3分でポン:歌舞伎ソムリエ・おくだ健太郎さんに聞く「二月大歌舞伎の“本当の”見どころ」
歌舞伎座の音声ガイドも担当されている、
歌舞伎ソムリエ・おくだ健太郎さんに、
「二月大歌舞伎の“本当の”見どころ」をうかがいました。
(1)中村勘九郎の息子二人が初舞台
中村勘九郎の息子二人が「門出二人桃太郎」で初舞台。
桃太郎が兄弟だという設定で上演しています。
歌舞伎座全体が保護者参観のような空気です。世間では一番の話題です。
(2)明智光秀の息子の切ない物語を描く「絵本太功記」
桃太郎の後に上演される2本目の演目が、
重厚なドラマ「絵本太功記」。
これは明智光秀の話で、光秀は謀反を起こしたものの政治犯扱いに。
そんな中、光秀の息子・十次郎が初陣。
かわいい婚約者もいて、祝言の盃と出陣の盃を
家族で一緒にかわす場面は涙なしでは見られません。
婚約者が振袖を使って泣くのを表現するのも、
歌舞伎ならではのみどころです。
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