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2012年2月21日(火)開催
第58回 ニッポン放送番組審議会 議事概要
場所  ニッポン放送 8階役員会議室
出席者
(委員)村上和雄委員長、澤岡 昭副委員長、大内順子委員、石井幹子委員、久石 譲委員、山本一力委員、山口 香委員
(放送局)村山創太郎社長、宮本幸一専務、森谷和郎取締役、松村吉洋取締役、檜原麻希編成局長、近藤久晴制作部長、小池 清編成部長(事務局長)
議題 1.「twitterを活用したティーン向け生放送『ミュ〜コミ+』」
今回は、「twitterを活用したティーン向け生放送『ミュ〜コミ+』」について審議が行われた。
AMラジオのメインのリスナー層は40代から60代とはいうものの、今、10代のヤングターゲットを取り込んでおかないと将来的にラジオへの接触経験のない人たちばかりになってしまう。10代のリスナー開拓のために生まれた番組「ミューコミ」では、タイトルのもとになっている「ミュージック」「コミック」に代表されるティーンのサブカルチャーがテーマとなっており、CDショップのタワーレコードと手を組み、最新チャートの紹介から音楽雑誌編集者などがコメンテーターとして出演し生の音楽情報を発信したり、コミックの編集者やマンガ家なども登場しコミックの情報も発信。このふたつのコンセプトに加え、twitterを活かしてパーソナリティ、スタッフ、リスナーの双方向のコミュニティを作り上げた番組となった。また、番組では提供スポンサーをサポーターと呼び、このサポーターシステムは、1曜日、1社という希少性、独占性も多くのクライアント企業に注目されており、媒体での広告や一方的な商品のPRではなく、商品や企業、サービスで遊んでもらうことでティーンのリスナーに受け入れられやすくするなど、番組内でのひと工夫が新たなスポンサー獲得に繋がっていることなどが説明された。
これに対して委員からは、
・新しいものを取り込むという姿勢はよいと思う
・スポンサー1曜日1社という考え方はおもしろいと思う
熱狂ゆえに、閉鎖的にならないようバランスが大切
Twitterとラジオとは相性がよいことがよくわかった
などの意見が出された。
ニッポン放送では、こうした各委員の意見を参考に、新たなラジオでのリスナーとの関わり方、ブームの仕掛けなどのヒントを得ると共に、今後のラジオビジネス、ラジオコンテンツの開発に活かしていくことを誓って、第58回ニッポン放送番組審議会を終了した。
なお次回の番組審議会は、3月19日に開催される予定。
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