなった
シューズをアフリカ・ケニアの子供たちに届ける活動。
ケニア・キベラ地区はアフリカ最大のスラム街。そこでは 裸足、もしくはほぼ裸足に
近い生活が余儀なくされているのです。そこで高橋尚子さんは引退後、
「スマイルアフリカプロジェクト」のフロントランナーとして活動されているのです。
そしてそのプロジェクトのひとつ、「ソトコトサファリマラソン」。
これまでに4万足以上のシューズを贈った国・ケニアで、2009年に
スタートした市民マラソンイベント。近郊の都市から、
またシューズを贈られた子どもたちも参加する大イベント。
アフリカという大地を走り抜くランナーがたくさん出場!
トップクラスのランナーの姿も。
ケニアのスラム街 キベラの子供たちも勿論 日本のシューズを履いて
一緒に走ります。ゴミの山の中で暮らしているキベラの子供たち。
この日は 思いきり走れる喜びを感じてもらっているそう。
5年の活動の中で 高橋さんは自身も毎年毎年 吸収することが
変わって、成長するとのこと。
確かに一年目に思い知った現実、そして二年目に感じた新しいこと
どんどん視野が広がり、さらにもっとよくしたいと思うのでしょうね。
でもそれは この活動に一生懸命に取り組んでるからこそ。
中途半端のないまっすぐな思い。
ひとつひとつの言葉に力を込めて話す高橋さん。
一番 心に残る少年の話をしてくださいました。
その名をモーリス君。
地道な高橋さんの活動が今 まさにタスキになってモーリス君に受け継がれていきます。
高橋さんはほんとうに素敵です。
金メダリストのあの瞬間と変わらず、輝いています。ぜひ放送を聞いてみてくださいね。
(↑同世代のお二人、世界を旅してる阿部亮さんと話が弾みます)