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2010年2月16日(火)開催
第39回 ニッポン放送番組審議会 議事概要
場所  ニッポン放送 8階役員大会議室
出席者
(委員)村上和雄委員長、澤岡 昭副委員長、大内順子委員、米長邦雄委員、福田宏之委員、石井幹子委員、山本一力委員、山口 香委員
(放送局)磯原 裕社長、大沼 渉常務、宮本幸一常務、岩崎正幸取締役、檜原麻希デジタル事業局長、小池 清制作部長、森田耕次報道部長、松浦大介編成局長(事務局長)
議題 1.「朗読番組『藤沢周平 傑作選』」
今回は、「朗読番組『藤沢周平 傑作選』」について審議が行われた。
ニッポン放送は開局55周年記念番組のひとつとして、「藤沢周平 傑作選」を放送中である。
ナビゲーターは藤沢作品の愛読家で知られる児玉清さん。音楽監修は、マルチな才能で活躍する、ヴァイオリニストの川井郁子さん。そして、その情感深い世界を朗読という表現方法で伝えることに、ニッポン放送のアナウンサーたちが、真剣に取り組んでいる。
番組で取り上げる作品はプロデューサーとディレクターが作品を読み、放送時期の季節感も考えながら決定。作品監修者にすべての漢字のふりがなを依頼し、収録後も、監修者に読み間違いがないかどうかをチェックしてもらうなど制作者と監修者のダブルチェックで、完璧を求める。
演出面では、ラジオを聴いている人が想像力を広げ、それぞれの作品の世界に思い思いに浸れるように、藤沢作品のもつ、静かで澄みきった空気を大切にアナウンサーには、「決して声高ではなく、水のように素直な」読み方を求めることなどが、説明された。
これに対して委員からは
・大変素晴らしい番組である
・脚色をくわえず、淡々と読んでいても伝わるものはとても大きい
・原作と真正面からむきあって、しっかりと読むことの大切さを痛感した
などの意見が出された。
ニッポン放送ではこうした各委員の意見を参考に、今後も聴く喜びを味わうことのできる、日本語の上質な財産を選びぬき、リスナーのみなさんの期待にこたえる丁寧な番組作りをしていくことを誓って、第39回ニッポン放送番組審議会を終了した。
なお次回の番組審議会は、3月16日に開催される予定。
ニッポン放送番組審議会事務局 〒100-8439 東京都千代田区有楽町1-9-3 TEL03-3287-1111