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競泳・元日本代表 伊藤華英がモットーにしている2つの言葉

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今回のゲストは競泳女子日本代表。
北京オリンピック、ロンドンオリンピックと2大会連続出場を果たした伊藤華英さんです。


今回は、伊藤さんの『相棒』「こだわりの用具」に迫りたいと思います。
やはり水泳選手という事で、伊藤さんの相棒は『水着』

『レーザーレーサーは私の泳ぎじゃない。』
水着は「着心地重視」という伊藤さん。
競泳選手の水着と言えば、かつて注目を浴びた「レーザーレーサー」。
この水着を着用し、次々と世界記録が生まれ、水泳界では一時、話題になった。
伊藤さんもレーザーレーサーを使用してタイムを計ったところ、
前半が通常の水着に比べて一秒近く速かったそう。
しかし、タイムが上がった事で、
伊藤さんは「私の泳ぎじゃない」と感じたという。
その理由はなんなのか?
速く泳ぐという事は体の負担も大きい。すると、後半の泳ぎも変わっていく。」
その変化に、伊藤さんはなかなか適応できず、悩んでしまったという。

『競泳用の水着は寿命が短い。』
あまり知られていませんが、レース用の水着は寿命が短い。
伊藤さんはレースで2回、使用したら、次の水着を使用しており、
伊藤さんの友人でライバルでもあった
ロンドン五輪競泳女子100m背泳ぎ銅メダリスト・寺川綾さんは、
一度着た水着は次のレースでは使用していなかったそうです。
いったい何が変わってしまうのか。
「水に入った瞬間に違和感がある。」
一度、レースで使用すると1mm~2mm程度水着が伸びてしまう。
そのたった「1mm~2mm」の差だが、伊藤さんは水に入った瞬間に「違い」を感じ、
それが集中力の妨げになってしまうといいます。
しかも、レース用の水着は一着、3万円~4万円!
これを聞いた金子は「1、2回しか使わないのに?!」と驚愕!


そんな道具へのこだわりを語った伊藤さんの大きなチカラになった言葉。
今回は2つ、伺った。

「国に何をしてもらうかじゃなくて、
国に対して何ができるか自分で考えろ」

第35代アメリカ合衆国の大統領、ジョン・F・ケネディ氏の名言として語られているこの言葉。
伊藤さんは、最近この言葉を耳にしたそうで、
「何かをしてもらおう」と待っていると、それが満たされない時に、不満に思ってしまう。
でも「自分は何ができるのか」という考えになった時、
「自分に何が足りないのか」がはっきり見えてくる。

「connecting the dots(コネクティング・ザ・ドッツ)」
Apple創業者のスティーブ・ジョブズ氏の名言で知られるこの言葉。
人生の中でいつでも一生懸命やってきた「点」は、後で振り返ると、全て「線」でつながっている。
だから意味のない事なんてものは何もない。
この二つの言葉をモットーにしている、と語った。


現在、
「東京オリンピック・パラリンピック組織委員会・
広報局エンゲージメント&PRプランニングチーム担当係長」を務めている伊藤さん。

伊藤華英のこれからの「夢」は?
「今のところ、東京オリンピック・パラリンピックの価値を高めたいっていうのがあります。
 将来的には大学の先生になったりとか、海外のスポーツマネジメントにも興味があります。
 世界がどれだけスポーツに関心があるのかっていうのを日本に伝えたいですね。」

次回のゲストは、前・東京ヤクルトスワローズ監督の真中満さんです。
お楽しみに!

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