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俳優の京本政樹さん。芸能界入りの時に父親に言われた意外な一言とは?

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10月30日(日)の放送では俳優の京本政樹さんにご両親のお話を伺いました。

自見  京本さんは剣道をされていたんですか?

京本  柔道をやっていました。
    小学校2年生から6年生まで。
    うちの父親は段持ちで。
    道場を見つけた時に「政樹行け!」と言われて始めました。

    ところが小学校6年の時に
    森田健作さん主演のドラマ『おれは男だ!』が始まって。
    そうしたら剣道やりたくなって。
    母親に相談したら「二つを追うのはよくない」と言われたんですが、
    僕は「両方、段取ればいいんだよね」と言って、
    結局両方、段を取りました。

    剣道は柔道と違って、面など防具が必要なんですね。
    父親は、教育なんだと思うんですが、
    「新聞配達やって、いくばくか稼げ。
    そうしたら半分出してやる」と。
    僕は新聞配達をやりました。

自見  教育なんですね。

京本  ギターもやっていたんですが、
    チェリッシュの『白いギター』が大ヒットして、ギターを欲しくなって。
    誕生日に買ってもらったんですけど、開けたらクラシックギターで。
    僕としてはイメージが違うから、押し入れにしまったまま、やらなかったんです。

    そうしたら中学3年生の時、
    学校のキャンプファイヤーでギターを弾ける人が必要で、
    教室で「ギターを持ってる人」って聞かれたので、
    持っていると言えば持っているので、手を挙げたんです。

二人  (笑)

京本  僕を含めて3人ぐらい選ばれました。
    内心、どうしよう。ギター弾いたことないし。
    結局、隣で弾いた奴が上手で、
    僕は彼をマネしてバレない状態でやりました。
    その時、ギターの意味がわかって、
    すぐに曲を作り始めました。

淵沢  京本さんは器用ですよね。

京本  そこから僕の人生はすごく変わっていきます。

自見  芸能界に入った時のご両親の反応は?

京本  母親は大反対でした。
    美術の道へ行くべきだと、はっきり言われました。
    父親は、やるんだったら出世するまで帰ってくるな、と。
    レコード会社に行くことになった正月。
    父親から「俺はね。モノになるんじゃないかなと思う」と。
    そして「時代劇が合うと思う」って言われたんです。

二人  えーーー!

京本  レコード会社行くのに、何言ってるんだ?って
    その時は思いました。
    生駒山にお参りして。それが最期でした。翌年ぐらいに亡くなるので。

自見  背中を押してくれたのはお父様なんですね。

京本  今でも、見てくれているなって思います。

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