9月29日(日)の放送では日本経済団体連合会名誉会長で、2025年国際博覧会 担当大使の、榊原定征さんをお迎えして「女性の働き方」についてお伺いしました。
淵澤 簡単にプロフィールをご紹介します。
1943年、横須賀生まれの愛知県美浜町育ち。
1967年、名古屋大学大学院修了後、東洋レーヨン(現在の東レ)に入社。
2002年、社長に就任。
2014年、日本経団連の第4代目会長に就任されました。
また、万博の誘致委員会会長として2025年の「大阪・関西万博」の
誘致活動に尽力されました。
現在は「2025年国際博覧会 担当大使」としてご活躍中です。
自見 令和は女性活躍の時代とも言われています。
女性のこれからの働き方について、会長はどのようにお考えですか?
榊原 私が経団連の会長の時代から、女性活躍推進というのは
最も重要な課題のひとつとして
チカラを入れて取り組んでまいりました。
具体的には女性の管理職、役員の登用を促進する形で
様々な活動を展開してきました。
そういった中で色々な調査結果があります。女性役員がいる会社と、
まったくいない会社の投下資本利益率という経済指標を比べますと、
女性役員がいる会社の方が3%ほど高い!
自見 淵澤 スゴイ!
榊原 このような調査結果があるほど、
女性活躍というのは大事なことなんです。
女性が働けば収入も増え、それは経済成長にも、
消費活動にもつながります。
また女性がフルに活用すればGDPが15%UPすることも可能です。
企業も女性が入ることで様々な視点で経営が活性化されます。
女性の役員の比率は6年前が11%でしたが現在は17%。
大変な勢いで増えています!