10時のグッとストーリー:サザン桑田さんが少年時代に通ったパン屋さんの物語。
番組が取材した「聴いて思わずグッとくる、GOODな話」をお送りする10時のグッとストーリー。
今日は、サザンオールスターズの桑田佳祐さんが少年時代に通ったパン屋、「清月」の高橋ツナ子さんの物語。
JR茅ヶ崎駅南口とビーチを結ぶ「雄三通り」で60年も営業を続けている小さなパン屋さん「清月」。桑田さんが中学校へ通っていたときの通学路にあり、桑田さんも毎日のように通っていました。
10年ほど前、高橋さんが腰を痛め「開店から50年経つし、そろそろ潮時かな」と閉店を考えたことがありました。すると、そのことを人づてに聞いた桑田さんから、高橋さん宛てに手紙が届きました。
手紙には、高橋さんへのエールが便箋5枚にわたって綴られており、最後はこんな一言が。
「清月の灯を消さないように、頑張れますか?おばちゃん」
その一言に涙が出て、お店を続けていく気になったという高橋さん。「清月」には今も全国からたくさんのサザンファンが訪れます。
人気のパンは「サザン佳祐ドッグ」、ホットドッグ用のパンに、魚肉ソーセージとレタス・トマトを挟んだ、ごくシンプルな一品です。この名前はもちろん、桑田さん公認だそうです。