ベランダ天気予報/3分でポン!/MY BOOK MY LIFE/この声、ダイスキ♥
ベランダ天気予報
今日の日比谷公園。
ベランダで育てている、新しいお友達の様子は…綺麗に3本並んでます。
3分でポン!
1月18日の「潮田玲子 LOVE & MELODY」では、アートテラー・とに~さんに 「いま見ておくべき浮世絵」を教えてもらいました。
浮世絵とは、歌舞伎役者のブロマイドであり、旅先の写真の代わりであり、蕎麦1杯の値段で買えた江戸時代の雑誌のようなものでした。
東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年は、海外からの観光客も増えるとあって、各地で浮世絵がフィーチャーされる「浮世絵YEAR」なんです。
江戸東京博物館「大浮世絵展 〜歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の共演〜」
江戸東京博物館で明日1月19日まで開催中の「大浮世絵展 〜歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の共演〜」では、喜多川歌麿、 東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳という五人の人気浮世絵師の作品が一堂に会します。
とに〜さんがオススメするマニアックな楽しみ方は、浮世絵の彫師(ほりし)と摺師(すりし)に注目して鑑賞すること。
浮世絵は木版画。名前が知られているのはいわば原画を描く絵師ですが、浮世絵を作るにはその原画を版画にする彫師、美しい色で摺り上げる摺師の存在が欠かせません。
木版画は彫ったところが紙に写らないので、線を表現しようと思ったら線一本を残して周りを彫らなければなりません。浮世絵のあの細ーい線が彫られる過程を想像すると…浮世絵のすごさがもっと実感できるかもしれません。
「大浮世絵展 〜歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の共演〜」は東京の後、福岡市美術館、愛知県美術館へ巡回予定です。
太田記念美術館「開館40周年記念 太田記念美術館所蔵 肉筆浮世絵名品展 ―歌麿・北斎・応為」
原宿の太田記念美術館で開催中の「開館40周年記念 太田記念美術館所蔵 肉筆浮世絵名品展 ―歌麿・北斎・応為」では、葛飾北斎とその娘・応為(おうい)の作品が一度に見られます。
応為は、北斎も「美人画は応為に負ける」と言ったのほどの腕前。しかし、世の中に残っている作品は10枚ほどしかありません。「吉原格子先之図」は、まるで西洋画のような表現の浮世絵。一見の価値あり、です。
《葛飾応為「吉原格子先之図」》
●アートテラー・とに~さんの最新本「東京のレトロ美術館」(エクスナレッジ/¥1,760)は2月1日発売。amazonで予約受付中です。
MY BOOK MY LIFE
今週は、森絵都『カラフル』をご紹介しました。
この声、ダイスキ♥
今回のリクエストは、スガシカオ「愛について」でした。
この声がダイスキ、そんな心に残る歌声のリクエストを、あなたからもお待ちしています