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日本のスピードスケート界の第一人者・清水宏保が明かす屋内競技であるスピードスケートでサングラスが欠かせない理由とは?

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今回のゲストは
日本のスピードスケート界の第一人者、
長野オリンピック・スピードスケート
男子500メートルの金メダリスト
清水宏保さんです!




今回は、 清水さんの『相棒』「こだわりの用具」に迫りたいと思います!
清水さんにとっての相棒は・・・?


サングラスと時計

−意外や意外にサングラス!
サングラスって結構重要で、
スピードスケートって室内競技なのに、
なんでサングラスしてるのって
まず言われること多いんですけど、
僕の場合はクリアレンズにしていたんですね!裸眼に近い!
なぜしていたかというと時速60キロで走るので
風で目から涙がボロボロ出てしまうんです!
例えば時速60キロでバイクで
走れるかと言ったら無理じゃないですか?
絶対ゴーグルするじゃないですか?その状態なんですよ!
目が開けられない!
さらにもう一つが、相手の選手から氷が飛んでくるんです!
蹴ると氷が砕けてそれが目に入ってしまう時があるんですよ!
そうすると目をパチっとつぶってしまって
コースを見失うことがあるので、サングラスをするんです!

−グラスでも良いのでは?
最近の選手がサングラスをするのは、
自分のプレッシャーとか
目の動きとかを読まれないようにとか、
あえてサングラスをすることによって
プレッシャーを少し軽減させているというのがあるようですね!
でも僕はそれはあまり気にならずに
サングラスにしちゃうと暗すぎるのが嫌だったんですね!
だから僕の場合はクリアレンズでした!

−もう一つ持ってきて頂いたのは時計。しかもアナログ。
デジタルって計算がしにくくて・・・。
というのが例えばスピードスケートの競技で、
僕のスタート時間が12時スタートです。
そのスタート12時の10分前に氷に上がって
ウォーミングアップして滑る。
さらにもっと前のウォーミングアップの段階になると、
2時間半前に会場入りして、20分走って、
5分ストレッチやって、スケートを研磨する時間が10分とか。
もう分単位でルーティンを決めていくんですよ!
そうするとこの時計は時間が合わせやすかったんです!


そんな清水さんに、金子がより突っ込んで聞いていくコーナー!
『金子の深堀り!』

-清水さんが現役の頃は、スケート靴の歴史的転換期。
その頃と比べて、変わっている?

精度は高くなってきてますよね!
合成感がより高くなったりとか!
あとは素材が変わってきたりとか!
ブレードの素材が変わってきていますね!

-清水さんの頃は?
1、2種類くらいしかなかったものが、
今はもう選択肢が多くなってたりとか!
やっぱり硬さの種類が増えたりとか!
選手によって硬いのが好きとか、
柔らかいのが好きとか、
自分の好みによって使いこなせますね!

-以前よりも北海道でウィンタースポーツをやる子供が
減ってきていると聞いたことが。
清水さんは北海道のウィンタースポーツの未来はどう見ている?

地域によりますよね!
まぁ減っていることは確かですね!
ただこの前もある地域に行ってきたときに、
やっぱり親御さんでも本当に
一生懸命やってくれる地域もありますし、
子供達もそこにかける思いの強い地域もありますし、
一概には言えないかなと!


そんな清水さんが今でも忘れられない言葉、大きなチカラになった言葉とは?
『意識の新陳代謝』

もう自分で考えたことば。
どういう意識を持っていくかとか、
意識することは常々みなさんあると思うんですけど、
持った志という中で、
汗をかいて体も循環していくように、
やっぱりそれを循環していかなければいけない。
どんどん意識を高めていかなければいけない、
という意味での新陳代謝ですね!


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