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元・日ハムコーチ白井さんが「常識」を外れる「勇気」をもらった言葉

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今回のゲストは
昨シーズンまで北海道日本ハムファイターズの
内野守備走塁コーチ兼作戦担当だった

白井一幸 
さんです!


今回は、白井さんの『相棒』「こだわりの用具」に迫りたいと思います!
白井さんの相棒は『ノックバット』

「ノックバットは長さとかグリップの形とか重さとか自分にしっくりくるものが重要なんですよ。」
「例えばサードベースの上にペットボトルを置くと、10回中3回は倒せます。」
「それぐらい正確にノックを打たないと。
例えば技術が未熟な選手には簡単なゴロを打って形を覚える。
言葉はいらない。ノックだけで選手たちを指導しないといけないんです。」

−ノックバットと普通のバットの違いはなんなのか?
「ノックバットは細くて長いんです。それで遠心力の力で強い打球が楽に打てるんです。
私は他のコーチよりも長いタイプを使ってます。
現役時代よりも全然長いです。公式戦では使えません。

−ノックはだれでも打てるものなのか?
「誰でも打てます。でも正確に打てる人は少ないかもしれません。」

−ノックの練習はするのか?
「選手にはキャンプの時は万全で来いっていってるのに
初めてキャンプの時にノックの練習していたら不安になりますよね(笑)」

−ノッカーが一番難しい打球はあるのか?
「バックスピンの打球は打ちやすいんです。

 でもそんな打球は試合で飛んでこない。一番難しいのはフック回転のトップスピンが一番難しいですね。普通に打つとバットは遅れて出てくるのでスライスになりやすい。
 でも、ボールの外側を打って手首を返すように打つとフック回転のトップスピンで打つことができるんです。
 こんな打ち方は試合では使えません。ただ打ち損ねた打球を打ったときはこういう打ち方で打った打球ですから、できるだけ試合に近い打球で選手にノックを打ってあげたいですね。


そんな白井さんに金子がより深掘りして聴いていくコーナー
『金子の深堀り!』

【大谷はメジャーで10勝10ホーマーする!】
−大谷選手はメジャーでどれだけ活躍すると思う?
「少なくとも12、3勝はするんじゃないですか?ただ打つ方はなかなか打席に立てないでしょうから、10勝、10ホーマー。私はやると思いますね。

−大谷選手がグラウンドの土や、ボールの滑りなどにアジャストできるのはなぜ?
「彼はそういう言い訳をする選手じゃないんです。もし投げずらかったとしても。
逆に自分のメカニックに関してはこだわりもあると思いますし、そこが問題だと思います。」

−今年のプロ野球の順位予想は?
「やはり私もファイターズOBですし、優勝行きますよ!って言いたいですけど。
やっぱりホークスは強いです。実は一番注目しているのはロッテ!
井口監督のやり方が大好きです。
負けが混んでいるチームはとにかく猛練習だ!と練習の量ばっかり増やすチームがいるんですよ。
でも井口監督は量じゃなくて、方向性ややり方を変えています。
そのやり方は大好きですし、僕らファイターズでやってきたこともまさしくそれですね。
頑張ることは大切だけど、それ以上に大切なのは頑張り方だと思っています。」
「セ・リーグはカープが圧勝じゃないかなぁ。あとはどこが2位、3位になってもおかしくないなぁって。
あと、ベイスターズは変革が順調に進んでるなぁっていう意味では魅力ですよね。
球場の雰囲気といい、メンバーといい、監督のキャラクターといい、土地もいいですよね。」
−ファイターズの大型新人、清宮選手はどうですか?
「僕は打つ飛距離とスピードにマグレはないと思います。
 キャンプでバッティングを見ましたけど、能力としては非常に高いと思います。
 壁にはたくさんぶつかると思います。持ってる能力以上に壁にぶち当たったときに壁を乗り越える能力を持つことがプロ野球選手には求められるから、そこが彼の正念場ですね。」
−ルーキーの頃の大谷選手と比べてどうですか?
「それは比較になりません。大谷が数段上ですね。
大谷はそれだけスペシャルな選手なんです。」


そんな白井さんが今でも忘れられない言葉、大きなチカラになった言葉とは?
『常識の延長上には常識の答えしかない。』

これは元バレーボール男子日本代表監督の松平康隆さんの言葉。
白井さんが指導者になるにあたり、非常に大きな影響を与え、勇気をもらったという。
「やっぱり野球界だけだと世界が小さいです。野球をみんな一生懸命やってますけど、
 その中で競ったところでやり方に差は出ないと思うんです。
 プロ野球の中で勝った負けたじゃなくて、もっと他に世界を向けることでその中での優位性を保つとかね。」
「自分に必要かどうかを考えているんです。そういう時は外に目を向けていないと。」
「一番の原動力は負けず嫌いですかね。(笑)」


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