1242 ニッポン放送
石川みゆきのパソコン日記
石川みゆき
 
Diary
12月11日
大人のための総合エンターテイメント誌「kamzine」創刊!
番組の中でもご紹介させていただきましたが、
ここでも宣伝させてください!

産経新聞社のサンケイスポーツから、
大人のための総合エンターテイメントマガジン
「kamzine」(カムジン)が創刊されました。

キャッチフレーズは「大人を幸せにする『歌・夢・人』マガジン」です。
「歌・夢・人」と書いて、「カムジン」と読みます。
大人のためのというだけあって、ターゲットは60年代、70年代の
音楽を現役で知っている40代以上の皆さんです。

今、世の中に出ている音楽雑誌やエンターテイメント雑誌って、
若者をターゲットにしているものばかりですよね。
私も最近のヒット曲には全然ついていけません。
先日夜中にやっていたカウントダウン番組でも、30位中わかったのは
サザンオールスターズとゴスペラーズぐらいでしたものね。
あとはどっちが曲名なのか、アーティスト名なのかわからないものばかり!
本当についていけません!

その点、昔の曲はいいですよね。安心して聞くことができます。
今また60年代、70年代の曲が続々カバーされてヒットを続けています。
この「カムジン」はそんな大人の皆さんが安心してついていける雑誌、
安心して読んでいただける本だと思います。

創刊号の巻頭を飾るのは「中島みゆき独占インタビュー」
さだまさしさん、森山良子さん、世良公則さんのインタビューも
読み応えがあります。
創刊号からスタートする連載読み物は「都はるみ物語」
井筒監督が言った通り、載っている方の年齢層がとても高いのです。

この他にも「まだまだ韓流!」のコーナーではヨン様を始め、
韓国の俳優さんを取り上げた記事やプレゼント企画もあります。
洋楽特集もありまして、スティングやフレディ・マーキュリーの貴重写真の
数々や独占撮影に成功したイーグルスの最新カットもファンには見逃せません。

しかし私が一番宣伝したいのは、この「カムジン」に付いてくる特典CDです。
このCDは「カムジン」とセットになっていて、
こちらは「オムジン」と言います。
「音・夢・人」と書いて「オムジン」と読みます。
 
このCDのご案内役を私がやっております!!
このようにCDとして後まで形となって残る仕事は、
そうそう経験できないことなので、風邪は引けないぞ!とか
毎回緊張して収録をおこなっています。

内容は、その時代、時代を象徴する歌や音楽をお楽しみいただくもので、
今回は、昭和45年の音楽を特集しました。
昭和45年、皆さんは何歳で、何をしていましたか?
懐かしい音楽とその時代を象徴する音で、
昭和を振り返っていただこうという企画です。

この他にも舟木一夫さんや氷川きよしさんのインタビューも収録されて
います。季節柄、クリスマス音楽の特集もありますよ。
そしてこの「オムジン」のオープニングテーマ曲は、
宇崎竜童さんがこの「オムジン」のために作ってくださった
オリジナル曲なのです。力が入っているのですよ。

皆さんにもぜひ聞いていただきたいと思います。
「カムジン」は、毎月8日発売。税込み750円です。
お近くの本屋さんやコンビニでも販売中です。
どうぞよろしくお願いいたしま〜す!!

12月 5日
やっぱり、プロのお仕事はすごい!!
今週の木曜日、2日に先日ご紹介した私が朗読をさせて
いただくコンサートがありまして、久しぶりに胃が痛くなるような
緊張感を味わいました。

森 仁指揮、演奏は「ディスカバリー シンフォニー チェンバー
アンサンブル」の皆さん。
私は第3部のサン・サーンスの「動物の謝肉祭」で、曲と曲の間に
谷川 俊太郎さんの詩を朗読させていただくというものです。
私の朗読がよかったのかどうかは自信はありませんが、
コンサートは大成功に終わりました。

私もこのお仕事をもう20数年やっておりますが、コンサートで
朗読をするなど初めての経験でしたので、勝手がわからず
緊張もしましたし、悩みました。
ただ全く違う世界の人達と一緒に仕事が出来て、
本当に勉強になりました。

まず感じたのは、プロの演奏家の皆さんの凄さですね。
初めて会った人達でも、楽譜を渡されてすぐその場で演奏が出来、
曲に仕上がってしまうのですから驚きますよ。

当たり前のことなのですが、CDで聞いていた「動物の謝肉祭」の
そのまんまの曲が生で流れてきて、それに合わせて朗読をするの
ですから、こんなに気持ちのいいことはありません。
今年の流行語大賞に選ばれた、北島康介選手の言葉をお借り
するなら「チョ〜気持ちいい!!」といったところでしょうか?
ちょっと不謹慎かもしれませんが、カラオケより気持ちよかった
ですよ。自分の実力がついていけないのが残念ですが・・・

コンサートの後、打ち上げでメンバーの皆さんともお話をする
ことが出来ました。
今回の演奏会は、若手の演奏家が中心でしたので、ステージを
離れてしまえば、どこかの大学生?という感じの方ばかり。

大きな○○楽団の演奏会ではなく、今回のようなコンサートの場合は
まず曲目が決まって、それを演奏するのに必要な演奏家が集められる
ということで、顔見知りもいれば初めて一緒に演奏するという方も
いらっしゃるわけです。
打ち上げの後、「明日は松本なので最終電車に乗って行きま〜す」
という人や、明日は九州だとか、皆さん翌日のコンサート会場へ向かって
「じゃぁ、また!」の挨拶一つでバラバラに帰っていきました。
これもなんだか妙にかっこよかったですね。

一つの道を極めている方というのは素晴らしいですね。
私も一応プロと呼ばれる世界にいるのですが、私の場合は時間が
来れば終わってしまう生放送だったり、同じ事を二度と出来なかったり、
後に残るような仕事ではないので、「プロです。」なんて言うのが
恥ずかしくなってしまいました。

たまには全く違う世界の方とお仕事をするのもいいものですね。
大いに刺激を受けましたし、勉強にもなりました。
いい経験をさせていただきました。

11月28日
ついに会えた!生ヨン様!!
ご自身の写真集と写真展のPRのために来日中のヨン様こと
ペ・ヨンジュンさん。
そのオープニングイベントが11月26日(金)、写真展が
開かれる六本木ヒルズの森タワー52階で行われました。
一目ヨン様見たさにいそいそと出掛けて行った私。

まずは報道陣の多さに驚きました。
それほど広くない会見場に500人以上の取材陣。
日本のテレビ各局はもちろん、韓国のメディア、CNNも
来ていましたね。新聞、雑誌のスチールカメラマン多数が
ひしめき、場所取り合戦で怒号が飛び交っていました。
大きな記者会見ではよくある光景なのですが、
私は久しぶりに体験しました。
とても近づける状況ではありませんでした。

予定の時間より遅れること45分。
ついにヨン様登場です!!
この日のヨン様は、鮮やかなエンジのジャケットに真っ赤な
ネクタイで、いよいよ高貴な王子様の雰囲気。
写真集のためにかなり厳しい減量をなさったということで
「冬ソナ」の頃よりもあごのラインもシャープで、思っていたよりも
細い方だなぁという印象でした。
かっこいいというよりもとにかく「きれいな人」というイメージです。
男性に綺麗という表現は合わないかもしれませんが、お肌も
つるつるだし、ヨン様の場合は「美しい」という表現の方が
いいような気がしました。
ため息が出るほどやっぱり素敵!でした。

しかしよかったのはここまで!
報道でご存知の通り、この会場に車で来る途中、ファンがヨン様の
車に駆け寄り、将棋倒しになってケガをするという事故が起きて
しまい、この日予定されていたオープニングイベントはすべて
中止となってしまいました。
本当はテープカットや写真パネルにサインを入れたり、ヨン様の
トークタイムもあるはずだったのです。
ところが事故が起こってしまい、責任はすべて自分にあると、
謝罪会見になってしまったのです。
笑顔でこの場には立てませんと、笑顔はいっさいなし!
唇を噛みしめカメラの前に立つ姿は、痛々しいくらいでした。

ヨン様は本当にファン思いなのですね。
待っているファンに少しでも顔をみせてあげたいという気持ちは
わかりますが、それ以上にファンの気持ちのほうが高ぶって
いたのでしょう。この人の集まりかたは異様です。
いつ事故が起こっても不思議はない状況だったようです。

幸い大怪我ではないということなので、本当によかったと思います。
でもこれでヨン様はもう韓国へ帰りたくなったのではないでしょうか?
あるいは予定を早めて帰ってしまうのではないでしょうか?
いずれにしてももう日本はこりごり!なんて思わなければよいのですが。

そんな訳で、あの吸い込まれそうな素敵なヨン様スマイルが見られ
なかったのは残念でした。

写真展も見させていただきましたが、何ヶ月もかけて肉体改造した
というボディは物凄かったです。
この世のものとは思えない程の腹筋の割れ方。すごいですよ〜
専門のボディビルダーに付いて肉体を鍛え上げ、厳しい食事制限に
睡眠障害や筋肉の痙攣まで起こったそうです。
どうしてそこまでして・・・と思いますが、ヨン様はとことんやらないと
気がすまない完璧主義者なのでしょう。
ファンにつねに新しい自分を見せたい、自分自身に挑戦したいという
思いから肉体改造にチャレンジしたそうです。

写真展では未公開写真10点を含む、合計40点の写真と、撮影時に
使用した衣装や小道具などもあわせて展示されています。
ファンにはたまらないものばかり・・・
12月8日(水)まで、東京・六本木ヒルズ森タワー52階で開催中です。
ぜひ皆さんもヨン様を近くで感じてみてください!!

11月20日
紙コップ一杯のお水の幸せ!
今週は久しぶりに感激する出来事がありました。
それは火曜日のちょうどお昼時、私はJR市ヶ谷駅構内にある
お弁当、お惣菜屋さんのイートインコーナーで
一人でお昼ごはんを食べていました。
ランチタイムでしたから、お店の中はお弁当を買い求める
OLさん達でごったがえしていました。
15〜16席ほどあるイートインコーナーも、
女性ばかりでほとんど満席状態。

当然相席です。
人が入れ替わり立ち代り、大急ぎでご飯を食べて出ていきます。
私も8人くらいのお席で一人でおにぎりをぱくついていました。

その時一人の若い男性が「相席、よろしいですか?」と声をかけて
きました。もちろん私は「はい、どうぞ!」と答えました。
するとその男性はお水がほしかったのでしょう、
店員さんに「お水は、どこですか?」と聞いていました。
その店員さんも目の前にお水があるのだから、入れてあげれば
いいのに「ここにありますから、どうぞ!」とだけ言って
行ってしまいました。

その男性は自分でお水を紙コップに入れて持ってきて、
ご飯を食べ始めました。
私は私でその時は時間がなかったものですから、もくもくと食べて
いたのですが、その男性の方が食べるのが早かったようです。

するとその男性は、帰り際に私に一杯のお水をくんできてくれて
「どうぞ!」と私にくれたのです!

まぁ!なんとやさしいのでしょう!
今時珍しいでしょう!!
感謝はもちろんでしたが、まずそれよりもその男性の行為そのものに
びっくりしてしまいました。
見知らぬ女性に、一杯のお水をさりげなく勧められる・・・
普通こんな事できないでしょう・・・
それも食べながら何か会話をしたわけでもないのに・・・

確かに私はその時スープがありましたから、お水は持ってきていません
でした。それにその男性は気付いていたのでしょうね。
その後その男性は、風のように消えてしまいました。

私はボーっとしてしまって、
お礼もきちんと言えなかったかもしれません。
きっとボケ〜っとした顔でご飯を食べていたに違いないと思い
恥ずかしくなりました。

その一杯のお水の冷たくておいしかったこと!
こういう時に恋って生まれるのではありませんか???
私の従兄弟も駅までの相合傘が出会いで結婚したというし、
ハンカチを拾ってあげて恋が芽生えるなんていう話もありますよね。
ん〜しかしながら私は既婚者・・・・残念!!

この話を主人にしたら、自分には絶対に出来ない事だと言っていました。
レディーファーストの国、外国人ならいざ知らず、こんなやさしさを持つ
日本の男性はあまりいないのではありませんか?

お水一杯でこれほど温かい気持ちにさせてくれるなんて・・・
私はその日一日、ウキウキした気分でした。
ねっ!ちょっといいお話でしょう・・・

11月14日
私、迷っています!
「冬のソナタ」に首までどっぷり浸かってしまった私。
今でも「冬のソナタ」の第4話から第15話までを、
ヨン様見たさに、繰り返し、繰り返し見ております。
最近は夫も呆れ顔から迷惑顔へ。
そこで密かに隠れるようにして見続けています。

遅ればせながら「冬ソナ」にはまってしまった私には、「冬ソナ話」が
出来るお友達がいないので、仲間を増やそうと思いつき、
「晴れ晴れキャスターズ」の(山口良子)さんに強制的にビデオを
押し付け見るように薦めてみたところ、山口さんは「片足くらいは
はまった!」とのことでした。

そこで何を迷っているかというと・・・・
11月25日にいよいよヨン様の写真集が発売されるのです。
これを買おうか買うまいかと悩んでいるわけです。
土曜日朝のスポーツ紙によりますと、ヨン様の写真集はインターネットで
予約を受け付けていて、その予約のアクセスが殺到し、一時サーバーと
回線がダウンしてしまったそうです。
この写真集は1万4700円もするのですよ!
男性の写真集にこのお値段はすごいものです。

なんでも3ヶ月間トレーニングをして肉体改造したムキムキのヨン様が
見られるということで、やはり普段写真集など買ったこともない
私のようなおば様達が買うのでしょうね。
おば様パワーは侮れませんよ。お金と行動力があるおば様達を味方に
つけると世の中を動かす程のパワーとなる。
今の日本のヨン様ブームはその実証とも言えるのではないでしょうか?
ムキムキのヨン様も見たいけれど、1万4700円はやはり高いな〜と
迷っているわけです。

最近では、他のヨン様も見てみたいと「冬ソナ」以前のペ・ヨンジュンさん
出演の韓国ドラマにも手を出し始めました。
とりあえずレンタルビデオ屋さんにあった「裸足の青春」という作品を借りて
見始めたのですが、これはちょっと暗めのヨン様。
出生の秘密を背負って生きる孤独な陰のある青年を演じておりますが、
私は大口開けて笑う明るいヨン様の方が好きですね。

でも外国のドラマっておもしろいですね。
映画よりもその国の生活習慣や日常風景がわかって、日本と違うなあという
ところがたくさん発見できて楽しいですね。
韓国では両親は絶対の存在。目上の人にも尊敬の念を持つところなんて
もう日本にはあり得ない姿なのでカルチャーショックを受けました。
朝のジュースもまずお父様からなのです。
その国に住まう人の姿がよくわかるのもドラマのおもしろさですね。

さてその「冬のソナタ」ですが、日本ではまた12月20日から再放送される
ということです。しかも今度はノーカット版で・・・
なんでも韓国のドラマはCMもなしで、70分間、それも週に2話放送するのが
基本だそうで、日本の60分間というドラマ枠には入らず、
日本用に10分カットして放送していたそうなんです。
20話ありますから、なんと200分もカットされていたわけで、
私も道理で見ていて話が合わないなと思うところが結構あったのです。
それが今度はノーカットで放送されるということなので、
私も楽しみにしています。

今年の流行語大賞には間違いなく選ばれるであろう「冬ソナ」と「ヨン様」。
この勢いは年末ぎりぎりまで続きそうですよ!

 
Copyright(c)2004 Nippon Broadcasting System,Inc.All Right Reserved