“うれしい楽しい大好き!”と叫びたくなる作品。
スペインから届いた元気になれる感動作が『だれもが愛しいチャンピオン』。
公開された2018年、スペインの興行収入 第1位に輝きました。
ゲラゲラ笑って、途中から涙が止まらなくなりました。
主人公は、プロバスケットボールのコーチ・マルコ。
頑固で負けることが大嫌いなアラフォー男。素敵な奥さんとも別居中です。
その短気な性格が災いして問題が起き、チームを解雇されてしまいます。
その上、飲酒運転で事故を起こし、裁判所で判事から社会奉仕活動を命じられ、知的障害者たちのバスケットボールチーム“アミーゴス”を指導する羽目に。
“アミーゴス”メンバーの自由すぎる言動に、はじめは困惑するマルコでしたが、やがて、彼らの純粋さ、情熱、豊かなユーモアに触れて一念発起。全国大会に出場するまでになり、まさかの快進撃を見せるのです!
予想を裏切る奇跡のエンディングに大感動!
『だれもが愛しいチャンピオン』というタイトルの意味をしみじみと味わえます。
自業自得でどん底にいたマルコが、アミーゴスのメンバーと出会い、どんどん変わっていく様子が素晴らしいです!
人生で最も大切なことはなにか…今まで持てなかった新たな価値観を見出していくのです。
そして、観ている私たちも、“普通ってなに?常識ってなに?”と思うようになり、既成概念に囚われていた自分に気付かされます。
チームのメンバー以外は全員俳優さんですが、アミーゴスの10人は、実際に知的障害を持つ600人もの中からオーディションで選ばれました。
その時すでに台本は完成していましたが、選ばれたメンバーひとりひとりの個性に合わせて新たに当て書きされました。だからこそ、彼らはカメラの前でも自分のままで生きることができたのです。
実は先日、この素敵な物語を作ったハビエル・フェセル監督にインタビューできました。
気さくで、ソフトで、まっすぐで…とても素敵な方でした。
アミーゴスのメンバーが生き生きと撮影できた理由がわかります。
この作品の特徴であるユーモアについて、「人生を理解するための柱である」という言葉がとても印象的でした。
インタビューの模様は近いうちYouTubeにアップしますので、是非ご覧ください。
番組のブログ や ツイッター でお知らせしますね。
人間だれもが愛しくて、みんなオンリーワンの存在!
とびっきりのユーモアで綴るバスケットボールチーム“アミーゴス”のコーチとメンバーの奮闘の日々は、きっとあなたの心を熱くし、何かを変えずにはいられなくなるでしょう。
『だれもが愛しいチャンピオン』
12.27(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開!
公式HP:http://synca.jp/champions/
監督・共同脚本・編集:ハビエル・フェセル 『モルタデロとフィレモン』『ミラクル・ペティント』
脚本:ダビド・マルケス 出演:ハビエル・グティエレス『マーシュランド』『オリーブの樹は呼んでいる』
配給:シンカ 宣伝:太秦
文部科学省選定 一般劇映画 (青年、成人、家庭向き)
東京都推奨映画
後援:公益財団法人 スペシャルオリンピックス日本/日本障がい者バスケットボール連盟/(一社)日本FIDバスケットボール連盟/
一般社団法人 日本自閉症協会/公益財団法人 日本ダウン症協会/
スペイン大使館/インスティトゥト・セルバンテス東京/スペイン政府観光局
協力:アルバルク東京/ANYTIME FITNESS
2018年/スペイン/スペイン語/118分/カラー/シネスコ/ 2018年/5.1ch/原題: Campeones /英題:CHAMPIONS/日本語字幕:金関いな
© Rey de Babia AIE, Peliculas Pendelton SA, Morena Films SL, Telefónica Audiovisual Digital SLU, RTVE