12月24日(日)の放送では、榊原郁恵さんに子供の頃のお話、お伺いしました。
淵澤 この番組では子供の頃のお話を伺います。
尾木 児童劇団に入ろうとした時に、お父様にバレて大反対されたそうですね。
榊原 姉が幼少期、児童劇団に入っていました。
お仕事はしていなかったんですが。
それが頭にずっとあって。
高校の時に応募したら、向こうから来てくださいと連絡がありました。
誰にも相談してなくて。
父に「せっかく第一志望の高校に合格したのに。
中途半端な段階で始めるのはよくない」と言われました。
淵澤 そこで諦めた?
榊原 児童劇団の夢は絶たれたんですが、
そこから私の第二章は始まりました。
ホリプロのタレントスカウトキャラバンに、
またまた内緒で応募しまして(笑)今に至ります。
尾木 凄いわね、諦めない。
榊原 ホリプロのタレントスカウトキャラバンの時は、
姉も含めて家族みんな猛反対でした。
でも父は「芽が花開くか、どうか分からないけど
伸びようとしている芽を摘む権利は親にはない、応援してあげよう」
と、言ってくれたそうなんです。
尾木 素敵なお父様ですね。
尾木 この番組では、子供の頃、影響を受けた1冊の本について伺っています。
影響を受けた1冊、教えてください。
榊原 裕太(郁恵さんのご長男)を育てている時に悩まされた絵本がありまして。
それが「やこうれっしゃ」。
上野駅から金沢駅まで、夜行列車で一家が里帰りをするお話です。
その一夜を描いているんですが、言葉が一言もないんです。
一文字もない。読む側は説明に困りました。