阿部亮のNGO世界一周!
番組では、日本国内や世界各国で活躍するNGO(国際協力に携わる民間組織)を紹介。
NGOの代表や現地スタッフの方々をゲストに迎え、「なぜNGOに入ったのか?」
「現地はどんな悲惨な状況なのか?」
「どんな支援活動をしているのか?その成果は?」
「NGO活動の現場で目撃した現実とは?」「NGOは世界をどう変えたいのか?」
などの疑問に迫りつつ、世界を舞台に頑張っている日本人の姿を、
パーソナリティ阿部亮が紹介していきます。
震災で被災された地域の復興は、行政の力、莫大な支援が必要、2年以上たった今も
決して完全復興とは言い切れない状況です。
しかし、復興するのに、忘れてはいけないのが、ゆるぎない現地の人たちの「思い」です。
津波に襲われ全てが流された朝市の復活に奮闘されてきた
宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区にある「ゆりあげ港朝市」の
協同組合代表理事、桜井広行さんは、震災直後、訪れた避難所で、
真っ暗な中ローソクをともしていた朝市の顔なじみのひとたちが
支給されたわずかなパンを食べているのを見て、ある決意を固めます。
そこから始まった桜井さんの行動とは?そして、仮の場所で
地元の人の願っていた朝市が一時的に復活します。
信じられないほどの人が集まり、「ゆりあげ港朝市」の復活の声が
市に寄せられ、そこから すごい展開に・・・。
桜井さんの最初にとった行動が輪を呼び、それが結果
もともとやっていた場所で朝市を今年の5月に復活させることに。
そこにはある外国の支援が・・・。そしてそれはなぜそうなった
のか?桜井さんの懸命な思い、地元のひとの復興への願いを
「ゆりあげ港朝市」の協同組合代表理事、桜井広行さんが語ります。