阿部亮のNGO世界一周!
番組では、日本国内や世界各国で活躍するNGO(国際協力に携わる民間組織)を紹介。
NGOの代表や現地スタッフの方々をゲストに迎え、「なぜNGOに入ったのか?」
「現地はどんな悲惨な状況なのか?」
「どんな支援活動をしているのか?その成果は?」
「NGO活動の現場で目撃した現実とは?」「NGOは世界をどう変えたいのか?」
などの疑問に迫りつつ、世界を舞台に頑張っている日本人の姿を、
パーソナリティ阿部亮が紹介していきます。
6月24日の「阿部亮のNGO世界①周」では
世界のこどもたちの未来のために活動してる国際NGOの団体
「Save The Children Japan」の小出拓巳さんがゲストで
出演されます。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、生きる、育つ、守られる、参加する
そんな子どもの権利が実現できる世界を目指しています。
24日は「2回目の今回は 東日本大震災での取り組み。」
震災の起きたとき、小出さんはパキスタンの洪水災害に伴う
子供たちのケア支援を現地で行っていました。
現地の子供たちが日常の生活が送れるおおよそのメドがたった時のこと、
3月24日に急遽 日本へ戻ることになり、戻ったら
成田から直接そのまま東北へ入ることになります。
震災から2週間たってから、陸前高田に入った小出さんは見た風景に
絶句します。
川、海がすべてを流してしまうその目にした景色とは。
家が、学校が、街が、なくなる。身近な誰かを失う・・・生や死。
その意味をすぐには理解できない子供たちにのしかかる
影響の深さは計り知れません。
震災のショックから口をきけなくなってしまったり、塞ぎこんで笑顔を失ってしまった
子供たちに少しでも元気になってもらおうと、
「Save The Children Japan」は「こども広場」なるものを開設します。
小出拓巳さんはパキスタンでの活動をいかし、「こども広場」で子供たちの笑顔を
取り戻すために奮闘していきます。
冷静なお声の中に すべてを受け止め、優しさのあふれる小出さんの話を
ぜひきいてくださいね。