「報道スペシャル 子どもたちの震災〜しゃべっていいんだ」
今回は、5月30日の月曜日午前1時30分から2時25分に放送した「ニッポン放送報道スペシャル 子どもたちの震災〜しゃべっていいんだ」について審議が行われた。
この番組は、小学生のときに東日本大震災で被災した子どもたちが成長し、その体験を自ら語る『語り部』を始めたことを追ったドキュメンタリー。 震災から5年、高校生になり、伝えることが他の人の役に立つことを知って活動する彼らへのインタビューなどを通じて、首都圏の聴取者の防災意識に訴える内容となった。
委員からは、
- インタビューに答えた『語り部』の高校生たちは非常にしっかりしていたが、素の部分をもっと引き出せれば更に良かった
- このような番組は、テレビよりも映像の無いラジオがふさわしいと思う
- 被災者に寄り添ってきた経験豊富な医師の話を取り入れたのは良かった
などの意見が出された。
ニッポン放送では、こうした各委員の意見を参考に、これからも首都圏の聴取者に災害への備えを呼び掛ける番組の制作を行っていく。
なお、次回の番組審議会は、2016年7月19日 に開催される予定。
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