10時のグッとストーリー:『君の名は。』の新海誠監督の才能を見抜いたミニシアター代表の物語
番組が取材した「聴いて思わずグッとくる、GOODな話」を
お送りする10時のグッとストーリー。
今週は、『君の名は。』の新海誠監督の才能を見抜いた
ミニシアター代表の物語をご紹介しました。
小田急線・下北沢駅から歩いて5分。
座席数47の小さな映画館「下北沢トリウッド」。
オーナーで、代表を務める 大槻貴宏さんは
1999年のオープン以来、短編映画や自主制作映画を中心に上映してきました。
お客さんが数人しか来場しない時もあり、経営は大赤字。
そんな時、「妻がCGアニメの上映会に行って
『面白い作品があったよ』と教えてくれた」と言います。
この作品の監督が
『君の名は。』でその名を知られる、新海誠監督でした。
さっそく連絡をとり、
2002年に新海監督の新作映画『ほしのこえ』を
トリウッドで最初に上映。
新海監督はその後も
素晴らしい作品を作り続けることとなります。
「下北沢トリウッド」では、今も若手監督の作品を応援。
今年の夏も、新たな才能を紹介する予定だそうです。