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2011年02月15日(火)開催
第49回 ニッポン放送番組審議会 議事概要
場所  ニッポン放送 8階役員会議室
出席者
(委員)澤岡 昭副委員長、大内順子委員、米長邦雄委員、福田宏之委員、石井幹子委員、久石 譲委員、山本一力委員、山口 香委員
(放送局)村山創太郎社長、宮本幸一専務、森谷和郎取締役、松浦大介編成局長、檜原麻希デジタル事業局長、小池 清制作部長、瀬尾伊知郎編成部長(事務局長)
議題 1.「ラジオの新しい聴取環境を拓く『radiko』」
今回は、「ラジオの新しい聴取環境を拓く『radiko』」について審議が行われた。
審議会の冒頭、まず昨年12月15日から一週間実施された「首都圏ラジオ聴取率調査」の結果が報告された。今回の調査では、ラジオ全体がどれぐらい聞かれているかを示す数値セッツインユースは、10月より0.4ポイント下がった、6.5%。ニッポン放送の平均聴取率は0.1ポイント下がった0.7%であったことなどが報告された。引き続き、「ラジオの新しい聴取環境を拓く『radiko』」について審議が行われた。
インターネットで地上波ラジオ放送を聴取できるradikoのサービスは、「放送との同時配信」「受信可能エリアに準ずるエリア」「無料の簡単聴取」「クリアな音質」で、関東地域では1都6県に配信されており、生活のごく身近にあるパソコン・スマートフォンにラジオ機能を内蔵したことで、ラジオ聴取に新しいスタイルが拡大すること、また特に若い人が新しいディバイスを介してラジオに初めて接触し、ラジオの魅力を発見するきっかけになることを強く期待しながらも、まずは認知率・知名度を少しでも高めることが大きな課題であることなどが説明された。これに対して委員からは、
・画期的な世の中になって大変いい感じがする。
・ラジオから離れた人が戻ってくるいいチャンス
・高音質に感激した。普及することは間違いないのでは
・自分たちが作ったものに対する著作権という意識付けは必要
・王道と挑戦を常に2つ持ち続けなければならない
などの意見が出された。
ニッポン放送では、こうした各委員の意見を参考に、番組内容を充実させ、ニッポン放送らしさを発揮することで、各局が切磋琢磨し、ラジオ業界全体のスケールアップをしていくことを誓って第49回ニッポン放送番組審議会を終了した。
なお次回の番組審議会は、3月15日に開催される予定。
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