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熱中しすぎている高山樹里さんに日体大の先生がかけた言葉とは?

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今回のゲストは、
ソフトボールの元日本代表で、
アトランタ、シドニー、アテネと
3大会連続でオリンピックに出場された
高山樹里さんです。




今回は、高山さんの『相棒』「こだわりの用具」に迫りたいと思います!
たくさんの用具を持って来てくれました。

−まずはスパイクですが、足の甲のところにガードが付いていますね?
これは、オリンピックで使っていたやつですね。
投げる時に甲のところも擦るので、紐が切れちゃうんです。
試合中に切れると困るので付けてもらいました。
素材は皮ですね。


−どのくらいの期間もつんですか?
これはナショナルチームでしか使っていなかったので、
1年に一足でまかなえましたけど、
実業団では、2〜3足は使っていました。
全部なじませて行って同じような状態にしていましたね。

−続いてグローブですね?シドニー五輪当時のですね?
背番号18と名前が入っています。



−こだわりは?
キャッチするところが網になってるところですね。
普通ピッチャーって網にしないんですが、
自分がやりたいことをやると!
あと、手を入れるところがとにかく狭いです。
私のサイズできっちりフィットするようになっています。
手を振るので、抜けないようにキツイくらいじゃないとダメなんです。

−手を入れるところに「自分らしく」という言葉が入っていますね?
その言葉が好きなんです。

−そしてシドニー五輪の時のボールですね?
この後の大会から黄色になので、最後の白いボールですね。
黄色いボールは、縫い目が高くて、皮は固くて滑る感じだったので、
ボールがすっぽ抜けたり、爪が折れたりして私は大変でしたね。

−高山さんといえばライズボール、握り方を教えてもらえますか?
要はわしづかみですね。手のひらにはスペースを空けてます。
それで、人差し指で回転をかけていきます。
人差し指ではじき出す感じ、ドアノブを回す感じですね。

−もう一つの持ち球、チェンジアップは?
この人差し指でひっかけていたのを外すだけですね。
私は球種が少ないので握り方を一緒にして、
投げる瞬間だけ人差し指を外してバレないようにしてます。

−なぜ、球種を増やさなかったんですか?
投げれないだけです(笑)
でも、ライズボールを極めたかったんです。
ライズボールだけで世界を渡り歩くってかっこよくないですか?
ライズボールがパーフェクトに投げれればいいわけです。
こだわってました。

★★高山樹里さんの伝家の宝刀
 「チェンジアップ」を披露していただきました!★★

https://www.youtube.com/watch?v=Lec_n_U2WWY

−リクエスト曲は?
平井堅さんの「思いがかさなるその前に…です。
アテネオリンピックの時にずっと聞いてました。
まだ発売されてなかったんですけど、
平井堅さんが好きだと言ってたら、
発売前にマネージャーさんが送ってくれて。
大興奮です。めちゃくちゃ嬉しかったですね!


そんな高山さんに、金子がより突っ込んで聞いていくコーナー!
『金子の深堀り!』

-黄色い大きなボールも持ってきてくれましたがこれは?
車椅子ソフトボールのボールです。いま夢中なんです。
車いすに乗る障害者と健常者が一緒にやれるのと、
年齢層も関係なくやれるので、すごく面白いですね。

-ルールは?
野球やソフトボールとほとんど変わらないですが、
10人でプレーするんですよ。
内野と外野どこを守ってもいい選手が一人います。
デッドボールや盗塁は無し、パスボールもなしですね。

-フライを捕るのって車椅子を扱いながら難しくないですか
みなさん、車椅子をコントロールして、サッと捕るんです。
それを見て、みなさんスゴイなって!

-参加したり見たりするにはどうすれば?
北から南まで全国に20チームくらいあります。
私が顧問の「東海UNITED DRAGONS」もあります。

国内でもっと認知してもらいないなって思いますので、
是非体験してほしいですね。



そんな高山さんが今でも忘れられない言葉、大きなチカラになった言葉とは?
『不真面目な優等生』

謎ですよね。
やる時やればいいんじゃないかなってことなんです。
日体大の時の先生の言葉で、
「不真面目な優等生になればいいんだ」と。
私が、ソフトボールに熱中しすぎてしまっていたからだと思いますが、
少し肩の力を抜けということだと思います。
いい言葉だなって。ずっとそうなりたいなと思い続けてます。
なってるのかな?(笑)


 

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