3分でポン!:上映館が少ないのが納得できない、イイ映画
映画評論家の清水節さんに「上映館が少ないのが納得できない、イイ映画」をうかがいました。
とてもいい映画なのに上映館が少ない…映画の上映館数については、ある時からものすごく多いか、ものすごく少ないかの二極化が始まりました。最近では「スパイダーマン」「ワンダーウーマン」などが500館以上で上映、ディズニー作品になると900館以上にもなります。
しかし、「この世界の片隅に」は公開当初、60館くらいでしか上映されていませんでした。
清水さんがこの秋、「いい映画なのに上映館が少ない!」と感じている作品を2つ、紹介してくれました。
おクジラさま~ふたつの正義の物語
渋谷のユーロスペースで上映されている「おクジラさま~ふたつの正義の物語」は、アメリカ在住の女性ジャーナリスト・佐々木 芽生さんの監督作品。シーシェパードのイルカ漁を追った映画『ザ・コーヴ』へのカウンター的存在。
「ドリーム」
9月29日公開の「ドリーム」の舞台は、60年代アメリカ、NASA。まだコンピューターが発達していないこの時代に、ものすごい計算をしていたのはとある黒人女性だった…。本国では「ラ・ラ・ランド」よりもヒット。人種問題を、重苦しくなく扱っています。
邦画にもイイ映画が続々!
日本映画では「三度目の殺人」「散歩する侵略者」などがオススメだそうです。
秋の映画選びの参考にしてみてくださいね。