「放送文化基金賞 優秀賞受賞 サンドウィッチマンのオールナイトニッポン」

今回は、「放送文化基金賞 優秀賞受賞 サンドウィッチマンのオールナイトニッポン」について審議が行われました。

東日本大震災から10年、今年の3月11日は深夜1時から「サンドウィッチマンのオールナイトニッポン」を放送しました。
サンドウィッチマンの二人が、震災の当日に感じたこと、10年間継続して続けている「東北魂」での東北応援について。
そして、放送文化基金賞の優秀賞受賞についても審議されました。

委員からは

• パーソナリティの人柄から伝えられる情報だけでなく、番組の中身も濃かった。
  例えば震源が内陸なのか海なのか、ラジオは正しい情報を早く伝えることができるメディアであることを
  改めて番組の中でも伝えていて、良い番組だった。
• 出演された東北放送の藤沢アナウンサーが、信じられない被災状況を伝えながら、悩み、苦しんだ上で、
  だけどこの日のためにアナウンサーの仕事に就いたのではないかと思えるようになった、と話していたことがすごく印象的だった。
• 知っている人の声を聴くと安心できる、その人の声で癒してくれる、
  というのを分かりやすい言葉でリスナーに伝えてくれたサンドウィッチマンの人間性が素晴らしい。

ニッポン放送では、こうした各委員の意見を参考に、今後もより良い番組作りに努めて参ります。
次回の番組審議会は、2021年9月21日に開催予定。