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沢村賞を受賞した経験もある日本を代表するピッチャー岩隈久志が高校時代に経験した意外な苦悩

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今回のゲストは、
近鉄、楽天、マリナーズなどでご活躍!
日本を代表するピッチャー、

岩隈久志投手です!



【岩隈久志選手のプロフィール】

岩隈投手は、1981年生まれ。東京都出身。
小学1年生から野球を始め、堀越高校卒業後、

1999年のドラフト会議で近鉄バファローズから5位指名を受けて入団。
2004
年、最多勝と最優秀投手のタイトルを獲得。

2005年から東北楽天イーグルスへ移籍。
2008年には、沢村賞や最多勝、
最優秀選手など投手関連の主要なタイトルを総なめ。

2009年の第2回WBCベースボールクラシックでは、優秀選手賞を受賞、
日本の優勝に大きく貢献しました。

2012年にメジャーリーグ、シアトル・マリナーズに移籍、
2015年には、ノーヒット・ノーランを達成されました。

2016年には、東京で、子供からアスリートまで幅広い人たちを指導する
「IWA ACADEMY」を開校。
今年、7年間過ごしたマリナーズを退団されました。

 


-子供の頃は西武ファンは?
球場に家が近かったので!
当時はみんな好きでしたね〜
秋山さん、清原さん、デストラーデが
3、4、5番とかにいて、
ピッチャーにも工藤さん、渡辺さん・・・、
めちゃくちゃ強い時期だったので!

−堀越高校に進学も野球推薦ながら辞めようとしたことが?
ありましたありました!
野球やめようとしたことが!
やっぱり練習が厳しかったですね!
学校を辞めることになっても、
もういいやと思うぐらい!
もう高校1年生の秋には思っていましたね・・・。
高校野球ってどうしてもチームワークじゃないですけど、
連帯責任が強すぎて!
技術を教わっている感じがしなかったんですよね〜!
そういう精神的に強くなるための場所なんかな〜みたいな!

−どうして辞めずに済んだ?
担任の先生が「高校は卒業しろ」と、
言ってくれたのもあって・・・。
担任の先生も野球部じゃなくても良いんだよ!
お前は背が高いんだからバレー部でもいいじゃないか!
部活を変更すれば良いじゃないか!と言われまして。
あと当時中学校の時にお世話になっていた
シニアリーグの監督にも、相談に行ったのですが、
「お前が野球を好きなら続けなさい」という風に言われて!
心底嫌いになったわけではなかったので、
野球部に残りという感じでしたね・・・!

−よくドラフトにかかりましたね!
春の全国大会に出さしてもらって、
その春の大会で帝京高校を破ったんですよ!
その帝京高校には、プロ注目の選手が何人もいて、
そこで目が止まって・・・。
そこからですね〜!!

−プロで通用すると思ったきっかけは?
1年目の秋の教育リーグに、
初めての先発で投げさせてもらえて、
球速も上がってきていて、
15イニング1失点くらいに抑えて、
3試合投げさせてもらって。
そこから抑えられるじゃないですけど、
楽しさみたいなものを感じて!
目標の設定が上がっていきましたね!
最初は3年間は2軍かなとか思っていましたが、
1年目の秋くらいから、
来年は1試合でも1軍で投げれたらなぁと思うように!


そんな岩隈選手に、金子がより突っ込んで聞いていくコーナー!
『金子の深堀り!』

-次のステージ、メジャーへの意識は?
WBCで経験してからですね〜!
やっぱり世界をというか、
メジャーはどんなものなのか、
野球ってどんなに凄いものなのか、
体で感じたいなと思いまして!
なので自分が行って勝てる自信、
抑えられる自信はなかったですよ!
挑戦してみたいと思ったんですよ!

-日本と違うメジャーへのボールへの対応は?
今思えば凄い苦労しましたよ〜!
やっぱり1年目のキャンプから前半戦の時までは、
やっぱり自分の思ったようなボールが、
中々投げられなかったですね〜!
今まで通り投げようとすると、
ボールが浮いてしまうので!
それを押さえつけるようにじゃないですけど、
力の入れ方とか、ボールを離すタイミングとか、
ちょっと変わったと思うんですよね〜!

-マウンドへの対応は?
日本のマウンドは柔らかいので、
下半身をちゃんと使って投げないと
良いボールがいかないんですよ!
メジャーのマウンドは硬いので、
ダイレクトに足にくるんで、それを受けすぎてしまうので、
体にきちゃうんですよ!それで球も浮いちゃうんで!
それをいかに受けないように投げるか、
そのアジャストはやっぱり大変ですね!
これから行く選手もそうですけど、
僕も最初アジャストするのに苦労しましたね!

-2015年にはノーヒットノーランも達成!
ノーヒットノーランをやった経験は、
子供の頃から振り返ってみて、
一度練習試合であっただけで、
高校でもプロでもノーヒットノーランはなかったので・・・。
プロに入って色々経験積んできて、
俺はノーヒットノーランはできないなと思ってました!
僕は凄い三振を取ってアウトを重ねるタイプではないので、
1球2球でアウト取れたら良いなと、
1球でアウト取れたら最高だなと思っているので!
なのでヒット、単打はオーケーと常に思っているので! 


そんな岩隈選手が今でも忘れられない言葉、大きなチカラになった言葉とは?
『平常心、無敵なり!』

僕が高校生の時に、野球部の掟みたいなのがありまして。
この野球界でやってきて、常に思っている言葉ですね。
暑くなればなるほど、中に中に、
周りが見えなくなってしまうので。
それで打たれていることもあるので。
やっぱり冷静にならなきゃいけないなと思う言葉ですね


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