1242 ニッポン放送
石川みゆきのパソコン日記
石川みゆき
 
Diary
11月 7日
お知らせでーす!!
今日はこの場をお借りしまして、少し宣伝をさせてください。
12月2日(木)午後7時から府中の森芸術劇場 ウィーンホールで
行われますクラッシックのコンサートで私、詩を朗読させていただく
ことになりました。

おなじみC.サン=サーンスの組曲「動物の謝肉祭」で
谷川 俊太郎さんの詩を朗読します。
シンフォニーをバックに詩を朗読するなんて本格的な事は
初めてなので、果たして自分に出来ることなのかとても
不安なのですが、何事にも初めてというのはあるものです!
挑戦することが大事ですから、精一杯がんばりたいと思います。
お時間のある方はぜひ見に来てください!!

演奏は「ディスカバリー シンフォニー チェンバー アンサンブル」
の皆さん。
指揮は 森 仁さんです。

森さんはずっとアメリカで指揮の勉強をされ、また活躍をされて
こられた方なのですが、昨年の秋に日本に帰国され、これから
日本に活動拠点を移して、指揮者、作・編曲者、ホルン奏者として
その活躍が期待されているアーティストです。
今回のコンサートは帰国記念のコンサートということで、
森さんをはじめ、演奏者の皆さんもとても力が入っています。

そんな訳で、私一人が失敗は許されませんから、
プレッシャーをひしひしと感じています。
最初にお話をいただいた時に、てっきり司会をということだと
思ったのです。司会の方がどれほど楽か・・・・

この他の演奏曲は
A.コープランドのバレエ組曲「アパラチアの春」
G.マーラーの「さすらう若人の歌」

バリトンの成田 博之さんのソロも入ります。
私はクラッシックの世界はよくわからないのですが、
この2曲は日本のコンサートではまず演奏されない曲とのことです。

このコンサートのメインテーマは「好奇心」だそうです。
どんなコンサートになるか、私も楽しみです。
よろしかったらぜひ聞きに来てください。

チケットは、全席自由、3000円で、ただ今府中の森芸術劇場
チケットセンターかまたはチケットぴあで発売中です。
どうぞよろしくお願いしま〜す!!

10月31日
秋ですね〜!
急に寒くなってきましたね。
今日も一日冷たい雨が降りました。
今年は秋が短く、一気に冬がやって来そうですね。
まだ寒さに体が慣れていないので、気温よりも寒く感じられ、
私はもうマフラーを登場させてしまいました。
こんな時、風邪をひいたりしますので
皆さんもどうぞお気をつけください。

さて私は今、神奈川県の松沢 成文知事とご一緒に「知事と語ろう!
神奈川ふれあいミーティング」で神奈川県内各地を回っています。
これは知事と県民の皆さんが直接語り合うタウンミーティングで、
私はその司会をさせていただいております。

もうすでに小田原、横浜、足柄上地区と回って、
今日は厚木で行われました。
今回のテーマは「神奈川らしい水源環境保全・再生のしくみづくり」
というもので、水問題が議論の課題です。

今神奈川では、大切な水を次世代に引き継いでいくために、また
水源環境を守るために、「水源環境税」という新しい税制の導入を
検討中なのです。
もしこれが実現すれば全国に先駆けての事なので、大変注目されて
います。そしてこの税制の導入にあたっては、広く県民の皆さんの
意見を聞いて、「参加型の税制」にしようと
このようなタウンミーティングを行っています。

実は毎回どんな質問か出るか(いじわるな質問、困った質問、厳しい
意見等)、本当にハラハラドキドキなのです。
番組でも何回かタウンミーティングをやりましたので、このハラハラ
ドキドキ感は経験済みなのですがやはり緊張しますね。
台本にないやりとりがタウンミーティングのおもしろさでもありますが…

ただ今回は水がテーマ。
水の大切さは皆さんもよく承知していらっしゃるので、基本的にはこの
「水源環境税」には賛成という方が多く、でもその前に他にも方法は
ないのかとか、どこに使うのか、子供達に水の大切さを教える
教育に使うべきだ・・・というような前向きなご意見が多く、
私も聞いていてとても勉強になっています。

おいしい水、安心して飲める水はもうタダではないということは誰もが
知っています。そしてその水を守るために何でも月、コーヒー一杯分
くらいの負担が必要だとのことです。ん〜もはやこのくらいは仕方のない
ことなのかなぁと思います。

神奈川県は、水の供給源と消費地がともに県内にあり、これは全国でも
珍しい事なのだそうです。だからこそこの「水源環境税」は実現できると
松沢知事は張り切っていらっしゃいます。
まだ実現には時間がかかりそうですが、この動きが全国にも広がって
いくことは間違いなさそうです。

この「ふれあいミーティング」は、あと2回あります。
11月3日(水)  17:30〜 県立福祉大学 講堂
11月11日(木) 18:30〜 川崎市中小企業・婦人会館

お近くの方、ぜひお集まりください!!

10月24日
行ってきました!第2回 千葉丼創作クッキングコンテスト
去年もこのホームページでご紹介させていただきましたが、
千葉県に名物丼を作ろうというこのコンテスト、
その第2回が10月17日(日)、幕張にある千葉県衛生短期大学の
調理実習室を舞台に行われました。

去年に引き続き、今年も私は審査員をさせていただくことになり、
またまたおいしい物をたくさんいただいてきてしまいました。
今年も激戦が繰り広げられ、どの作品もとてもおいしく審査も
難しかったです。

579の応募作品のうち、この日は一次審査を通過した16人に
よる決戦大会!
親子部門、学校給食部門、一般部門、そして今年から新たに加わった
千葉県の海産物を食材として使用した特別部門の合計4つの部門が
あり、それぞれ最優秀賞、審査員特別賞が選ばれます。

共通のテーマは「家庭や学校でこんな丼ドンドン食べたい」というもので
千葉県産の食材をいかにうまく使っているかも重要なポイントになります。
千葉県はお米はもちろん、海の物山の物とおいしい食材の宝庫です。
材料には事欠かないのですが、特に今年は2年目とあって皆さんよく
研究をされ、千葉県産の野菜を豊富に使った丼が多かったです。

約1時間の持ち時間で合計8つの丼を作るのですから、なかなか大変です。
皆さんの表情は真剣そのもの!しかし皆さん手際が良かったですね。
あっという間に出来上がりました。

レベルは昨年よりもさらに高くなっていました。
そんな中選ばれた各部門の最優秀賞です。

親子部門・・・「さんまパラダイスDON」
       (香取郡栗源町の平山さん親子の作品)
       さつまいも、人参、ブロッコリーなど千葉県産のお野菜と
       さんまの蒲焼を彩り良く盛り付けた丼。
       特にゴマ、ショウガ、大葉を混ぜ合わせたさっぱりとした
       お味のご飯がさんまの蒲焼と相性抜群でした。

学校給食部門・・・「千葉の底力丼」
         (松戸市の西村さんの作品)
         栄養士さんの部門で皆さんプロですから、
今年も力作揃い!審査に本当に困りました。
         こちらはお肉の変わりに大根のステーキがどんぶりの
         上にのっています。下ゆでしてだしで煮た大根を
         さらにフライパンで焼くという発想が斬新でした。
            
一般部門・・・「げんぼくしいたけふるさと丼」
       (JAきみつ天羽椎茸友の会の加藤さんの作品)
       原木椎茸というものを私は初めて食べました。
       つるっと柔らかくそれでいて歯ごたえのあるおいしい椎茸でした。
       椎茸ご飯の上に、椎茸、いんげん、炒り卵と彩り良く
       盛り付けた丼で、おばあちゃんが作ってくれたような
       なつかしいお味がしました。

特別部門・・・「カリカリ穴子のかくれんぼ丼」
       (富津市の小倉さんの作品)
       カリカリに焦げるくらいにしっかりと焼いた穴子が
       とてもおいしく、さっぱりとした混ぜご飯とよく合いました。

この他の丼もぜひ我が家で試してみたいものばかりでした。
そしてこの日の16作品は後日りっぱなレシピ集となります。
今から楽しみですね。
千葉の恵みと愛情たっぷりの丼、しっかり堪能させていただきました!
参加者のみなさん!本当にご苦労さまでした!

10月17日
不覚にもヨン様にはまってしまった私!
来週の「土曜ニュースアドベンチャー」は、あの「ヨン様の
仕掛け人」といわれるシネカノンの李 鳳宇社長に登場して
いただき、現在の韓流ブームや素顔のヨン様のお話などを
していただこうと思っています。
ヨン様ファンの皆様は聞き逃せませんよ!

李社長と井筒監督は、映画プロデューサーと映画監督という
枠を越え、盟友として共にこの日本の映画界に新しい風を
吹かせようとがんばっている間柄です。

また、李社長は今年の5月に公開されましたヨン様の映画
初主演作品「スキャンダル」の配給元で、映画のキャンペーン
のためにヨン様初来日を実現させたお方でもあります。
あの時の女性ファン、特に奥様層の熱狂ぶりはものすごい
ものがありましたね。

その辺のウラ事情にも迫ってみたいと思いますが・・・
そういう私は実はまだ「冬ソナ」を見たことがなかったのです。
どうもここまで盛り上がり過ぎてしまうと、今さら手を出せないと
いうか、すっかり出遅れてしまいまして・・・
ペ・ヨンジュンさんのこれほどの人気の秘密は何なのだろうと
冷めた目で見ていました。

しかし今回そのヨン様の仕掛け人にお会いするということで
「冬のソナタ」と「スキャンダル」をビデオで見ました。
 
絶対にはまるまいぞ!はまるまいぞ〜!!と、それこそ
体を斜めにして見ていたのですが・・・いつしか私は画面に
釘付け!気が付くと私の視線はヨン様のお姿ばかり追っていました。

ごめんなさい!!どんなにミーハーと笑われてもいい!
やっぱりヨン様はかっこいいです!
さすが「微笑みの貴公子」、あのすべてを包み込んでしまう
ような笑顔が本当に素敵なんです。

それにしても「冬ソナ」は全くありえないストーリーですね。
「道に迷ったらあの星を見つけて歩いてごらん」とか
雪合戦をしたり影踏みしながらデートをしたり・・・今時そんなの
ありえな〜い!!というのが多いのですが、どうやら後半へ進むに
つれ、ますますありえな〜い!というストーリーになるらしい・・・

それでもはまってしまう私は、やはりりっぱな「冬ソナ」おばちゃま
なのですね。「冬ソナ」の魅力がわかる年代なのですね。
若い人は決してはまらないですものね。
 
私が勝手に考えるに、この「冬ソナ」の魅力は、
意外性のあるストーリー展開なのですが、容易に感情移入が出来、
年齢に関係なく誰でもすぐにヒロインになりきれてしまう。
そしてそのヒロインが愛する人がヨン様なのですね。
気持ちが入っている分、ヨン様が本当にかっこよく、
素敵に見えるというわけです。
誰でもヒロインというのが人気の秘密なのではないでしょうか?

「スキャンダル」のヨン様は、まるで別人のようです。
稀代のプレイボーイ役で、女を口説きまくる。普通だったらイメージダウン
なのですが、映画のストーリーがよく出来ているのでしょうね。
最後にはとてもいい人になって、かっこよさはそのまま。
これならファンも納得という感じです。
とにかくヨン様に首までどっぷり浸かってしまった私です。

李社長には、韓国と日本の俳優さんの違いや、日本映画が元気の
ない理由などもぜひお聞きしたと思います。
来週はシネカノンの李 鳳宇社長の登場です!
ぜひ、聞いてくださいね!!

10月10日
台風22号、関東上陸!首都圏直撃!!
台風22号、大変な雨と風でしたね。
あっという間に行き過ぎてしまいましたが、
皆さんのお宅では被害はありませんでしたか?
特に今週は3連休でしたから、運動会や旅行など
楽しい計画を立てていらした方も多かったでしょうね。
中止や変更で散々でしたね。

幸い私は今日は特に予定もなかったので、
早めに自宅に戻り、雨がひどくなる前にベランダの
植木鉢などを片付け台風がやって来るのに備えました。

過去東日本に上陸した台風の中では「最大級」の規模!
・・・前日からニュースなどで散々脅されていました。
しかし案外肩透かし・・・なんてことも過去多かったのですが、
今度ばかりは言うことを聞いていてよかったです。
午後4時くらいから雨、風とも次第に強まり、
窓から外を見ているだけでも、ゴーゴーという音で怖いくらいでした。

千葉県の大多喜町では住民に避難勧告も出されたという
ことでした。大多喜町といえば私が毎年「大多喜お城まつり」の
司会をさせていただいでいるところで、今年も9月26日に行って
きたばかりです。ニュースではその「お城まつり」の会場となって
いる「大多喜小学校」に避難している住民の皆さんの様子が映り、
私も非常に心配になりました。
役場の皆さんが今頃、町を守るために必死になっていることだろう
と思います。
大きな被害が出ない事を祈るしかありません。

こういう時、やっぱり人間は自然には敵わないなと思いますね。
今年は台風の当たり年で、これで上陸は9つ目です。
平均3〜4個だといいますから、いくら当たり年とはいえ
やはりこれは異常です。
どうしても異常気象の一つかと考えてしまいます。

外の激しい雨と風を見ながら、私は今年大ヒットした映画、
「デイ・アフター・トゥモロー」を思い出しました。
あれもちょうどニューヨークが大雨、洪水に見舞われ、
それが後に吹雪となって氷に閉ざされてしまう・・・
地球温暖化がテーマの映画です。
今ちょうどDVDで発売、レンタルもされていますので
まだご覧になっていない方はぜひ見てみてください。
自然の驚異の前では人間がいかに無力であるかというのを
思い知らされます。

地球温暖化の影響により南極の氷が解け始めるというのがその始まり。
その後世界各地で台風や洪水、竜巻、雹が降るなどの異常気象が
起こり、大陸で発生した台風が襲い掛かり、北半球にある都市を氷に
閉ざし、氷河期がやってくるというストーリーです。
ニューヨークが大波に襲われるシーンなど見ごたえもありますよ

災害パニック映画なのですが、ヒーローもいなければ
地球を救う最終秘密兵器も出てきません。
自然の驚異の前では人間はただ行過ぎるのを待つだけ。
生き延びることだけ考えよというもので、とてもリアル感があります。

人間がこのまま勝手気ままに二酸化炭素を出し続ければ、この映画の
ようになってしまうかもしれない!・・・そんな怖さを感じさせる映画です。
この夏の猛暑、台風上陸9つ目、熊の出没・・・
もっともっと真剣に考えなくてはいけない問題なのかもしれませんね。

 
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