5月2日(日)の放送ではミュージシャンのダイアモンド☆ユカイさんをお迎えして「不妊治療」について伺いました。
淵澤 前回、「無精子症」の手術を受けたというお話を伺いました。
その後、2度の体外受精に失敗。
ユカイ 蓋をあけてみると、不妊治療は女性の方が大変なんですよね。
自分の場合は体外受精の中でも顕微授精じゃないと
子供を授かることができない。卵子を取り出さないといけない。
それが、人にもよるらしいんですけど、男性の比じゃない。
いい卵子を作り出さないといけないという精神的なプレッシャー、
それが大きかったようです。
男性は見守ることしかできない。それが本当に辛い。
自見 一度は諦めたそうですね。
ところが奥様からもう1回と言われたそうですね。
ユカイ 振り返ってみると不妊治療2年ぐらいだったんですけど、
当時は10年ぐらいに感じていました。
もう毎日、人生が不妊治療でした。
失敗すると、とてつもなくショックなんですよ。
お金もめちゃくちゃかかるし。
2度の失敗の後、妻とギクシャクしちゃって。
で「もうやめようと。人生不妊治療になるのはやめようと。
ふたりの人生もあるじゃないか」と。
諦めていたんですけど、妻が「もう1度、挑戦させてください」と
言い出したんです。
どうせやるなら、いろいろ調べて、北九州に行って。
自分としては旅行がてら。
妻も「出来たらうれしいけど」ぐらいの気持ちで挑戦しました。
淵澤 そこで授かるんですよね。
ユカイ そうなんですよね。
いや~びっくりしました。
自分としては0%の気持ちでしたから。
こんなことってあるんだなと。
自見 そしてお嬢様が誕生。その時のお気持ちは?
ユカイ 人生さんざんやりたい放題やってきた自分が
「親になれる喜び」ですね。