3分でポン:歌舞伎ソムリエ・おくだ健太郎さんに聞く、歌舞伎を10倍楽しむための大原則
歌舞伎座では「四月大歌舞伎」が開催中。
「この春は生で歌舞伎を見てみたい」、
そんな方もいらっしゃるでしょう。
そこで歌舞伎ソムリエ・おくだ健太郎さんに、
歌舞伎を10倍楽しむための、
たったひとつの大原則をうかがいました。
大部分は寝てたってかまわない!七三を見よう!
歌舞伎のお芝居で、
重要な登場人物はだいたい花道に登場します。
花道の70%のところ(舞台から30%のところ)は
「七三(しちさん)」と呼ばれ、
登場人物が立ち止まる定位置。
例えば、物語の中で寂しさに耐える人物が、
花道のこの場所で泣き崩れたり…
花道の演技だけ見ていれば、
芝居のあらすじがわかるといっても過言ではありません。
「歌舞伎の物語がわかるか心配…」という方は
とりあえず、花道の場面だけでいいので見てください。
乱暴な言い方をすれば、
花道だけ見ていれば、大部分は寝てしまっても大丈夫です!
<イヤホンガイドがオススメです>
おくださんは↑こうおしゃっていますが(笑)、
せっかくの観劇を思い切り楽しみたい方は、
イヤホンガイドをご利用ください。