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2009年5月19日(火)開催
第32回 ニッポン放送番組審議会 議事概要
場所  ニッポン放送 8階役員大会議室
出席者
(委員)村上和雄委員長、澤岡 昭副委員長、大内順子委員、米長邦雄委員、福田宏之委員、石井幹子委員、山本一力委員
(放送局)磯原裕社長、大沼 渉常務、宮本幸一常務、近衛正通常務、森谷和郎取締役、田中厳美編成局長、上村貢聖制作部長、瀬尾伊知郎スポーツ部長、松浦大介編成部長(事務局長)
議題 1.「ニッポン放送の新型インフルエンザ対応」
今回は「ニッポン放送の新型インフルエンザ対応」について審議が行われた。
審議会の冒頭、4月13日から二週間実施された「首都圏ラジオ聴取率調査」の結果が報告された。ラジオ全体がどれぐらい聞かれているかを示す数値セッツインユースは、今回の調査では、2月より0.2ポイント上がった7.3%。ニッポン放送の平均聴取率も前回を0.1ポイント上回る1.1%で、今回も第2位であったことなどが報告された。
引続き「ニッポン放送の新型インフルエンザ対応」について審議が行われた。
この4月、虚を突かれたようなかたちで、新型インフルエンザに世界が震撼させられた。3月頃からメキシコで発生し、北米、ヨーロッパ、南半球へと伝播、5月には日本でもついに感染者が確認された。その間、ニッポン放送は、ともすれば過熱になりがちなメディア状況に同調することなく、あくまで正確な情報の提供と不安を決して煽らない放送を基本に、事態に対応してきたこと。リスナーが正しい知識を身につけ、安心して日常生活を過ごせるよう、「新型インフルエンザ 防ごう!守ろう!」キャンペーンを実施していることなどが説明された。
これに対して委員からは、
・用心はすべきだが、過敏になりすぎるのは好ましくない
・感染は手からの方が多いので、手洗いの方法を丁寧に説明してほしい
・安心報道と注意喚起のさじ加減が難しい
などの意見が出された。
ニッポン放送では、こうした各委員の意見を参考に、国内外の感染状況や行政の対応などを冷静に見守りつつ、新型インフルエンザ感染の予防に少しでも役立つ放送に取り組んでいくことを誓って、第32回ニッポン放送番組審議会を終了した。
なお次回の番組審議会は、6月16日に開催される予定。
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