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障害者施設、旭川荘の末光茂理事長「可哀そうではなく、むしろ障害者が光り輝いている」

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10月7(日)放送の番組では、障害者施設を中心に事業を行う社会福祉法人、旭川荘の末光茂理事長をお迎えして、パンフレットに書かれている「生命の輝きに寄り添って」という言葉に意味についてお伺いしました。

自見:淵澤さん!
   今朝は「旭川荘」そして「川崎医大」という言葉が
   キーワードになります。どこにあるかご存知ですか?

淵澤:「旭川」と聞くと北海道。
   「川崎」と聞くと神奈川県川崎市をイメージしますが。

自見:「川崎医大」も「旭川荘」も、岡山県にあります。
   長年にわたって日本の障害者の領域を先頭で引っ張ってい
   ると言っても過言ではない岡山県の「旭川荘」。「川崎医
   大」を創られた川崎祐宣先生が創設されたんです。

淵澤:「川崎医大」というのは、
   川崎さんが創ったから「川崎医大」なんですね。

自見:末光先生にお伺いしたいのは、
   もともと外科医だった川崎祐宣先生がどうして、
   障害者の領域の施設を創られたのでしょうか?

末光:川崎祐宣先生はご一家で病院の中に住まわれていました。  
   夕方になると、人目を避けるようにお母さんが障害を持つ
   お子さんを連れて来られる。午前中一般の方と同じ時間に
   なかなか障害の方は来られない。そのような方を診ている
   中で、医者が出来る福祉があるのではないかと、思うよう
   になられ支える医療として福祉施設を計画されたわけです

自見:私たちの手元に「旭川荘」のパンフレットがあります。
   そこには「生命の輝きに寄り添って」と書かれています。
   末光先生が大変、大事にされている言葉だそうですね。

末光:一般的に障害を持っているお子さんは可哀そうだと思われ
   がちですが、実際に接すると決してそんなことはありませ
   ん。障害を持ちながら精一杯、輝きながら生きています。     
   可哀そうではなく、むしろ(障害者が)光り輝いていると
   いうことを感じます。

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