「文化庁芸術祭受賞作品 ニッポン放送報道スペシャル『My Dream』」
今回は、「文化庁芸術祭受賞作品 ニッポン放送報道スペシャル『My Dream』」について審議が行われました。
この番組は、視覚障害をもつ大学生の小椋汐里(おぐら・しおり)さんが、自身の将来を夢見て、
就職に向けて積極的に活動する姿を追ったもので、視覚障害者が社会の中でどのように道を開き、生きているかを伝えています。
番組は去年、日本民間放送連盟賞のラジオグランプリに続き、文化庁芸術祭大賞を受賞しました。
委員からは
- 障害を乗り越えて全面的に生きようとする小椋汐里さんの強い意欲に感動を覚えた。
- 主人公の現在だけでなく、その先を知りたくなる内容になっている。
- 小説は歴史の隙間を想像力で埋めるが、ドキュメンタリーは「足」を使って埋めていくもの。丁寧な取材ができている。
- 障害者をきちんと受け入れる社会になっているかを問いかけた番組。
- 日本中の頑張っている人に焦点を当て、世の中に伝えていくのがメディアの役割。
今後もアンテナを広げて番組制作をしてほしい。
などの意見が出されました。
ニッポン放送では、こうした各委員の意見を参考に、今後もより良い番組制作に努めて参ります。
次回の番組審議会は、2019年3月19日に開催予定。
|