AMラジオ1242 ニッポン放送
 
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2002年7月16日(火)開催
第257回ニッポン放送番組審議会議事概要
場所  ホテル日航東京
出席者
(委員) 村上和雄委員長、長沼健副委員長、澤岡昭委員、米長邦雄委員、大内順子委員、福田宏之委員、石井幹子委員
(放送局) 亀渕昭信社長、小笠原常務、宮本常務、熊田忠雄編成局長、森谷和郎デジタルメディア局長、中島恒雄事業開発局長、甲田秀臣技術局長、佐藤隆彦報道部長、加藤スポーツ部長、田中厳美編成部長(事務局長)
議 題 特に設定せず、全般的な意見交換
 第257回ニッポン放送番組審議会が7月16日午後開催された。今回は、今春新たに就任した委員もいることから、委員間の相互紹介も必要であるとして特に議題を設けず、全般的な意見交換の場とした。
審議会では、まず6月に行なわれた「首都圏ラジオ聴取率調査」の結果が報告された。これついては、亀渕社長から「今回の数字は決して良い数字ではない。これを新スタートの起点として後半を頑張って行きたい」との決意表明が行なわれ、各委員も了承した。
 引き続き、審議会の副委員長で、日本サッカー協会名誉会長兼2002年FIFAワールドカップ日本組織委員会副会長でもある長沼健氏が、「ワールドカップ」終了に伴い久々の出席となったことから、ニッポン放送の「ワールドカップ」への対応などについて意見が交わされた。とくに今回の「ワールドカップ」は、主婦層やOL・学生など「女性」が強い関心を示し、「日本戦」以外の外国同士の戦いでも、テレビで大きな数字を稼ぐなど、いわば「お祭り」的な一ヶ月間だったという声が多く出された。また、日韓共催についても、今後の両国の関係に良い影響を及ぼすだろうということで意見が一致した。
 続いて「オールナイトニッポン」に話題が移り、その現状についてニッポン放送から説明が行われた。委員の間からは、とくに聴取者層への質問が相次いだが、一つのパターンが委員から紹介され、他の委員の間からも同様の例が話された。典型的な例として、高校時代によく聞いた後、大学生になって一旦番組から離れ、その後再びオールナイトニッポンに戻るというパターンが紹介された。
 さらに「ラジオ論」に話が移り、「ラジオはじっくり聞くから、じっくりファンが多い」「ラジオはイメージを膨らませるメディアだ」「ラジオドラマに出る女性のイメージも、聞いている人それぞれが全て違うイメージを持っている」「NHKとニッポン放送では、話のテンポが全く違う」「なぜ、ラジオショッピングに返品が少ないのか?」などの意見が述べられた。ニッポン放送関係者もこうした意見を参考に、今後の番組作りに邁進していくという考え方を示した。
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