10時のグッとストーリー:カブトムシで子供たちに自然と触れ合う機会を作るシニア世代の物語
番組が取材した「聴いて思わずグッとくる、GOODな話」をお送りする10時のグッとストーリー。
今日は、カブトムシを通じて、子供たちに自然を愛し、街を愛してもらおうとボランティア活動を続ける新座市の「座☆ビートルズ」のリーダー、佐藤弘信さんの物語。
新座市が「カブトムシの里づくり」という事業の一環として、2009年に立ち上げた「座☆ビートルズ」にも初年度から参加。
主な活動内容は、雑木林に深さ1m、2.5m四方の枡を3つほど作り、カブトムシが育つために必要な堆肥を入れ、卵と幼虫を飼育。1枡で100匹近くの成虫が育ちます。育てたカブトムシを子供たちに配布。夏の間、家で飼育してもらい、生まれた卵や幼虫は返却してもらって、また枡の中へ…そんな循環型のシステムになっています。
カブトムシの飼育も一筋縄ではいきません。しかし、子供たちの笑顔を見ればそんな苦労もどこへやら。
「参加してくれた子供が、将来自分の子供を連れて参加してくれたら嬉しいですね」