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野村弘樹さんが野球だけでなく、全てにおいて大事にしている言葉とは?

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今回のゲストは高校時代に甲子園で春夏連覇、
プロ入り後は、横浜ベイスターズでご活躍、
そして、ニッポン放送ショウアップナイター解説者としてもお馴染み
野村弘樹さんです!!



今回は、 野村さんの『相棒』「こだわりの用具」に迫りたいと思います!
野村さんにとっての相棒は・・・?


−持ってきて頂いたのは、グラブ
2002年ほとんど投げていないのできれいです!
唯一残っているのがこの最後のグローブですね。
オイルも塗って保存してますから。

−どんなリクエストを出して作ってもらったんですか?
投げる時にグラブを持ってる手をグッと握るので、
リリースの瞬間にしっかりグーにするので、
土手の部分が横に閉じやすくなっていますね!
大きさは普通ですが軽さですね!

−軽くないとダメなんですか?
持ってる右手が疲れちゃうんですよ!
投げる時にグッと引いてくるので、
自由に動くように軽くしてあります!


−革の質とかにこだわりは?
ベイスターズはブルーでしょ。
アンダーシャツもブルーで、
統一色にしたほうがクセがバレにくいので同じ色にしました。
際立たないじゃないですか。
でも、結局、夏は半袖だし、関係ないのかも知れませんけどね。

−半袖だと、腕の腱の動きで球種が分かるとかありますか?
あるんですよ!手のちょっとした角度で分かるとか。
引退した後にバッターの人から
「全部分かとったんや〜」とか言われましたよ。

−どのくらいの期間使うんですか?
毎年リセットしてましたね。1年1個。
2つ3ついただくんですけど、
その中から選んで基本的には1年にひとつ。
1年でグローブもかなりヘタってくるので。
グッと握って絞れてくるので、
ヘニャヘニャになってきますね。


そんな野村さんに、金子がより突っ込んで聞いていくコーナー!
『金子の深堀り!』

-嫌だったバッターは?
全員です!松井秀喜の初猛打賞は僕なんですよ。
あと、カープの前田。僅差の終盤で前田が入ると嫌でしたね。
集中している時の前田は、隙がまったくない。
逆に分かりやすいバッターでもあるかも知れないです。
4〜5点ベイスターズがリードしていて、
8回位に打席に入ったときは、
外に投げればセカンドゴロを打ってくれるんです。

-以前、谷繁さんもスゴかったのはイチローさんと前田さんだとおっしゃていました。
イチロー選手との対戦はオープン戦だけなのでなんとも言えないですけど、
まともに勝負しても勝てないと思ったので、
カーブ投げたらポコンとセンターフライを打ってくれましたね。
まあ、彼も調整ですからね。

-野村さんが現役時代のカープはBクラスが常連でしたよね?
広島出身の野村さんから見て、なぜ近年こんなに強くなったんでしょうか?
育成がしっかりしているのと、5年、10年単位でやってますし。
アカデミーもそうですよね。
基本的にFAに頼らない、むしろ抜かれてマイナスが大きい。
ドラフトと育成、練習じゃないですかね。
キャンプを取材させて頂いてもよくなってるなぁって思いますよ。

-キャンプで地獄のような追い込みって意味があるんですか?
あると思いますよ!
どんどん合理的に、科学的になってきましたけど、
僕らのときは無駄ばっかりでしたけどね。
年に一回あるかないかのプレーを何時間も練習したりね。
でも、効率よく行くことばかりがいいかというとそうではない。
無駄なことと効率の良さを上手く組み合わせてやることが大事かなと。


そんな野村さんが今でも忘れられない言葉、大きなチカラになった言葉とは?
『 感謝 』

この言葉はよく使わせてもらっていますし、
サインの色紙にも入れさせてもらっています。
野球だけでなく全てのことに感謝をするようにしていますね。
肘が壊れた時も、結局、自分の怠慢だと思ってるんです。
もっとトレーニングや練習後のケアをしっかりしていたりすれば、
故障していなかったと思っているんです。
どこかで自分自身が傲慢だったり、偉そうにしていた部分があるんだと思います。
そこに野球の神様から罰をもらったんだと思います。
常に感謝の気持ちを持っていればもっとちゃんとできたんだと思います。
誰かのせいでもなく、自分自身の問題ですね。


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