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サンデー早起キネマ『野性の呼び声』

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番組でご紹介した作品をブログでも味わっていただく「サンデー早起キネマ」

今週は、ディズニーから届いた名作です。
傷心の男と奇跡の名犬の冒険と友情を描く

『野性の呼び声』

原作は、1903年に発表されたジャック・ロンドンの同名の冒険小説です。
100年以上も世界中で愛され、何度も映画化・アニメ化もされています。
読んだり観たりしたことがある方もいらっしゃるのでは?

セントバーナードとスコットランド牧羊犬の雑種・やんちゃなバックは、カリフォルニア州の邸宅でペットとして、幸せに暮らしていました。
しかし4歳の時にさらわれ、ゴールドラッシュに沸くカナダのユーコン準州で、そりを引く犬として高値で売り飛ばされてしまいます。
やがてバックは郵便物を運ぶそり犬として目覚ましい活躍をしますが、郵便配達が休止され、仕事を失ってしまします。
するとまたもや転売され、人間から暴力を振るわれていた時、亡き息子の意志を継いで冒険の旅をしている男ソーントンが助け出してくれました。
バックとソーントンは一緒に過ごすうちに心を通わせるようになり、ついに彼らは自分たちの本当の居場所を見つけるため地図に載っていない未開の地をめざして冒険の旅に出ることに!
やがてたどり着いた先で彼らを待ち受けていたものは…。

ソーントン役は名優ハリソン・フォード!
9年ぶりの単独主演です。
深い悲しみを持って一人旅をする姿、バックと出会い最高の友を得てからの笑顔…本当に素晴らしい俳優さんだと改めて思いました。

そしてすごいのがバックです!
最先端の視覚効果とアニメーション技術を駆使、本当に生きた犬がそこにいて演技をしているようです。
実は、バックの動きは元シルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマー テリー・ノータリーが実際に演じ、その動きにCGを当て込んでいるのです。犬としてアクションができる恐るべき身体能力です。

スケールの大きいカナダの自然の中、スクリーンから飛び出してくるように疾走するバック…4Dのような素晴らしい映像を追いかけ、ドキドキワクワクしながらバックの冒険を一緒に体験しているうちに、冒険の本を読んで胸を躍らせていた幼い頃のことを思い出しました。
過酷な運命と冒険を通して成長するバックの姿に目がしらが熱くなります。
大人も子供も、どの年代の方が見ても大きな感動に包まれることは間違いありません。
冒険小説を一冊読み終えたような満足感。
名犬バックとソーントンとの“言葉を超えた絆”を描いた感動作を是非お楽しみ下さい。

『野性の呼び声』

全国公開中

公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/yasei.html

© 2020 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION.
ALL RIGHTS RESERVED.

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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